5KディスプレイやノートPC「XPS 13」などデルのハイエンド製品が体験できる「むらいさちフォトギャラリー&デル最新ハイエンド製品体験イベント」を見にいってきました
2015年11月20日(金)・21日(土)の両日、デルは同社製ハイエンド機器を体験できる展示イベント「むらいさちフォトギャラリー&デル最新ハイエンド製品体験イベント」を大阪市・難波にある「なんばCITY」ガレリアコートで開催します。会場ではデルの最新モデルを含むハイエンドモデルが一堂に展示されているほか、20日のオープニングセレモニーでは「水陸両用カメラマン」のむらいさちさんと、女優・タレントのすみれさんが登場してトークショーを繰り広げたり、むらいさちさんのフォトギャラリーでさまざまな作品を見られたりということなので、どんな様子になっているのか見てきました。
むらいさちフォトギャラリー&デル最新ハイエンド製品体験イベント
http://www.info-event.jp/dell/campaign/muraisachi/
大阪市内にある「なんばCITY」地下1Fのガレリアコートに到着。イベント開催直前ということでブース設営の仕上げが進められていました。
11時にオープニングセレモニーがスタートし、むらいさちさんとすみれさんが登場。
トークショーでは、むらいさんが撮影したハワイの風景について会話が繰り広げられました。ハワイ育ちというすみれさんだけあって、むらいさんが写真に収めたハワイの風景について「ハワイそのもの!」と大絶賛する一幕も。カメラマンであるむらいさんは、作品の仕上がりはすでに紙のプリントではなくモニタ上で確認するようになっているとのことで、写真集を企画する際の印刷屋さんとの打ち合わせでもモニタを見せて「この色でお願いします!」と指定することもあるほどだそうです。
そんなむらいさんだけあって、モニタへのこだわりは人一倍のものがあるとのことで、壇上に置かれた5Kモニタの画質について絶賛。すみれさんも「コーラル(サンゴ)の細かな表現がすごい。魚がこっちに飛び出してきそう」と驚いた様子を見せていました。
その後、インテルから営業本部市場開発マネージャーの大橋丘実さん(左端)と、デルのクライアント製品マーケティング本部ブランドマネージャーの河田浩行さん(右端)が登壇してデルとインテルの製品作りなどについてトーク。写真制作の現場では高性能なモニタはもちろん、高い負荷要求にも対応できる性能を備えたマシンが必要で、第6世代に到達したインテルプロセッサを搭載したデルのワークステーションは作業効率を大幅に高めることができる、と話していました。
トーク後は、「地球の色」をテーマに開催されていたフォトコンテストの表彰式が行われ、紅葉の様子を水中と地上の半分ずつの構図で表現した「水中紅葉」でグランプリを獲得した福井 宣博さんには賞品の31.5インチワイドモニタ「UP3216Q」が授与されました。なお、受賞作品は会場内のフォトギャラリーで展示されることになっています。
セレモニーが終了したところで、会場をぐるっと見てみました。会場ではコンパニオンのおねえさんがアンケート用紙を配っており……
アンケートに答えると、京菓匠・鶴屋吉信の和菓子のおみやげをゲットすることもできます。
ガレリアコートの通路側に置かれたのは、表面が大きく曲面を描くウルトラワイドモニタのU3415W。
ただでさえ臨場感が増すウルトラワイドモニタが2連結されており、映し出された風景はまるで窓から本当の世界を眺めてるようなリアル感をかもし出していました。
なお、U3415WはGIGAZINEでもレビュー済みのモデルです。
アスペクト比21:9の超ワイド34インチ曲面モニター「デル U3415W」を使ってみたレビュー - GIGAZINE
プロセッサーにインテルXeonプロセッサを搭載したPrecison 3620。
映像のブレやカクつきを軽減する「NVIDIA G-Syncテクノロジー」に対応した27インチゲーミングディスプレイのS2716DGと、オプションで水冷化も可能なゲーム用デスクトップのALIENWARE X51。目が痛くなるほどの高精細な3Dゲームがぐりぐりと動いていました。
そして、「名機」との声も挙がりつつある13.3インチノートPCのXPS 13ももちろん展示。2015年10月20日に発売されたこのモデルは、モニタフレームを極限まで薄くすることで、11インチの筐体に13.3インチディスプレイを搭載する「世界最小13インチノートパソコン」というもの。
プロセッサには第6世代インテルCoreプロセッサー(コードネーム「Skylake」)を搭載するモデルとなっています。
超小型モバイルプロジェクタのM115HD。
文字どおりの「手のひらサイズ」ですが、照明で照らされたブースでも十分な明るさを備えていることがわかります。メーカーサイトの記載によると、消費電力が52ワットというのもポイントかも。
前に置かれたパネルが入れ替わっているようですが、こちらはインテル製のRealSense 3Dカメラを搭載したInspiron 15 5000シリーズ。
RealSense 3Dカメラは対象物との深度(距離)をセンシングできるカメラで、このようにカメラの前で開いたり閉じたりする手のひらの動きに合わせてワイヤーをオーバーラップ表示できたり……
最大で78ポイントというトラッキングポイントをもとに顔の表情を解析し、「眉を上げる率」や「キス率」「口を開ける率」などをリアルタイムで測定できるようになっていました。
同じくRealSenseを搭載したデスクトップ機・Inspiron 23 7000シリーズ。
空中で手を振ることでゲームができるなど、将来のインターフェースを感じさせるデモを体験することができます。
15.6インチ・4KウルトラHDモニタをラインナップするInspiron 15 7000シリーズも展示。
27インチ・ウルトラHD 4Kモニタの P2715Q。
Excelを表示した状態だとこんな感じ。4Kディスプレイは表計算ソフト好き(?)にもたまらないデバイスと言えそうです。
4Kを越える「5K」パネルを搭載した27インチワイドモニタUP2715K。
UP2715Kは、以前にGIGAZINEでもレビュー記事を掲載しています。
5Kサイズなので4K映像も余裕で表示できるハイエンドモニタ「UP2715K」を使ってみた - GIGAZINE
デルのハイエンドワークステーション・Dell Precisionタワー7910の姿もありました。
会場内では、4Kモニタを使った「むらいさちフォトギャラリー」のコーナーも設置されています。
微妙な色合いが繊細に表示されている様子を見ることができます。
むらいさんに写真を撮ってもらえるチャンスもあるようです。
こんな感じでデルの「むらいさちフォトギャラリー&デル最新ハイエンド製品体験イベント」は11月20日・21日の2日にわたって開催中。普段あまりみる事のないモデルも展示されているので、デルの製品に興味のある人はもちろんハイエンド製品の実力を垣間見たい人は要チェックです。
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