ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの映画「アバター」アトラクションで使われているアニマトロニクスがすごい
フロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに2017年5月、全世界興行収入No.1記録を打ち立てた映画「アバター」をテーマにした新エリア「Pandora – The World of Avatar」がオープンしました。映画の舞台である惑星パンドラを旅しているかのような気分の味わえる内容となっていますが、その中にいるパンドラの先住民・ナヴィに用いられているアニマトロニクスは新たなステージに至っているようです。
「Pandora - The World of Avatar」がどのようなエリアなのか、どのように作られたのかはYouTubeのDisney Parks公式チャンネルで映像が公開されています。
The Making of Pandora - The World of Avatar | Disney's Animal Kingdom - YouTube
映像には「アバター」のジェームズ・キャメロン監督も登場
建設の様子を監督やプロデューサーのジョン・ランドー氏らがチェックしています。
中国への取材の様子
空中に浮かんでいるかのような岩には、両側から支えるための鉄骨ががっちりと組み込まれています。
再現されたパンドラをチェックしているキャメロン監督(右)
ボートに乗って夜のパンドラを行く「ナヴィ・リバー・ジャーニー」というアトラクションもあります。
ナヴィ・リバー・ジャーニーには、パンドラの先住民であるナヴィのシャーマンが登場します。映画では特殊メイクとCGが用いられていましたが、ナヴィ・リバー・ジャーニーのナヴィはディズニーが誇る最新のアニマトロニクス技術が用いられています。
その技術の裏側が、Tech Crunchのイベント「Sessions: Roboticsの中で明かされました。
DISNEY’S NEW ANIMATRONICS - YouTube
映画「ターミネーター」に出てきそうなロボットの顔。目はきょろきょろと動き、口も本当にしゃべっているかのように動きます。
歯も本物のように並んでいます。
頭蓋骨のようなフレームの後方には基板類がいくつも見えています。
この状態ではややメカメカしさを感じますが……
肉付けなどをするととても自然に、映画に登場したナヴィそのものになります。しゃべるとどのようになるのかは以下の映像で確認できます。
First Look at The Na’vi River Journey Shaman | Disney's Animal Kingdom - YouTube
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in ハードウェア, 動画, Posted by logc_nt
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