取材

国宝「阿修羅」像をフィギュア化、40cmサイズになってリアルさも迫力も3倍増し


ワンダーフェスティバル 2016[夏]の海洋堂ブースでは、原型師・木下隆志氏の手による高さ約40cmという巨大な阿修羅像が公開されています。

ワンダーフェスティバル2016夏 海洋堂ブースのご紹介 | 海洋堂
http://kaiyodo.co.jp/wf2016summer/#lineup02

海洋堂ブースに置かれた阿修羅像。


角度を変えて見ても、見事な造形であることがわかります。


背後から見ても、圧倒的な存在感が漂ってきます。


この表情。素材はポリストーンが用いられており、まるで本物の仏像のような質感となっています。


このフィギュアを製作した原型師の木下氏は、2009年に九州国立博物館で開催された「興福寺建立1300年記念 国宝 阿修羅展」の際に、会場限定で販売されたフィギュアの原形を製作していたことでも知られています。

阿修羅像フィギュア「阿修羅展」公式アイテム|株式会社 海洋堂


リアルな造形に定評がある木下氏は、海洋堂のサイトでも作品を集めたページが用意されています。

木下隆志 | フィギュアの造形企画製作、販売を行う株式会社海洋堂
http://kaiyodo.co.jp/items/tag/木下隆志/


木下氏は、ウルトラマンフィギュアの造形にもたずさわっており、ウルトラマンスーツ表面の「シワ」までを再現してリアルさを高めた造形に定評があります。

リアル志向ウルトラマンの決定版!造形作家・木下隆志氏による「ウルトラマン [Cタイプ] コールドキャスト製塗装済み完成品」が海洋堂より発売! | 円谷ステーション
http://m-78.jp/news/n-3367/


木下氏が原型製作を担当した阿修羅(40cmサイズ)は、税別予価12万円で2016年11月ごろに発売予定とのことです。

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in 取材,   アート, Posted by darkhorse_log

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