試食

kiriのクリームチーズを取り込んだオリジナルメニューが食べられる「kiri cafe」に行ってきた


ミルクと生クリームで作られた「kiri クリームチーズ」がフランスで誕生してから、2016年で50年を迎えます。これを記念して、kiriクリームチーズの魅力と世界観を体験できるという「kiri café」が期間限定でオープンしました。ここだけの「kiri café オリジナルメニュー」もあるとのことだったので、食べに行ってきました。

kiri caféのご紹介|2016 キリ スペシャルサイト | ベル ジャポン
https://www.bel-japon.com/kiri/treat/cafe/

「kiri café」になったのは、明治神宮外苑のいちょう並木沿いにある「Royal Garden Cafe 青山」。東京メトロ銀座線の外苑前駅から徒歩5分弱、東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営地下鉄大江戸線の青山一丁目駅からも徒歩10分ほどです。


「Royal Garden Cafe」の文字の上に「kiri café」の看板が掲げられていました。


お店のテラス席の前には大きな「kiri」の文字。


コラボ期間は2016年4月15日から5月12日までの、約1カ月間。


店内に通されると、テーブルもkiri café仕様でした。


これがランチのオリジナルフードメニュー。「サラダ&スープランチ」(自家製パン・コーヒーor紅茶付き:税込1200円)、「パスタランチ」(自家製パン・サラダ・コーヒーor紅茶付き:税込1200円)、「メインディッシュランチ」(自家製パン・スープ・コーヒーor紅茶付き:税込1500円)があります。パスタとメインディッシュはそれぞれ2種類のメニューが掲載されていますが、期間によっての入れ替えなので、どちらかを選べるというわけではありません。


スイーツは「eS koyamaプレート『kiri No.5』(税込2000円)」と「フロマージュプリン~マンダリンオレンジ~(税込1000円)」の2種類。いずれもコーヒーか紅茶付き。今回は「メインディッシュランチ」と「eS koyamaプレート」を注文しました。


最初からテーブルにはクリームチーズが1つ置かれていますが、これは食事が来るまでの間の「アミューズ」だとのこと。


ジャムが用意されているので、お好みでトッピングして食べます。


あまりチーズにジャムをのせる経験はないのですが、やや塩味なのにクリーミーな甘みを感じるクリームチーズに果実の甘みが加わって、デザートを食べているかのよう。これはちょっと驚きの一品でした。


やや時間があって、メインディッシュランチがやってきました。


メインディッシュは「スパイシーチキンのグリルとkiriのパプリカ包みロースト」。チキンはケイジャンスパイスに漬け込んだ(マリネした)もの。


赤いパプリカはクリームチーズを詰めてローストしてあります。


クリームチーズをパプリカごとカットしてチキンに乗せて食べてみました。ローストしたクリームチーズは形を保ちつつもとろけているので、スパイスの味のしみこんだチキンにしっかりと絡みつき、チーズを挟んで焼き上げたチキンステーキを食べているかのような感じ。香ばしさがありつつも、クリームチーズのおかげか、「まろやか」と形容したくなる味。今まで、クリームチーズはワインのあてとして単体で食べたり、あるいはクラッカーにのせたりつけたりして食べることが多かったのですが、料理の中に入れても大きな力を発揮することがよくわかりました。


セットのスープはミネストローネ。これはクリームチーズとは特に関係ありません。


食事に続いてはデザートの時間。「eS koyamaプレート『kiri No.5』」は、兵庫県三田市にあるPATISSIER eS KOYAMA パティシエエスコヤマの小山進シェフ特別監修の品で、「誰もが大好きな定番のお菓子が、一堂に集ったアシェットがあったらものすごく魅力的でないだろうか?しかも、そのお菓子の全てにキリのクリームチーズが使われていたら……」という発想から生まれています。


プレートには5つのスイーツが並んでいます。まず左端は「小山ぷりん フロマージュ」。


kiriをベースに、コクのあるマスカルポーネチーズを隠し味として重ねたプリン。軽い酸味と甘みとのバランスが絶妙。無関係な品ではあるものの、日本ルナの「バニラヨーグルト」を高級にするとこんな感じになりそうな印象を受けました。


ちなみに、プリンなのでそこにはカルメラ層が眠っています。どのタイミングで混ぜてカルメラの甘みを足すかはお好みで。


隣は「小山チーズ」。


きめ細やかなスフレ生地にフランス産のkiriと北海道産チーズをブレンドしてあるとのこと。舌の上に置いているだけでもふわふわととろけていくかのようんで、「気持ちいい食感」があります。


これは「kiriロール」、クリーム部分にkiriを使っています。


ロールの生地はもっちりとスプーンを跳ね返すほどの弾力。包まれているのは濃厚でコクのあるクリーム。クリーミーなのですが、やはりしゅわしゅわと消えていくかのような味わい。kiriを使うことで味が細やかになって口の中の隅々まで広がっていくような感覚を受け、それによって「口の中でクリームが消えていく」と感じているのかもしれません。



kiriのロゴが入った「マカロン es-フロマージュ」。


手に取ろうとするとぱりぱりと崩れてしまいそうなマカロンの中には、kiriとホワイトチョコレートを合わせたガナッシュと、アプリコットのジュレがサンドされています。アプリコットなので酸味があるのは当然なのですが、それをガナッシュの甘みが包み込んできます。マカロンというと手軽な洋菓子という印象がありますが、このマカロンはぜいたくさを感じます。


最後は「kiriクリームチーズアイス」。



ここまで食べてくれば「このアイスが外れるわけがない」という確信がありますが、その期待を全く裏切らない味。チーズケーキのように甘みと酸味が両立していて、ぜひコーンの上に3つぐらいのせて食べたい品です。


なお、レジ近くの台には、kiriの商品ラインナップやこれまでのコラボ商品、そしてレシピ本などが展示されていました。「kiriクリームチーズレシピ」と「kiriで作るグラスティラミスレシピ」はレジで販売しています。


フランス語のkiriレシピ本もありましたが、これは非売品だとのこと。


kiri caféにはクリーム好きの人にぜひ食べてほしいメニューがそろっていました。なお、スイーツのうち「eS koyamaプレート『kiri No.5』」は1日100セット限定だそうなので、どうしても食べたいという人は要注意です。お店の営業時間は11時から23時です。

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in 試食, Posted by logc_nt

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