464GB巨大ストレージで防水・1300万画素自撮り・4K対応などスペック追求型スマホ「Saygus V SQUARED」

スマートフォンのカメラ性能が向上して画素数がアップしたり、4Kムービー撮影に対応したりすることで、スマートフォンのストレージ容量は大きすぎるということはないという状況になりつつあり、中でも、iPhoneやNexus 5のようにSDカードに非対応のスマートフォンでは、容量不足の悩みはつきものです。そんなスマートフォンのストレージ容量不足とは無縁の生活を約束してくれる最大464GBの巨大ストレージを実現するスマートフォン「Saygus V SQUARED」が登場しました。

Meet the Saygus V SQUARED on IndieGoGo - YouTube


めざましく進歩を続けるスマートフォンですが、「16GBのストレージで本当に満足なの？」と疑問を投げかけるルイスさん。16GBのストレージではとうてい足りないと、スマートフォンの容量に不満があるようです。

これこそ私の求めるスマートフォンと、Saygus V SQUAREDを紹介するルイスさん。

Saygus V SQUAREDはあらゆるものをつめこんだ夢のスマートフォンとのこと。

ベースとなるストレージは64GB。

Saygus V SQUAREDはさらに2つのmicroSDカードスロットを搭載。

それぞれMAX200GBの容量アップが可能。

というわけで、Saygus V SQUAREDは最大464GBというノートPCにも負けない巨大なローカルストレージを実現しています。

Saygus V SQUAREDはストレージ容量だけが取り柄の「ストレージ番長」ではありません。光学手ブレ補正機能付きの2100万画素リアカメラは……

4K画質のムービー撮影に対応。

フロントカメラはなんと1300万画素。

最高の自分撮りが可能です。

Harman Kardonとの提携によって3Dオーディオ対応で迫力あるサウンドを楽しめるとのこと。

また、Saygus V SQUAREDはIPX7の防水性能があり、水深1メートルに30分間沈めても大丈夫。

さらに「ワイヤレスHDビーミング(WiHD)」機能搭載で、HD画質の映像をタイムラグなしで大画面に転送可能。

大画面でゲームをプレイすることができます。

Saygus V SQUAREDの主なスペックは以下の通り。

SoC：Qualcomm Snapdragon 801(2.5GHz4コア)
メモリ：3GB
ストレージ：64GB
ディスプレイ：5インチ(1920×1080)液晶
フロントカメラ：1300万画素
リアカメラ：2100万画素
バッテリー：容量3100mAhで脱着可能
OS：Android 5.1 Lollipop(microSDカードを使ったマルチブートに対応)
対応LTEバンド：1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、20、25、26、28、29、40
その他：デュアルmicroSDカードスロット、ワイヤレス給電Qi、指紋スキャナー、ノイズキャンセリング機能

Saygusの開発者によるとSaygus V SQUAREDは「10年来の夢」をすべて盛り込んだスマートフォンで、Saygusのサイト上で2015年1月に予約受付を開始したところ、54カ国のユーザーから応募が殺到。これを受けて、クラウドファンディングサイトIndiegogoで、量産化に向けた出資を募集したところ、1週間足らずで目標金額の100万ドル(約1億2000万円)をクリアしています。

なお、Indiegogoでは2015年7月16日まで出資を受け付けており、650ドル(約8万円)の出資でSaygus V SQUAREDを1台をゲットでき、2015年秋の出荷が予定されています。

Saygus V SQUARED | Indiegogo

Saygus V SQUAREDが対応をうたう200GBのmicroSDカードとは「Ultra microSDXC UHS-I 200GBモデル」だと思われますが、これをはるかに上回る大容量512GBのmicroSDカードがすでに発表されているため、正常に動作するのか期待がかかります。もし、対応すればスマートフォンはついに1TBオーバーのローカルストレージを手に入れることになりそうです。