ハードウェア

呼吸・心拍・寝相を把握して自動で最適な睡眠環境に整えてくれるスマートベッド「it」


アメリカ・ラスベガスで現地時間の2016年1月6日に開幕する国際家電見本市「CES 2016」で、健康状態をモニターし、より良い睡眠環境を整えられるスマートベッド「it」が出展されます。メーカーは、これまでにもスマートベッドを販売してきたSleep Numberで、従来モデルよりも価格を大幅に抑えていることが大きな特長の一つになっているようです。

IT Bed | The Bed that Knows You | Sleep Number
http://itbed.sleepnumber.com/it

これがSleep Numberが新たにリリースするスマートベッド「it」。ベッド内にさまざまな生体センサーが内蔵されており、従来のスマートベッドと同様に心拍数、呼吸回数、睡眠の質などを把握できる技術「SleepIQ」が含まれています。


なお、CES 2014で出展されたSleepIQ技術がどのようなものなのかは、以下のムービーで確認できます。

Monitor Your Sleep with SleepIQ® Technology - YouTube


また、CES 2015で発表されたSleepIQ技術を搭載する子ども用のスマートベッド「SleepIQ Kids」はこんな感じのベッドでした。

Sleep Number – SleepIQ Kids™ Bed: All Grown Up - YouTube


新作スマートベッドitは、スマートフォンでベッドの背もたれの角度や明かりを調整可能また、SleepIQで睡眠・休息の質を数値として測定することができ、その数値を元に睡眠環境を変更して、より良い睡眠をゲットすることが可能。


寝返りなどの睡眠中の動きやその人ならではのクセを把握して、マットレス内の空気層を調整することでベッドの硬さなどを変更できるようです。


また、各種クラウドサービスとの連携もできるので、ジムのトレーニング状況やその日の天気・気温などによってもベッドの状態を変化させることができます。


スマートベッドitは1000ドル(約12万円)程度の価格設定で2016年夏に発売予定。詳細についてはCES 2016で発表されます。

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in ソフトウェア,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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