舌にビリビリくる「175°DENO 担担麺」の痺れる担担麺を食べてきた
四川省の成都で仕入れたという日本未入荷のスパイスなどを使うことで、他では食べられないような本格的な担担麺が食べられるお店が、札幌市中央区に本店を置く「175°DENO 担担麺」です。このお店では「痺れる」「すごく痺れる」など痺れ度合いの違う担担麺を出しているとのことで、気になったので食べに行ってきました。
本店の場所はココ、最寄り駅は札幌市営地下鉄の大通駅か、札幌市電の西8丁目電停。
西7丁目通りから東西の通りへと入ったところに、幟の立ったビルがあります。
月・土・祝は11時30分~15時30分で昼のみ営業、火~金は11時30分~15時・17時30分~21時の営業で、日曜日はお休み。
この細い通路の右奥がお店です。
まずは店の入口の前にある食券機で食券を購入。「汁なし」と「汁あり」の2種類に対して、それぞれ入っている辣油と花椒の量の違いで「痺れない」「痺れる」「すごく痺れる」と3種類の痺れレベルがあります。さらに辛さを増したり、痺れを増すことも可能ですが、今回は「痺れる汁なし担担麺」(800円)にしました。
お店が満席の時は、食券機の裏側にある席に座って待ちます。四川花椒には精神安定・血圧を下げる・消炎鎮痛・ホルモンバランスを整える・皮膚表面のバイ菌抑制・消化器官の改善という効能があるそうです。
向かいの壁には、汁なし担担麺が何でできているのかという解説が。
やがて席が空いたので着席。通路も狭いのですが、お店の中もかなり狭め。
5分ほどで汁なし担担麺が登場。
スープにどっぷり浸かっているわけではないものの、自家製辣油と鶏ガラスープの合わさったものが皿の底に溜まっています。
具材と麺をまぜて食べていきます。
「痺れる」を名乗るだけあって、食べてしばらくすると口の中の粘膜全てがぼわーんと鈍くなったような感覚がしてきて、舌を中心に痺れが広がっていきます。ただし、ピリッとするような辛さはほとんどなく、麺はズルズルとすすれます。鼻にまでこの痺れる感じと旨みが抜けてきて、よくあるピリ辛風味の担担麺はいったい何だったのだろうかと思わされる味。
全体的に口周りが痺れてきてなんだかぼんやりする感じがある中で、炒醤肉に詰まった旨みと、松の実とカシューナッツのコリコリした食感がアクセントになります。
テーブルに置かれていた辣油をちょっと追加。
自家製辣油には四川省成都で仕入れた漢方が使われているとのこと。辛さは、もはや口の中が痺れきっていてわかりません。
しかし、この痺れが癖になって箸が止まらず、最後に残った炒醤肉もレンゲですくって……
完食。ごちそうさまでした。
お店を出ると次のお客さんが食券機の後ろで待っていました。
痺れが苦手な人でも食べられる「痺れない担担麺」もあるので、ぜひ食べに行ってみて下さい。
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