合計100gの極小ロボット6体が1.8トンの自動車を引っ張る驚くべきムービーが公開中

自分よりもはるかに重いものでも動かせる極小ロボット「MicroTug」が6体でチームを組み、自分たちより約1.8万倍は重い自動車を引っ張って動かしている、驚異的な映像が公開されています。
Modeled After Ants, Teams of Tiny Robots Can Move 2-Ton Car - The New York Times
http://www.nytimes.com/2016/03/14/technology/modeled-after-ants-teams-of-tiny-robots-can-move-2-ton-car.html
実際に車を動かす様子は以下のムービーから見ることができます。
Let's all Pull Together: Team of µTug Microrobots Pulls a Car - YouTube

アリは自身の体重の100倍もの重さを持ち上がることができる力持ち。

力を合わせれば巨大な昆虫も移動させることが可能です。

そんなアリは研究者の間でも人気の研究対象で、スタンフォード大学が「アリはなぜ自分の何倍も大きなものを運べるのか?」ということを研究した結果生まれたのが極小サイズのロボット「MicroTug」

MicroTugは勢いよく物体を引っ張ることはできないのですが、ヤモリの足から着想を得た特殊な足を持っていて、これが地面にしっかり張り付くことで巨大な物でもゆっくりと引っ張ることができます。

MicroTugが自分の2000倍の重さを軽々動かす様子はここからでも見ることができます。

ロボットの発揮するパワーにも種類があり、一瞬の間に大きなパワーを発揮するタイプのロボットも。

このようなロボットはたとえ20体の力を合わせても、2体分のパワーしか発揮できません。

一方で、MicroTugのような、スピードはないものの1歩1歩が力強いタイプのロボットは、チームワークに向いています。アリのように力を合わせて巨大な物を運べるのです。

いくつかの実験を繰り返したあと……

研究チームは複数のロボットを使い、安定して力強いパワーを発揮する方法を発見しました。

小さな6体のロボットが横並びになり運んでいるのは……

なんと自動車。ロボットは6体合わせても3.5オンス(約100g)ほどですが、車の重さは3900ポンド(約1.8トン)あります。

上から見るとこんな感じ。ロボットたちは進んだり止まったりを繰り返しながらゆっくりと車を動かしています。

タイヤの位置を確認してみると、最初はラインの上にタイヤがのっていますが……

徐々にタイヤが進んでいることがわかります。

・関連記事
目の中に注入したマイクロボットを磁力で操作して治療する技術「OctoMag」 - GIGAZINE
わずか1.8ミリサイズの極小マイクロ風車が完成、将来的にスマホも充電可能に - GIGAZINE
1円玉以下の極小ロボットが自分たち専用の道具を自作したり合体して別のロボットに変身するムービー - GIGAZINE
自分の2000倍の重さを軽々動かす極小サイズのロボット登場 - GIGAZINE
Googleの不気味な四足歩行ロボットがサンタのトナカイになり泣く子も黙る恐怖のクリスマスに - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in ハードウェア, 動画, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article A total of 100 g of extremely tiny robot….