誰がいつどこから何をツイートしたのかを地図上に可視化する「MapD Tweetmap」
世界中のどの場所でどんなことがツイートされているのか、一定地域ではどの言語のツイートが多いのかといったデータをマップ上に落とし込んで可視化したサービスが「MapD Tweetmap」です。
MapD Tweetmap
http://www.mapd.com/demos/tweetmap/
見た目はこんな感じ、それぞれの細かい点1つ1つがその場所でなされたツイートを示しています。
デフォルトだとツイートは言語別で色分けされています。アメリカは英語が多く、メキシコに入るとスペイン語が出てきます。
中東からインドにかけて。
そして日本は当然ながら日本語が圧倒的多数。ツイート数は人口密度に応じて散らばっている感じがしますが、海の上にもツイートがぽつぽつと見受けられます。
マップはズームイン・アウト操作が可能。首都圏に寄っていくとこんな感じ。
東京ビッグサイト周辺。ツイートデータはリアルタイムのものではなく2014年11月から2015年3月のものなので、コミックマーケット87(2014年の冬コミ)に参加した人のツイートなどが見られます。
タイの人のツイートも発見。
画面最下部のメニューは「Language」と「Source」を切り替えられ、「Source」だと何からツイートされたかが表示されます。日本はiOSが優勢なようですが……
世界的にはAndroidの方が若干優勢です。
左側のメニューで、上から2番目のアイコンをクリックするとコロプレス表示になります。
ツイート数が少ないほど色が薄く、ツイート数が多いほど色が濃く表示されます。
日本列島はこんな感じ、計測期間中の総ツイート数は約300万ツイートあって……
東京は39万7294ツイート
愛知は19万878ツイート
大阪は32万1113ツイート
データが取得されていないだけだと思いますが、佐賀は0ツイートでした。
なお、画面右側にはツイート数の多いハッシュタグが表示されています。この「#mtvstars」は……
日本ではほとんどツイートされていませんが、ツイート元は世界中に散らばっています。これはその年のアーティストを決める「MTV Stars」という企画で使われたツイートで、アーティスト名に「#mtvstars」とつけてツイートするだけで集計が行われるため、大量のツイートが行われていました。
日本語ハッシュタグも検索可能でした。たとえば「#艦これ」の検索結果はこんな感じ。ちょっと集計データが古いので、2014年秋に行われたイベントのツイートが集まっています。
当然、このツイートをしているのは日本の人が多いのですが……
ジャカルタでもツイートをしている人がいました。
この「MapD Tweetmap」は「MapD」というGPUデータベースのデモンストレーションとして作られたもので、データ処理・可視化が高速に行われていることが体感できます。
The MapD Gpu-Powered Tweetmap: Instant Social Media Analytics
http://www.mapd.com/blog/2016/03/08/mapd-tweetmap/
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