「お店でしか食べたことがない」完成度になる「きわだちシチュー」&「きわだちカレー」を作ってみました
ホールスパイス焙煎&加熱温度を抑えてスパイスの風味を可能な限りいかした濃縮ペーストルウ「きわだちカレー」は2017年2月にハウス食品から登場しました。この「きわだちカレー」のシリーズに、2017年8月14日(月)からは「きわだちカレー」<果実感がきわだつマイルドタイプ>が登場しているほか、「きわだちシチュー」<乳製品のコクがきわだつクリーム><赤ワインの香りがきわだつビーフ>の2種類も提供開始しています。3製品をゲットしたので、さっそく試食してみました。
ハウス「きわだちカレー」<果実感がきわだつマイルドタイプ>8月14日から全国で発売 | ニュースリリース | 会社情報 | ハウス食品
http://housefoods.jp/company/news/news1001001523.html
ハウス「きわだちシチュー」<乳製品のコクがきわだつクリーム><赤ワインの香りがきわだつビーフ>8月14日から全国で発売 | ニュースリリース | 会社情報 | ハウス食品
http://housefoods.jp/company/news/news1001001518.html
これが新登場したペーストルウ3種類。左から「きわだちカレー」<果実感がきわだつマイルドタイプ>、「きわだちシチュー」<赤ワインの香りがきわだつビーフ>、「きわだちシチュー」<乳製品のコクがきわだつクリーム>です。
まずは「きわだちカレー」<果実感がきわだつマイルドタイプ>から作っていきます。
パッケージ裏面の原材料名を見てみたところ、砂糖・チャツネが前の方にあり、牛脂豚脂混合油や焙煎スパイスオイル、カレーパウダーのほか、みそ、トマトペースト、ローストココナッツペースト、ローストオニオンパウダー、チキンブイヨン、ガーリックパウダーなど、さまざまな食材の名前が並びます。なお、カロリーは1皿あたり126kcalです。
パッケージを開けてみると、ふわっとクミンなどのスパイスの香りが広がります。ペーストはこんな感じで、油が含まれているためかパッケージ内側にくっつくことなく、ツルンと外に出すことができました。
パッケージ裏面に記載されている「きわだちカレー」<果実感がきわだつマイルドタイプ>の材料は肉・たまねぎ・水など至ってシンプル。
まずは材料を一口大にカットし……
材料を大さじ1のサラダ油でよく炒めます。
きわだちカレーのパッケージは自立式なので、開封した状態でも作業台を汚すことがないという点はなにげに便利です。
具材にしっかり火が通ったら水500mlの水を加えて一煮立ちさせます。
アクをとって……
弱火~中火で15分ほど加熱。
時間になったら一度火をとめ、ルウを入れてよくかき混ぜます。
さらに5分ほど弱火で加熱したら……
完成。
食べてみたところ、原材料名の順序から何となく分かっていたのですが、一口目に感じるのはまず「甘さ」。しかし、2017年2月に登場した濃縮ペーストルウ「きわだちカレー」の中辛とはまた違う、トマトやチャツネなどの果物っぽい甘さが際だっていました。後味としてスパイスの存在を感じますが、単純な辛さとしてのスパイスではなく、クミンやコリアンダーなどの複雑な風味が口の中に広がります。「汗をかきながらカレーを食べたい!」という人には物足らない辛さかもしれませんが、辛さが抑えられているぶん、より素材の味がしっかり感じられるスパイスカレーに仕上がっていました。
この要領で新たに登場したシチュー2種も作っていきます。
「きわだちシチュー」<赤ワインの香りがきわだつビーフ>のパッケージはこんな感じ。
原材料名を見てみたところ、牛脂豚脂混合油、小麦粉などのほか、ビーフエキス、赤ワイン、デミグラスソース、ブーケガルニシーズニングオイルなど、洋風の材料が並んでいます。カロリーは1皿あたり138kcal。
そしてこっちが「きわだちシチュー」<乳製品のコクがきわだつクリーム>
小麦粉&バターから作られたホワイトルウや、還元水あめ、チーズ加工品、白ワイン、クリームチーズパウダー、ナチュラルチーズなど。チーズ関連の名称が原材料名に多く並んでいました。カロリーは1皿あたり107kcalです。
まずはそれぞれの素材を大さじ1のサラダ油で炒めます。
<乳製品のコクがきわだつクリーム>は鶏肉・たまねぎ・にんじん・じゃがいもを全て一緒に炒めますが……
<赤ワインの香りがきわだつビーフ>は牛肉・たまねぎ・にんじんだけを先に炒めて、じゃがいもは後で投入する用に取っておきます。
食材にしっかり火が通ったら、<赤ワインの香りがきわだつビーフ>のフライパンに水700ml、<乳製品のコクがきわだつクリーム>の鍋には水450mlを入れ、いったん沸騰させてアクを取ります。
中火~弱火に落として、<赤ワインの香りがきわだつビーフ>は30分、<乳製品のコクがきわだつクリーム>は15分ほど煮込んでいきます。
先に<乳製品のコクがきわだつクリーム>の煮込みが終わるので、ルウを鍋に投入し、5分ほど弱火にかけます。<乳製品のコクがきわだつクリーム>のルウはみそっぽい見た目です。
さらに牛乳200mlを入れて5分加熱すると……
クリームシチューの完成。
「スパイスの風味を損なわないために熱によるダメージを減らすという理屈はわかるが、同じ製法でシチューのルウを作ると何が変わるのだろうか?」と考えていたのですが、食べてみたところ、一言で言うなら「風味がゆたか」。かなり濃厚で、ナチュラルチーズの旨みがダイレクトに感じられます。また、ワインのような香りもあり、クリームシチューは子どもに好かれる定番メニューですが、どちらかというと大人向けの仕上がりです。
一方、<赤ワインの香りがきわだつビーフ>は30分たったところでじゃがいもを投入し、さらに15分加熱を続けます。
15分後、火を止め、ルーを投入し……
弱火で5分加熱。
これで完成。クリームシチューは煮込み時間が15分+5分+5分の25分だったのですが、これは30分+15分+5分で50分と、やや時間がかかっています。
しかし、時間をかけただけあって、試食した編集部員からは「これはむちゃくちゃうまい」「お気に入りの洋食屋さんのビーフストロガノフの味がする。この味はお店でしか食べたことがない」「ごはんと一緒にたべるのがもったいない。ひらすらこれだけで食べたい」と絶賛されていました。牛肉のうまみがシチューに凝縮されていて、デミグラスソースや赤ワインが複雑&濃厚な味わいを生み出しており、確かにこれまで食べてきたおうちのビーフシチューと一線を画す風味です。
なお、「きわだちカレー」「きわだちシチュー」はいずれも1パックで4皿分で、オープン価格。2017年8月14日(月)からの販売となっています。
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