スーファミで「スーパーマリオ64」を起動して爆速エンディングを遂げるTASBotのプレイムービー
ゲームの爆速クリア動画などを実況中継して募金を募るというチャリティーイベント「Awesome Games Done Quick(AGDQ)」の2017年版が1月9日に行われました。スーパーファミコンの実機でキャラクターを操作してプレイさせるツール「TASBot(Tool-Assisted Speedrun Robot)」のブロックでは、スーパーファミコン上で「スーパーマリオ64」をTASBotで爆速クリアするなどの驚愕プレイが行われ、当日のムービーも公開されています。
How a robot got Super Mario 64 and Portal “running” on an SNES | Ars Technica
http://arstechnica.com/gaming/2017/01/how-a-robot-got-super-mario-64-and-portal-running-on-an-snes/
AGDQ 2017のTasbotブロックのムービー全編は、以下から見ることができます。
Tasbot does Tasblock - Awesome Games Done Quick 2017 - Part 170 - YouTube
29分55秒ごろから行われたのは、「ギャラガ」のパーフェクトスコアプレイ。
31分35秒ごろからは「グラディウス」の人間では不可能な超スピードプレイが行われました。
あの懐かしの火山が爆発するポイントでも、恐るべきスピードで障害物をよけまくり。
47分ごろから「スーパーマリオブラザーズ3」のデモがスタート。ステージの途中でマリオが妙な動きを繰り返していると……
なんとコントローラーの操作だけで、デモ画面が呼び出されました。
49分16秒ごろからは「ロックマン」のステージ飛ばし爆速エンディング。
プレイを開始して数分すると、画面が暗転してエンディングに突入しています。
52分8秒ごろからは「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」をプレイ。
56分5秒ごろからは「スーパーマリオ64」。バグを利用したステージ飛ばしが行われ……
10分足らずであっという間にラスボスのクッパとの対決。クッパは尻尾をつかんで投げ飛ばすとダメージを与えられるのですが、TASBotは「ぶん投げて跳ね返ってきたクッパの尻尾をキャッチして再び投げ飛ばす」という超絶プレイでクリアを果たしていました。
1時間1分15秒ごろからは「Portal」のバグを利用したスピードラン。
最後は1時間10分57秒ごろから、まさかのスーパーファミコンでSkype通話を可能にする「sk'Hype」のデモでシメ。
なお、これらのプレイに使われたTASBotはこんな感じで、TASBotは実際にファミコンやスーパーファミコンのコントローラーを使って、人間には不可能なレベルの超絶プレイをこなしていたことがわかります。
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