シカゴスタイルのピザを象徴する分厚い「ディープ・ディッシュ・ピザ」が飛行機のエコノミークラスに登場
アメリカのシカゴが発祥とされる「ディープ・ディッシュ・ピザ」は、まるでお皿ほどの厚みがあるピザ生地の中に具材とたっぷりのチーズを詰め込んで焼き上げるという、実に罪深きピザとなっています。そんなディープ・ディッシュ・ピザがアメリカの航空会社のエコノミークラスで味わえるようになるようです。
Cheeseburgers, pizza take off in economy class - TravelSkills
http://travelskills.com/2017/06/15/cheeseburgers-take-off-in-economy-class/
United Airlines Will Soon Serve Deep Dish Pizza In Economy
https://www.forbes.com/sites/grantmartin/2017/06/17/united-airlines-will-soon-serve-deep-dish-pizza-in-economy/#5a01dcd235b8
ディープ・ディッシュ・ピザを機内メニューに取り入れることになったのは、シカゴに拠点を置くユナイテッド航空です。このメニューはアメリカ国内から出発する全ての便で購入できるようになるとのこと。
このピザは、ケーキ型のような器「スキレット」に入れて焼かれるピザで、側壁の高さは数センチにも及びます。そのため、ピザをカットすると中から具材ととろけたチーズが雪崩のように崩壊をおこすという、実にけしからん状態になるとのこと。
機内で提供されるピザは、東海岸を中心にアメリカ国内外で100店舗以上を展開するUno Pizzeria & Grillによるもので、メニューは「spinach and garlic deep dish pizza (ほうれん草とガーリックのディープ・ディッシュ・ピザ)」になるとのこと。同店のメニューには見当たらない名前のため、機内販売専用メニューになるとみられます。
航空業界では各社間の競争が激化しており、LCCではチケット料金が安くなる代わりに機内食が販売制になったり、荷物の重量超過時に加えて預け荷物にも追加料金を厳密に徴収されたりするケースも珍しくなくなってきました。事実、世界の航空会社がこれらの品目として計上した売り上げは6億7400万ドル(約7兆5000億円)に及ぶという(PDF)報告書も発表されており、航空会社としてもいわば「力の入れどころ」として無視できない存在になってきている模様。
ユナイテッド航空で提供されるディープ・ディッシュ・ピザの金額は、単品が9.99ドル(約1100円)で、さらに罪深き「Pizza and Beer combo (ピザとビールのコンボセット)」は13.99ドル(約1550円)となっています。コンボセットにセットになっているビールは、アメリカの老舗ブランド「ミラー」のビールになっているとのことです。
・関連記事
ピザの入ったハンバーグをピザで挟むというカオスな食べ物「PIZZA INSIDE A BURGER INSIDE A PIZZA」 - GIGAZINE
世界一多くのチーズを使った「101種類のチーズのピザ」爆誕、タートルズの「幻のピザ」からインスパイア - GIGAZINE
「ヤバイのが来た」、ケンタッキーのフライドチキンでピザを作った最強ジャンクフード「CHIZZA」はこんな感じ - GIGAZINE
「パイナップルのピザを禁止したい」とアイスランドのヨハネソン大統領が語る - GIGAZINE
アメリカ人が太る理由が分かった気がした巨大化した食料品たち - GIGAZINE
航空会社の運航に関わる売り上げの8割以上はプレミアムシートの旅客が担っている - GIGAZINE
トラブル続きのユナイテッド航空で今度はコクピットへのアクセスコードがオンラインで流出 - GIGAZINE
少女が「レギンスを着替えないと搭乗できない」と対応されたことに大きな反応、航空会社が「レギンス大歓迎」と声明を発表する事態に - GIGAZINE
・関連コンテンツ