ジオタグ付きツイートからどこでどれだけツイートされているのかを可視化した地図「Andes」
「サンフランシスコ」「ニューヨーク」「イスタンブール」の3都市ではどれくらいのツイート量があるのかを、ツイート数を高さに変換し地図上に表示することで感覚的に分かりやすくしたのが「Andes」です。2009年以降のジオタグ付きツイートのデータを参照して地図は作成されています。
Andes
http://twitter.github.io/interactive/andes/
かなり高低差のあるモコモコした地図が出力されていますが、高さがツイート量の多寡を表しています。最初に表示されているのはサンフランシスコの地図です。
ちなみにこれがGoogleマップで見たサンフランシスコ周辺の地図。
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地図をドラッグすると傾けて見ることが可能。傾けた方がどれぐらいの高さなのかわかりやすくなり、この地図でいえばマーケット・ストリートの辺りでツイートが多いことが把握できます。
また、画面右メニューの「View Angle」から「PlaneXZ」を選択すると……
水平方向から地図を見ることができます。
「PlaneYZ」をクリックすれば、「PlaneXZ」とは別の視点から水平方向に地図を確認可能。
さらに画面右メニュー「View」という項目からは、地図のイメージを7つ選択できます。上から1つずつ確認していくと……
「Heat」
「Fill」
「Watermark」
「Clear」
「Contour」
「Terrain」
「Grid」
「Dark」
次に、メニュー内「Elevation」の「Medium」をクリック。
地図の高さが変化しました。これは1ツイート辺りの高さを変更させて場所ごとのツイート数の差を強調して表示してくれます。
そして、「Choose a City」では地図を表示する都市の切り替えが可能。
これはニューヨーク、全体的にボコボコ。
実際の地図と見比べると、ニューヨークのマンハッタン地域で特に多くのツイートがされているみたい。
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最後にイスタンブールの地図。
Googleマップで見たイスタンブールはこんな感じ。
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角度を変えてみると、青い部分は海や川なのでほとんど高さが出ていないことが分かります。
この地図の製作者であるNicolas BelmonteさんはTwitterの分析チームの一員。さまざまなデータを視覚化しており、彼のウェブサイトにはさまざまなデータを可視化したサービスが掲載されています。
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