ホールスパイス焙煎&加熱温度を抑えてスパイスの風味を可能な限りいかした濃縮ペーストルウ「きわだちカレー」試食レビュー
ホールスパイスを油で焙煎する独自の技術によってスパイス本来の華やかな香りを抽出し、製造時の加熱温度と加熱時間を可能な限り低く抑えることで素材が持つ豊かな風味を残したという、ハウスの濃縮ペーストルウが「きわだちカレー」です。2017年2月20日から全国で提供開始されるとのことですが、一足先にゲットできたので、実際に中辛・辛口の2種類を作ってみました。
ハウス「きわだちカレー」 <コクがきわだつ中辛><スパイスがきわだつ辛口>2月20日から全国で発売 | ニュースリリース | 会社情報 | ハウス食品
http://housefoods.jp/company/news/news1001001308.html
これがきわだちカレー。辛口と中辛の2種類があります。
ご飯や具材を含まない一皿あたりのカロリーは中辛が145kcalで……
辛口が123kcal。
開封してみたところ、粘りのあるペーストが入っていました。
標準の材料は玉ネギ1と2分の1個、肉250gと、きわだちカレーのペーストルウのみ。ここに、好みに応じてニンジンなどを加えます。
ということで、さっそく作っていきます。まずはサラダ油で一口大に切った具材をよく炒めます。
水500mlを加え……
沸騰したらあくを取ります。
その後、具材が柔らかくなるまで弱火~中火で15分ほど煮込みます。
15分後、いったん火を止めてルーを入れ、よく溶かします。
再び火にかけ一煮立ちさせた後、弱火で時々かき混ぜながら約5分煮込みます。
完成したのがコレ。
まずはご飯抜き、ルーのみを食べてみたところ、一口目に感じるのは「甘さ」。「中辛というよりも甘口では……?」と思ってしまいそうでしたが、後からスパイスの香りや辛さが押し寄せてきて、後味として残ります。
カレーのルウの中には「どちらかというとカレーというよりシチュー寄り」というものも存在しますが、きわだちカレーはスタンダードな味ではあるもののキリッとスパイスが効いているので、肉と玉ネギというシンプルな具材でも味に深みがありました。
また、同様にして辛口のきわだちカレーも作ってみました。
辛口は一口目からクミンやコリアンダーなどのスパイスの風味が強め。といっても唐辛子のようなピリッとした辛さはそこまで強くなく、スパイスの「香り」がよく感じられました。
中辛よりも濃厚なので、ご飯との相性もよく、「辛いけれどスプーンが止まらない」という状態に。
辛口と中辛の差は一体何なのか……?ということで原材料名を見てみたところ、中辛の原材料名は一番前に「果糖」がきていました。また、チャツネ、バターミルクパウダー、みそ、ローストオニオンペースト、りんご濃縮果汁、黒糖なども確認できます。
そして辛口の原材料名にはデキストリン、でんぷんに続いて焙煎スパイスオイル、その後に砂糖が来ており、黒糖やりんご濃縮果汁は使われていません。トマトペーストやチャツネで甘さや酸味が出されつつも、スパイスが強いことがわかります。
中辛と辛口の見た目を比較してみるとこんな感じで、辛口の方がやや色が濃いです。複数の編集部員に食べてもらったところ、「スパイスがしっかりと感じられる」と辛口の方が断然人気でした。
なお、きわだちカレーは一袋で4皿分のカレーが作れ、価格はオープンとなっています。
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