映画「ハングオーバー」のケン・チョンが医者として質問に答えるとこうなる
映画「ハングオーバー」で起こるトラブルの元凶の人物であるレスリー・チャウを演じるケン・チョンさんは、俳優以外にコメディアンと医者の肩書きを持つ韓国系アメリカ人です。そんなケンさんは医学的な質問に答える「DocSupport_KJ」というTwitterアカウントを持っているのですが、実際にTwitterで寄せられた質問を読みながら、独特なキャラクター全開で質問に返答していくムービーが公開されています。
Ken Jeong Answers Medical Questions From Twitter | WIRED - YouTube
「どうすれば私が胃腸炎なのか二日酔いなのかわかりますか?」
「ハニーは昨晩、お酒をガバガバ飲んだのかな……?答えは、『ご飯を食べたのか、アルコールを飲んだのか』だよ!」
「インターネットは、君のおバカなお母さんじゃないんだよ!ツイートする前によく考えよう」
「どれくらいのビタミンCがとりすぎですか?」
「それはいい質問だね。いろいろなサプリがあって、どれをとったらよくわからなくなるけど、確かにビタミンをとりすぎると、ビタミン過剰症から胃腸の症状を引き起こすこともある。つまり推奨される分量を、しっかり摂取するのが適量だね。お気に入りの質問を選ぶようには言われていないけど、すごくいい質問だったよ」
「私は目の下に変なできものがあって、取ろうとすると痛みます。これは何ですか?」
「それは目に限らず体のどこにもできるものだけど、病院で調べていないなら、取ってしまうのは良くないかもしれない。病院で取っても痛みはないはずだから、できものはプロの手で取ってもらうことを強くオススメするよ」
「『病院で膝蓋腱反射テストは必要ない問題』を解決しましょう。あれって無駄ですよね?」
「そんなことないよ。このテストであなたのすべての神経系の反射に異常がないか調べられるんだ。甲状腺機能低下症にかかっているかどうかもわかる。どれくらい重要かわかったか?ばか者。これからは病院でチェックを外さないように」
「あなたはどうやって脈を調べるんですか?」
「手首、首元、太ももを調べましょうね」
「赤ちゃんでもそんなことわかるよ!お前にTwitterで質問する資格はない!」と激高するチャンさん。さらに「シャットアップ!!……すまない。友人のルイス君とちょっと取り乱してしまったようだ」と人体模型に謝っています。
「腎臓って本当に2つも必要なんですか?」
「腎臓移植って聞いたことがあるよね?厳密にいうと、正常に機能する腎臓なら、1つだけでも人間は生きられるよ。いい質問だったね」
「なぜ私の足は毎日けいれんしてしまうのですか?眠れないんです」
「医者に見せて神経学的な問題か、内分泌的原因か診断してもらいましょう」
「『解剖学:脳幹の3つの部位を述べよ』明日はテストで、この質問に正解したら報酬がもらえるんです」
専門分野ではなかったようで、スマートフォンで正解を確認するケンさん。
「髄質、脳橋、中脳。#私の報酬はどこ #カンニングしてないよ」
「私は髄質が呼吸をコントロールするところと信じていて、脳橋は……」と説明しながら何かを見ています。
「私は何も見ずに全て答えたよ。賢い男だろう」と話すものの、人体模型に話しかけられた気がしたのか、「うるさい!ハングオーバーの映画のことで忙しいんだ!バカヤロー」と言い訳しています。
「エリスロマイシン系の抗生物質を飲んでいる時に、お酒を飲んでもいいですか?」
「エリスロマイシンはお腹や肝臓に負担が大きいので、どうしてもと言うなら担当医にどれくらい飲んでいいか聞いてみよう。一般的には、抗生物質を飲んでいる時にお酒を飲むのは控えるべきだ」
「助けて!5分以内にしゃっくりを止めたいの!」
「グアアアアアアアア!!」
「げっぷがしたいんだけど出ないのはなぜ?
「知らないよ。私は君の横隔膜じゃない」
「腎臓が痛むんです。水は飲み過ぎたらダメなんですか?」
「水の飲み過ぎはそのような症状を引き起こすことがあるよ。ナトリウムレベルを調べてもらいましょう。水は飲み過ぎないように」
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