Google Chromeに受信データ量を大幅に節約する「データセーバー」モード追加へ
by Clive Darra
スマートフォンでブラウジングしているとき、通信速度が遅い場所で重いサイトを開いてしまうと、いつまでも読み込みが終わらず中身が読めなくて困ることがあります。このストレスを減らしてくれる「データセーバー」モードが、Google Chromeに搭載されることが明らかになりました。
Google Chrome Blog: A new way to save data with Chrome on Android
http://chrome.blogspot.jp/2015/11/a-new-way-to-save-data-with-chrome-on.html
Google Chrome Blogでは、データセーバーモードになるとどのようなブラウジングになるのかという実例がGIFアニメーションで示されています。まずはサイトにアクセスした時点ではこのようにテキストとレイアウトだけが読み込まれた状態です。
Chrome上に「Slow connection detected. LOAD IMAGES」というメッセージが表示されています。通信状態があまりよくないため、画像の読み込みをChromeがストップしたようです。そこで、「LOAD IMAGES」をタップすると……
本来、サイトが意図したとおりに画像が表示されました。ページ内の画像を一気に表示させることも、任意の画像だけを表示させることもできるそうです。
この「データセーバー」モードだと、使用データ量を70%も削減できるとのこと。まずはインドとインドネシアのユーザー向けに導入され、これから数ヶ月の間にさらに複数の国で使えるようになる予定です。
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