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「ハリー・ポッターに関する知られざる数字」などハリポタ20周年を記念して発表されたお祝いムービー&画像まとめ


「ハリー・ポッター」シリーズの1作目である「ハリー・ポッターと賢者の石」の出版20周年を記念して、BBCニュースが「ハリー・ポッターに関する知られざる数字」をムービーとして公開しています。また、Google Earthからは映画の撮影現場やローリングゆかりの地などを回れるガイドツアー、出版社は「ファンから寄せられた『作品の中で最も記憶に残っている瞬間20』」を公開するなど、さまざまなところでお祝いコンテンツが発表されているので、まとめてみました。

What you might not know about Harry - BBC News
http://www.bbc.com/news/av/entertainment-arts-40410530/what-you-might-not-know-about-harry

ハリー・ポッターと賢者の石が1997年6月26日に発表されてから、2017年7月26日でまる20年がたちました。


20年間に生まれた「ハリー・ポッターに関する数字」としてまず登場したのは「500」


これは「ハリー・ポッターと賢者の石」の初版の数。わずか500部しか出版されなかったものの、あっという間にベストセラーになります。


また、シリーズは73言語に翻訳されました。


出版される国によって各寮の名前が異なり、例えばイタリア語では「GRIFONDORO」、ヒンドゥー語では「GARUDDWAAR」というようになんとなく雰囲気がわかるものもあれば、チェコ語の「NEVELVIR」ように、ぱっと見は全くわからないものもあります。


ヴォルデモート卿の「Voldemort」という名前は「flight of death(死の飛翔)」を意味するフランス語から来ているとのこと。また、日本ではヴォルデモートと表記されていますが、最後の「t」は発音しません。


作者のJ.Kローリングは世界で初めての「億万長者の作家」に。


出版社が本名である「Joanne Rowling」ではなく「J.K」という略称を使うようすすめたのは……


その方が男性読者にもアピールできると考えたためだそうです。


「160」という数字は映画で主演したダニエル・ラドクリフが使ったメガネの数。


また、作中でハリーは自分の杖を一度折ってしまいますが、撮影ではドラムスティックのように杖を使うため、数多くの杖を壊したとのこと。


アズカバンの囚人を監督したアルフォンソ・キュアロン氏に主演の3人が「自分が演じるキャラクターについてエッセイを書いてきて」と指示したところ……


エマ・ワトソンは10ページのエッセイを


ダニエル・ラドクリフは1ページ


ルパート・グリントはエッセイを提出しなかった、というエピソードが残されています。


Googleも20周年を記念し、Google Earth上でハリー・ポッターのガイドツアーを公開しています。

Harry Potter casts his spell on Google Earth
https://www.blog.google/products/earth/harry-potter-casts-his-spell-google-earth/

ガイドツアーは以下のページにアクセスし、「探索を始める」をクリックすると全部で12カ所を巡るツアーが始まります。

Google Earth


9と4分の3番線があるキングスクロス駅や……


ダイアゴン横町の撮影現場になったレドンホールマーケット。


オックスフォード大学のカレッジである「クライスト・チャーチ」


オックスフォード大学の「キーブル・カレッジ」の内部や食堂の様子は以下の記事から見ることができます。

歴史あふれる食堂で朝食をとれるオックスフォード大学の学生寮に泊まってみました - GIGAZINE


また、映画の撮影現場だけでなく、J.K.ローリングが執筆したカフェ「エレファントハウス」もツアーに含まれていて……


撮影セットや大道具や小道具、衣装などを見学できるツアー「Warner Bros. Studio Tour London – The Making of Harry Potter」もありました。


ツアーの様子は以下の記事から読むことが可能です。

映画「ハリー・ポッター」で使用されたグリフィンドール談話室やホグワーツのセットなどを見学できる「The Making of Harry Potter」 - GIGAZINE


また、出版社であるBloomsbury Publishingはファンから寄せられた「ハリー・ポッターシリーズの中で最も記憶に残っている20の瞬間」をまとめています。

The 20 most memorable moments from the Harry Potter series - as chosen by fans - YouTube


賢者の石でハグリットがハリーに告げる、「ハリー、お前は魔法使いだ」という、全ての運命が変わる瞬間や……


鏡に写っている人の心の一番奥底にある願望を映し出す「みぞの鏡」のシーン。


アルバス・ダンブルドア校長の「本当に深く愛されたのならば、例えば愛してくれた人が去ってしまっても、私たちは永遠に守られる」という言葉。


「敵に立ち向かうのも勇気がいるが、友に立ち向かうのはもっと勇気がいる」というネビル・ロングボトムがダンブルドア校長から受け取った言葉。


「でも、シリウスは二度と現れない」


ハーマイオニーがマルフォイの顔面を殴るという「アズカバンの囚人」のワンシーンもすかっとする!ということで名シーンに選ばれていました。


「僕に向かって『サー』という必要はありません、教授」と怒り狂ったハリーがスネイプ先生にやり返すシーン。


「これほどの年月が、経ってもか?」 「永遠に」


なお、シリーズ20周年を記念して特別展を実施している大英図書館もお祝いをツイートしており……

Introducing a new Twitter emoji celebrating the 20th anniversary of Harry Potter and the Philosopher's Stone! #HarryPotter20 pic.twitter.com/W8hhE7Oyud

— The British Library (@britishlibrary)


各所でお祝いが行われていて、アーティストのKnifesonさんもマルフォイ・ルーナ・スネイプ先生たちによるGIF画像を投稿。画像をクリックするとアニメーションを見ることが可能です。

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in 動画,   映画, Posted by darkhorse_log

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