ケンタッキーがUSBポート搭載の専用ボックスを開発、スマホの充電が可能に
by Marufish
お店でケンタッキーフライドチキンを食べながらスマートフォンの充電もできる専用ボックス「Watt a Box」をケンタッキーが開発しました。
KFC's New Meal Box Can Charge Your Smartphone - Eater
http://www.eater.com/2016/6/21/11993202/kfcs-meal-box-usb-port
Hands-on with KFC’s ‘Watt a Box’ that charges your phone while you eat | Latest Tech News, Video & Photo Reviews at BGR India
http://www.bgr.in/news/hands-on-with-kfcs-watt-a-box-that-charges-your-phone-while-you-eat/
Watt a Boxはインドのムンバイを拠点とする広告会社Blink Digitalとケンタッキーが協力して行った試みで、インドの首都デリーとムンバイの数店舗で展開されました。
これが実際に提供されたWatt a Box。箱のフタはマグネット式で開閉する仕組みで、箱側面には電源ボタン、Micro-USBポート、USBポートが搭載されています。充電パーツは箱から取り外せるので、持ち運びも可能です。なお、箱の中身は通常のメニューであるとのこと。
バッテリーは6100mAhで、実際に使った人によると30分間でiPhone 5sを17%充電できたそうですが、消耗が激しいためすぐにバッテリー残量がなくなってしまったそうです。また、再度100%にチャージしたバッテリーとXiaomi Redmi Note 3を接続してみてもうまく充電ができない場面も。
ケンタッキーはこれまでにもテクノロジーを使ったキャンペーンを展開しており、2015年にはFacebookのシステムがダウンするという事態を受けて「各SNSがダウンして使えない状態になると、システムが復旧するまでの間KFCの無料クーポンがもらえる」という「Don’t panic, man」キャンペーンをルーマニアで実施していました。
KFC Romania: Don't Panic Man Campaign - YouTube
また、カナダのケンタッキーではスマートフォンで撮影した写真がチキンのボックスから排出されるという、「写真が脂でべたべたになるのでは……」と思わず心配してしまう専用ボックスも開発されました。
KFC presents: Bucket Science - Memories Bucket - YouTube
ドイツではスマートフォンをチキンの脂で汚さずタイプできるワイヤレスキーボードが配布されたこともありました。
スマホをチキンの脂で汚さずタイプできるケンタッキーの特製キーボード「KFC Tray Typer」 - GIGAZINE
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