イタリアの美女100年の歴史が約1分でわかる「100 Years of Beauty - Episode 9: Italy (Mackenzie)」
100年の間に世界中の女性のメイクやヘアスタイルがどのように変わってきたのかを、わずか2~3分でさくっと理解できる動画シリーズがYouTube上で公開されているのですが、アメリカ、ロシア、イランなどに続いて、イタリア版のムービーが公開されています。
100 Years of Beauty - Episode 9: Italy (Mackenzie) - YouTube
今回、イタリアの100年間の流行スタイルを体験するのはモデルのマッケンジー・アルティヒさん。
まず髪をセットしながら、肌の色を明るめに整えていきます。
濃い深紅の口紅を塗り、目元をマスカラでぱっちりさせれば……
1910年代のスタイルが完成。
髪はカチューシャで留めて、アップでふんわりまとめられています。
続いて一旦メイクをすべて落として髪も結い直し、濃いめのアイシャドウを塗り直せば……
1920年代スタイルの完成です。太めの眉や濃いアイメイクがキリッとした表情を生み出していて、シンプルな真珠のネックレスと髪飾りが落ち着いた大人っぽい印象を与えます。
次はヘアアイロンで髪をカールさせまくり。
先ほどよりもさらに深いワイン色の口紅を塗ります。
これが1930年代のメイク&ヘアスタイル。白い肌に深紅の口紅がよく映えていて、どんな洋服を着ていたのか思わず想像したくなるようなスタイルです。
口を閉じてニッコリほほえんだ様子が非常にセクシー。
さらに化粧を落として……
今度はナチュラルメイクを施します。
髪を後頭部でひとつにまとめたポニーテールと、シンプルなアイメイクと薄いルージュで仕上げたのが1940年代。戦時中のため控えめなスタイルに抑えられていたのかもしれません。
1940年代とは打って変わって、1950年代は髪の毛をこれでもかと逆立てていきます。
ふっくらとアップでまとめた髪にスカーフを巻いたスタイルが1950年代に流行っていたようです。
次もヘアアイロンで髪を巻いてがっつりセットしていきます。
目元のメイクはこれまでで一番強烈な濃いアイラインが引かれます。
1960年代にはヒッピースタイルがアメリカからヨーロッパに流入した影響もあり、髪もメイクもかなり派手に仕上がっています。
自分で髪をぐしゃぐしゃにするマッケンジーさん。まるでディスコで夜通し遊びまくった後のような印象です。
次は1970年代のロシアと同様に青系統のアイメイクを施していきます。
1970年代は髪をラフに流して、鮮やかな赤い口紅が褐色の肌に映えるメイク。
続いては後ろ髪をまきまき。
アップでまとめた髪にゴージャスな金色のアクセサリーをつけて、オレンジ色のアイシャドウと濃いめのアイラインを施していきます。
同じく金色の派手なリングピアスをつければ1980年代スタイルの完成。とにかく派手でゴージャスな印象です。
次は前髪をオールバックにせず、アイロンで巻いて……
くしを使って盛大に逆立てていきます。
メイク中の様子をカメラマンがパシャパシャ撮影する場面も。
そして完成したのが1990年代スタイル。メイクはまたもナチュラル風に戻り、最低限のメイクに抑えられています。
大きく盛り上がった前髪とスッキリまとめた後ろ髪が、どこかボーイッシュな印象を与える仕上がりです。
21世紀に入り、目元をぱっちりと大きく見せるメイクに変化。
2000年も髪はスッキリと結ってあり、メイクは1990年代よりもやや濃いめに変化したようです。大きめの石を使ったピアスが印象的。
マッケンジーさんが目を細めると妖艶な雰囲気にドキッとしてしまいます。
最後は2010年代。またも前髪をくるくると巻いて……
目元はつけまつげでボリュームを加えます。
2010年代は、ピンクのかわいらしいチークや口紅が流行で、アクセサリー類は1980年代よりも色鮮やかでゴージャス感が増しています。まるでこのままバカンスに行ってしまいそうな雰囲気。
にっこりと歯を見せた笑顔でムービーは終了です。
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