ミサイル警報の誤発動はシステムのUIデザインが原因か

by DVIDSHUB

2018年1月13日、ハワイに向けて弾道ミサイルが発射されたという緊急警報が配信されました。この警報は誤りで、約38分後には訂正情報が配信されましたが、一時的にハワイ全土でパニックが起きました。誤って警報が発された原因は「職員交代時に間違ったボタンを押したから」と報じられていますが、警報のUIを見ると、間違ってしまうのもしょうがないと納得のものでした。

ホノルルに拠点を置くニュース組織・Honolulu Civil Beatが報じた、13日のミサイル警報。メッセージの最後には「This is not a drill.(これは訓練ではない)」と入っていますが……


実際には訓練でもなんでもない、単なる間違いでした。


その原因がこれなのではないかとHonolulu Civil Beatが指摘したのが、警報システムのUIです。本来は、上から7行目にある訓練用警報「DRILL - PACOM (CDW) - STATE ONLY」をクリックすべきだったどころ、訓練ではない本当の警報である5行目の「PACOM (CDW) - STATE ONLY」をクリックしてしまったものとみられます。


Hawaii Emergency Management Agencyに関しては、パスワードを付箋紙に書いてモニターに貼っているのではないかとも指摘が出ています。


頑張ればパスワードが読み取れてしまうこの写真は、2017年7月21日にAP通信のJennifer Sinco Kelleherさんが撮影した写真のうちの1枚。UIだけではなく、組織の体質改善も必要であるような気がします。

Hawaii-North Korea | Buy Photos | AP Images | DetailView
http://www.apimages.com/metadata/Index/Hawaii-North-Korea/56ab0d525e3640a9b8d7bd4f9d2e84cf/15/0

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