iPhoneを「夜間にアップデート」するとアラームが全解除されて寝坊する人が続出
「iOS 9」からユーザーが寝ている夜間にOSのアップデートを行うことが可能になりましたが、2015年10月22日から提供が始まった「iOS 9.1」で「夜間にインストール」を選択してアップデートすると、セットしていたアラームが全て解除されてしまうバグがあることが報じられました。
Bug in Apple's overnight iOS updates turns off iPhone alarms
http://appleinsider.com/articles/15/10/26/bug-in-apples-overnight-ios-updates-turns-off-iphone-alarms
Apple's Newest Software Update Will Shut Off Your iPhone Alarm While You Sleep
http://gawker.com/apples-newest-software-update-will-shut-off-your-iphone-1739207287
iPhoneやiPad向けのOS「iOS」には最新版アップデートとして「iOS 9.1」が登場しており、まだアップデートしていない端末には通知が表示されます。この時、「後で」→「夜間にインストール」と選択してiOS 9.1のアップデートを夜間に実行すると、アップデート後にセットしていたアラームが全て解除されてしまい、朝になってセットしていたアラームがひとつも鳴らない、というバグが発生しています。
このバグの影響により、世界中で「夜中にアップデートしたら授業に遅刻した」「『夜間にアップデート』を選んだらアラームが鳴らなかった。Appleよ、なぜ僕がミーティングに遅刻したか上司に説明してくれないか!?」といったツイートが続出しており、ロックバンド「ピクシーズ」のギタリストであるジョーイ・サンティアゴ氏も、「なぜか家族全員のアラームが鳴らなかった」と報告しています。
All of our iPhones alarms failed to wake up our household. Did anyone's iPhone alarm go off this morning?
— Joey Santiago (@JoeySantiago) 2015, 10月 28
また、一部では夜間に行ったアップデートがなんらかの理由で失敗し、朝起きたら端末の電源が切れていてアラームが鳴らなかった、というケースも発生している模様。「いますぐインストール」で最新バージョンを適用してもアラームは解除されないようなので、iPhoneのアラームで毎朝起きている人は、時間のある時に手動でアップデートするのが唯一の対処法のようです。
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