激しい戦いが待っている「ジョジョの奇妙な冒険」第8回プレミア上映会レポート
2015年4月から放送中の「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編」の最新エピソードを鑑賞&キャストによるトークショーが楽しめるプレミア上映会の第8回が、新千歳空港内にある「じゃがポックルシアター」で開催されました。
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』公式サイト
http://jojo-animation.com/
新千歳空港の国内線ターミナルビル。
その4階は「オアシス・パーク」という名前になっていて、映画館「じゃがポックルシアター」や新千歳空港温泉などが入っています。
エスカレーターを上がると雪ミク スカイタウンが待ち構えていました。
その奥にあるのがじゃがポックルシアター。
4月13日(月)はジョジョ一色でした。
イベントMCはアニメライターの小林治さんで、ゲストはモハメド・アヴドゥル役の三宅健太さん、ジャン・ピエール・ポルナレフ役の小松史法さん。ちなみにゲストの2人と北海道との縁は、小松さんは札幌出身、三宅さんはジョジョと同じぐらい「曜日の名前が入った北海道発のバラエティ番組」が大好きだとのこと。
会場に来た人にはこのようなアヴドゥル&ポルナレフのポストカードが配布されました。
4/13(月)開催「ジョジョの奇妙な冒険 第8回プレミア上映会@北海道」チケット発売中!ゲスト:三宅健太、小松史法!来場者特典はアヴ&ポルの限定ポストカード!http://t.co/qxwvEfCOeu #jojo_anime pic.twitter.com/1HF2buqR2M
— TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』公式 (@anime_jojo) 2015, 4月 6
三宅さんはジョジョシャツでの登場で、小林さんもジョジョパーカーを着用していたため、一人置いて行かれてしまった感じの小松さん。
オープニングトークのあと、まずは第36話と第37話、「ホル・ホースとボインゴ」前後編が上映されました。この前編の冒頭には、ホル・ホースとDIOとが館で会話をするシーンがあるのですが、ここのDIOだけで2時間ぐらいは喋れてしまうとノリノリの三宅さん。
DIOのもとで戦う事を改めて決めたホル・ホースは新たな相棒としてボインゴを選びます。しかし、セト神の予言は「なぜそんな内容に?」というものばかり……
コンビは前途多難に見えますが、セト神の力が本物であると体感したホル・ホースはその予言に従ってジョースター一行と戦う事に。
しかしその予言を実行したところ、ポルナレフの背後で逃げ場がない状態に。
絶体絶命、本当に予言の通りになるのか……?と疑ってしまうような状況に陥ります。
ここではバトルシーンよりも心拍数が上がるような演技を求められたという小松さん。このエピソードで、小松さん演じるポルナレフはホル・ホースに鼻に指を突っ込まれるという、普通に戦っているときには発生しないようなシチュエーションに遭遇。実際に小松さんは指に鼻を突っ込み、かといってホル・ホースと同じように正面から指を入れるとマイクの邪魔になるので、まるで鼻フックのような形で演じた事を明かしてくれました。
そのホル・ホースは、J・ガイルと組んでジョースター一行と戦い、エンヤ婆戦では巻き込まれ、これが3度目の登場。それだけに印象深いキャラクターなので、ここでいなくなってしまうことがなんだか寂しいような気もすると三宅さん。その気持ちはなんだか分かる気がします。
なお、ホル・ホース以外で気になるキャラクターとしては、三宅さんは高垣彩陽さんの演じたマライアを挙げました。これは、ジョジョの現場がキャストもスタッフも男だらけで、ようやくエジプト編からイギー役の福圓美里さんが加わったものの犬で吠えまくるだけの役であり、女性キャラクターがほとんど出てこないためだとのこと。ただ、そんなマライアも「こっこのビチグソがぁ~~~っ」と言ってしまったりするわけですが……。
小松さんが挙げたのはアヌビス神。それまでに小松さんが一度自分の中で作り上げたポルナレフというキャラクターを、あの憑依がぶっ壊してくれたそうです。
小林さんは敵ではなく、小さくなったポルナレフの声を誰がやるのかが気になっていたとのこと。あのキャラクターは、当初は台本上でも「チビナレフ」として分かれていたものの、後半は「ポルナレフ」表記だった事から、小松さんはひょっとしてと一応準備をしていたそうです。会場ではその声色を披露してくれました。
トークが盛り上がったところで、北海道先行上映の第38話「地獄の門番ペット・ショップ その1」へ。この時点ではMBSやCBCでもまだ放送されていない話数です。小松さんは東京での放送を見られなかったため、この劇場で初鑑賞でした。
いよいよ写真に写っていたDIOの屋敷に近づいてきたジョースター一行。その屋敷の門番がスタンド使いのハヤブサ、ペット・ショップ。
ジョースター一行とは無関係に偶然館に近づいてしまったイギー。ペット・ショップに見つかってしまい、バカな犬のふりをして逃れます。
しかし訳あって、「犬好きの子どもは見殺しには…できねーぜ!」と積極的に戦うことに。
ジョセフ役・石塚運昇さんはこのエピソードでのイギーのセリフがすごくお気に入りだそうで、現場では「今日はワンコ出てないのか?」とそわそわしているとのこと。
一方、承太郎はセリフがなく、お休みの回。これまでも、アヴドゥルやポルナレフで同じようにお休みの回があったわけですが、承太郎役の小野大輔さんはセリフがないにもかかわらずスタジオにやってきて、本番中はロビーのソファに腰掛けてニコニコと現場を見守っていたそうです。その姿には、思わず三宅さんたちが「やれやれだぜ……」だそうですが、たとえセリフがなくても承太郎の姿に魂がこもって見えていれば、それはアニメーターさんの力と、スタジオに来ていた小野さんのパワーではないか、とのこと。
そんな小野さんがパーソナリティを務める「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース オラオラジオ」は音泉・響 - HiBiKi Radio Stationで配信中、ラジオCD第1巻も発売中。本編「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編」BD・DVD第1巻は4月27日発売。今回も力の入ったパッケージになっています。
さらに、2014年10月にパシフィコ横浜で開催されたイベントも映像化されて発売中。
4月24日(金)には新イギーストラップも発売。三宅さんと小松さんが手にしていますが、小さいのでさすがに会場の人には見えなかったかも。
イベントのトークパートはUstreamで配信されましたが、電波が不安定だったとの事で、4月14日(火)22時から再配信されるそうです。
最後に2人からは、これで9栄神のうち6人を倒してあとわずかに見えるけれど、まだまだ激しい戦いが待っているので楽しみにして欲しいというコメントが寄せられました。
まさに、エジプトでの戦いはようやくDIOの館に近づいたものの、まだ館には一歩も足を踏み入れておらず、ジョースター一行はDIOの姿を目視していません。まずはペット・ショップ戦でイギーはどうなったのか、来週以降もお楽しみに。
©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会
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