「iPhone 6S」はメインカメラが1200万画素&4K動画撮影対応、画素数アップはiPhone 4S以来
2015年9月9日にAppleが開催するイベントで、新型iPhone(通称、iPhone 6S)が発表されます。これまで、iPhone 6SではApple Watchのディスプレイと同じように感圧式の「Force Touch」への対応や、新色の「ローズゴールド(もしくはピンク)」が追加されるなどの情報が頻繁に伝えられてきたわけですが、端末発表目前の時期になってApple関連の情報を取り扱うニュースメディアの9to5Macが、iPhone 6Sではメインカメラの画素数が1200万画素にパワーアップし、4Kムービーの撮影まで可能になると報じています。
iPhone 6S camera: 12 megapixel photos, 4K video recording, flash for selfies | 9to5Mac
http://9to5mac.com/2015/08/27/iphone-6s-camera-12-megapixels-4k-selfies/
9to5Macが得た情報によると、iPhone 6SとiPhone 6S Plus(5.5インチの新型iPhone)はメインカメラが1200万画素にパワーアップし、より高解像度の写真が撮影可能になるとのこと。また、カメラの画素数アップに伴い新型A9チップに内蔵されているイメージシグナルプロセッサも改良されており、画質を劣化させないまま高解像度の写真を処理可能になります。加えて、iPhone 6Sのメインカメラは4Kムービーの撮影にも対応する模様ですが、ディスプレイ解像度も4K対応にパワーアップするのかどうかは不明です。
さらに、iPhoneのインカメラであるFaceTimeカメラもパワーアップ予定。イメージセンサーが変更されるようで、一部では既存端末の120万画素から500万画素にパワーアップするのでは、と噂されています。
iOS 9ベータ版のコードからiPhone 6Sがインカメラでもフラッシュに対応することが明らかになっていたのですが、9to5Macが得た情報によればLEDフラッシュを搭載するわけではなく、撮影の瞬間にディスプレイを真っ白にして強く光らせることで擬似的なフラッシュを再現する、とのこと。加えて、インカメラからもパノラマ撮影や720pのスローモーションムービーが撮影可能になる見込みです。
さらに、iPhone 6Sのカラーバリエーションと価格がオランダのニュースメディアからリークされており、ユーロ圏ではiPhone 6S・iPhone 6S Plusの価格がiPhone 6・iPhone 6 Plusと同じままになる見込みであることが明らかになっています。ただし、リストの中に登場が噂されていた新色の名前は存在していませんでした。
なお、iPhoneのメインカメラの画素数がアップするのは、2011年に発売されたiPhone 4S以来、約4年ぶりとなります。
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