「Firefox 41」正式版リリース、「Firefox Hello」にメッセージ機能が追加
By mera
日本時間の2015年9月22日(火)から「Firefox 41」の正式日本語版がダウンロード可能となります。ブラウザから使える「Firefox Hello」の機能が強化され、通話しながらテキストのやり取りができる「インスタントメッセージ機能」や、Firefoxアカウントに写真を追加できる新機能などが登場しています。
Firefox のダウンロード — 自由な Web ブラウザ — Mozilla
https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/
Firefox 41.0 リリースノート
http://www.mozilla.jp/firefox/41.0/releasenotes/
Android 版 Firefox — モバイル Web ブラウザ — 柔軟なカスタマイズと、プライバシーを重視するブラウザ — Mozilla
https://www.mozilla.org/ja/firefox/android/
Android 版 Firefox 41.0 リリースノート
http://www.mozilla.jp/firefox/android/41.0/releasenotes/
◆デスクトップ版のダウンロード
Firefoxは自動更新機能によって順次自動アップデートされますが、今すぐ最新バージョンを使いたい場合は以下からダウンロード可能です。
・Windows版
http://download.mozilla.org/?product=firefox-41.0&os=win&lang=ja
・Mac OS X版
http://download.mozilla.org/?product=firefox-41.0&os=osx&lang=ja-JP-mac
・Linux版
http://download.mozilla.org/?product=firefox-41.0&os=linux&lang=ja
◆追加になった主な新機能・デスクトップ版
ブラウザから使えるビデオ通話機能「Firefox Hello」に、インスタントメッセージ機能が追加されました。Firefox Helloで通話を始めると、ウィンドウの下にテキスト入力欄が追加されています。
◆Firefox 41デスクトップ版での変更点
○新機能
・TSF(Text Services Framework)の利用により、Windows Vista以降でのIMEサポートが向上しました
・Firefoxアカウントのプロフィールに写真を設定できるようになりました
・Firefox Helloにインスタントメッセージ機能が追加されました
・SVG画像がfaviconとして利用できるようになりました
・box-shadowの描画がより高速になりました
○変更
・WebRTCの利用には、PFS (Perfect Forward Security)が必須となりました
・Windows 7において、WARPが無効になりました
・画像のデーコードがより高速になりました
・'transform'や'opacity'を利用するアニメーションの、コンポジッタースレッドでの実行が有効になりました
○HTML5
・MessageChannel と MessagePort APIが標準で利用できるようになりました
・SVG要素のtransform-origin属性が実装されました
・CSS Font Loading APIが標準で利用できるようになりました
・Navigator.onLineで、実際の接続状況を取得できるようになりました(WindowsとMac OS Xでのみ利用可能)
・document.execCommand("cut") / document.execCommand("copy")を利用して、Webコンテンツのコピーとカットができるようになりました
・Cache APIが実装され、window / Worker / ServiceWorkerから名前付きキャッシュに対する問い合わせができるようになりました
・縦書き文章のレイアウト機能が、デフォルトで有効になりました。詳しくはこちらをご覧ください
○開発者
・バイナリXPCOMコンポーネントをサポートしなくなりました。ネイティブバイナリを利用するためには、アドオンSDKにあるsystem/child_processのパイプ機構を利用してください
・ネットワークリクエストをHAR形式でエキスポートできるようになりました
・インスペクタにCSSルールを追加するボタンが追加されました
・マークアップビューで選択した要素のスクリーンショットを撮ることができるようになりました。スクリーンショットの撮影は、コンテキストメニューから行います
・インスペクタで、CSSのルール宣言をコピーできるようになりました。コピーはコンテキストメニューから行います
・インスペクタに擬似要素パネルが追加されました
○修正
・リサイズやビューポートの変更時にpicture要素が追随しない不具合を修正しました
・いくつかのセキュリティ問題を修正しました。
◆Firefox 41 Android版での変更点
○新機能
・検索パネルで、異なるサーチエンジンを利用した検索が素早く行えるようになりました
・タブレットで、タブをスワイプで閉じられるようになりました
・ユーザ名とパスワードが自動補完されなかった場合、ログインマネージャをオーバレイ表示させ、検索し、そこからコピー&ペーストで入力できるようになりました
・box-shadowの描画がより高速になりました
・Intent URIによって、WebページからAndroidのアプリを開けるようになりました
・クロアチア語[hr]がロケールに追加されました
○変更
・画像のデーコードがより高速になりました
・Androidのバージョンが、User Agentに含まれるようになりました
・'transform'や'opacity'を利用するアニメーションの、コンポジッタースレッドでの実行が有効になりました
○HTML5
・MessageChannel と MessagePort APIが標準で利用できるようになりました
・SVG要素のtransform-origin属性が実装されました
・CSS Font Loading APIが標準で利用できるようになりました
・document.execCommand("cut") / document.execCommand("copy")を利用して、Webコンテンツのコピーとカットができるようになりました
・縦書き文章のレイアウト機能が、デフォルトで有効になりました。詳しくはこちらをご覧ください
○開発者
・バイナリXPCOMコンポーネントをサポートしなくなりました。ネイティブバイナリを利用するためには、アドオンSDKにあるsystem/child_processのパイプ機構を利用してください
・JavaAddonManagerがGeckoに対してメッセージの送信、受信、レスポンスができるようになりました
・ホーム画面用アドオン向けにspeed dial APIが実験的に追加されました。これを利用した例をこちらでご覧になれます
・アイコンをグリッドに整列させるAPIがアドオン開発者向けに追加されました。このAPIを利用すると、ヘッダに多きな画像を表示させることも可能です
○修正
・Android 5.0(Lollipop)以降でのMP3ファイルの再生ができるようになりました
・いくつかのセキュリティ問題を修正しました。
なお、次期バージョンのFirefox 42は2015年11月3日(火)にリリース予定です。
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