「電動ふわふわとろ雪かき氷器」でミスドのコットンスノーキャンディや台湾風かき氷を思う存分作りまくるとこうなった
「マンゴーかき氷ブーム」を生み出したアイスモンスターに代表される台湾風のかき氷は、通常のかき氷器で作るのは難しく家で手軽に食べられるスイーツではないため、最寄りのミスタードーナツでよく似た「コットンスノーキャンディ」を注文するのが割と簡単なわけですが、ドウシシャから登場した「電動ふわふわとろ雪かき氷器」を使えば家でも台湾風かき氷を作れるとのことなので、実際に使って作ってみました。
商品の特長|ドウシシャの電動ふわふわとろ雪かき氷器
http://www.do-cooking.com/fuwatoro/
これが電動ふわふわとろ雪かき氷器で、パッケージにはマンゴーかき氷がプリントされています。
箱の中には電動ふわふわとろ雪かき氷器本体、ふた付き製氷カップ、台湾風かき氷のレシピ、取扱説明書が入っていました。
電動ふわふわとろ雪かき氷器は12.1インチのノートPCより少しだけ大きく、小型のコーヒーメーカーくらいの大きさです。
天面には本体の上部を取り外すハンドルと電源ボタンがついています。
底面は滑り止めのストッパーが付いているだけ。
両側面には特にボタンらしいものはなく、極めてシンプル。
背面の電源コードは上から伸びており、机や台の上が水浸しになっても割と安全なように配慮されています。
かき氷を削る刃の部分には、刃の高さを調節するネジが付いており、ネジを調節して高くすると荒く削り、低くすると細かく削ることが可能です。
本体天面に付いているハンドルを「OPEN」に合わせて引っ張ると……
本体がガポッと外れます。
本体に付いている金属製のとげが飛び出したパーツは「スパイクベース」という名前で、氷をしっかりと押さえ込むのに使います。
本体を取り外したスタンド部分に入っているのが、刃が付いた氷ケースです。
電動ふわふわとろ雪かき氷器には専用の製氷カップが2つ付いていて、これに水を入れたり台湾かき氷のもとを入れたりして、電動ふわふわとろ雪かき氷器専用の氷を作るというわけです。
製氷カップの大きさは片手で持てるくらい。
専用のレシピには「マンゴー氷」や……
「チョコレート氷」「いちごミルク氷」などおいしそうなだけでなく、見た目もきれいなレシピが掲載されているので、早速作ってみます。
最初にチャレンジするのはマンゴー氷。オレンジジュース20g、マンゴーピューレ150g、砂糖10gを用意します。
まずオレンジジュースを投入
次に業務用スーパーで買ってきたマンゴーピューレをどちゃどちゃと投下。
砂糖を入れて弱火にかけます。
よくかき混ぜて均一に。
全体が溶けたら完成。
専用の製氷カップに流し込み……
フタをして凍らせます。
もう1つ専用カップが余っているので、今度はチョコレート氷にも挑戦。
チョコレート氷の材料はチョコレートシロップ30g、牛乳120g、練乳15g。
材料を全てボウルに入れて……
よくかき混ぜます。
ほどよく混ざり合ったらOKです。
フタをしっかりと閉めて冷凍庫へ。氷になるまで待ちます。
氷が完成する頃合いになったら、まず本体の準備から。
スタンドに氷ケースをはめ込みます。
はめ込むときは、ネジを反時計回りに回して最も細かく削れる設定にしておきます。
氷ケースの中にはめ込まれていた、インナーリングというケースをセット。
氷ケースは、調節ネジが手前にくるようにセットすればOKです。
まずはマンゴー氷から作ってみます。
氷は製氷カップの底の部分が上にくるようにセット。製氷カップを下に向けて、カップの底を押してやればコロンと氷を取り出せるはずです。
上から本体をかぶせて……
ググッと押し込みながらハンドルを「LOCK」に合わせます。
氷が出てくるところに容器を置いて……
電源コードをコンセント差し込み口に挿したら準備OK。
電源ボタンを押すとシュイーンという音を立てながら氷が削られていきます。なお、電源ボタンを放すと削るのが止まるので、ずっと押しっぱなしにする必要がありました。
ポロポロと落ちてくるマンゴー氷。勢いよく出てこないので、高さ調節ネジを回して削りを荒くしてみると……
ジャッジャッジャッとマンゴー氷がたくさん落ちてきました。数秒ほどで何も出てこなくなったので本体を確認すると……
全て削りきった後でした。
もう少したくさん削れると考え大きめのお皿を用意していたのですが、マンゴー氷を小さめの容器に入れ替えました。
削られた氷は少し分厚く、普通のかき氷とは明らかに異なる形状です。
お好みで練乳をかけて完成。
何度見ても家で作ったとは思えないクオリティで、思わず他の人に自慢すべくSNSにアップしたいくらいです。
肝心の味の方はどうなっているかというと、マンゴーピューレをふんだんに使用しているため味は超絶濃厚。ねっとりとした舌触りなのですが、口に入れた瞬間にトロリと溶けていく食感は、一般的なかき氷を一回りも二回りも上回るレベルです。シャーベットに似ているのですが、シャーベットのように固くなく柔らかいのが何とも不思議。
マンゴー氷の出来がよかったので、チョコレート氷にも期待がかかります。
マンゴー氷のときと同じように氷ケースに作った氷をセット。
今回は始めから小さめの容器で挑戦。ボタンを押すとスタートです。
「電動ふわふわとろ雪かき氷器」でチョコレート氷を削っている様子は以下のムービーから確認できます。
「電動ふわふわとろ雪かき氷器」で台湾風のかき氷を削っている様子 - YouTube
マンゴー氷のときとは違い、ものスゴイ勢いで削られていくチョコレート氷。マンゴー氷は粘度が高く、刃を高くして荒く削らないといけませんでしたが、チョコレート氷は刃を最も低くしてもショリショリショリと削れまくります。あまりにも削る勢いが激しすぎ、容器からチョコレート氷が飛び出してしまうほど。
コレがチョコレート氷。
削られた氷は、マンゴー氷と比べて粘度が低く軽そうな見た目です。
練乳をたっぷりかけて完成。
スプーンでチョコレート氷だけを食べると、氷が実に軽い食感で口の中でサラサラと溶けていきます。大量のチョコレートを使っていないため、チョコレート本来の甘さが抑えられていて、サッパリとした味に仕上がっていました。マンゴー氷が濃厚だったのに対して、チョコレート氷は軽い口当たりの中にも確かにチョコが感じられるようになっていました。
これほどまでの味と食感は、もはやかき氷を超越したスイーツと言っても過言ではなく、予備知識なしで誰かにサッと出せば驚かれること間違いなし。下手なカフェよりもおいしいかき氷を作れる「電動ふわふわとろ雪かき氷器」は、誰にでもオススメできる製品になっていました。
なお、水洗いできるのは、本体部分だとスパイクベースのみ。スパイクベースをつかんで反時計回りに回すと……
カポッと取り外してそのまま水洗い可能。本体の他の部分は乾いた布で拭いて掃除することができます。
気になる価格はどれぐらいかというと、記事作成時点ではAmazonで税込6400円となっていました。ミスドのコットンスノーキャンディが安くても税込み561円なので、12杯ほど作れば十分OKなレベル。むしろクソ暑い日に外出せず好きなタイミングで作って食べることができるというのはなかなかのもの。
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