レビュー

無料でブラウザからシンセ・ドラム音源でメロディを作れるシーケンサー「Acid Machine Beta」


ブラウザからアクセスするだけで、シンセサイザーやドラムキットの音源を使ってメロディが作れるオンラインシーケンサーが「Acid Machine Beta」です。PCだけでなくスマートフォンやタブレットからもアクセス可能で、シンセサイザートラックが2つと、11種類のドラムキットのリズムマシンが1トラックという、無料とは思えないほどの機能が詰めこまれています。

Acid Machine Beta
http://errozero.co.uk/acid-machine/


Acid Machine Betaを使っている様子は以下のムービーに収めています。

「Acid Machine Beta」を使ってみた - YouTube


「Acid Machine Beta」は大きく分けて3つの音源部を搭載しており、16ステップのプログラミングが可能なステップシーケンサーです。上2つのトラックは鍵盤を押したり、各種エフェクトのノブなどをグリグリすることでシンセサイザーのフレーズを打ち込みできるトラック。一番下が16ステップのリズムマシンのトラックになっており、ドラムパターンを作成することができます。


「Acid Machine Beta」を使ってみるには、左上の「Play」をクリック。


するとあらかじめセットされている音が鳴り始めます。鍵盤をクリックしていくと、フレーズを変えていくことができます。


上2つのトラックは「Current Step」の「Up」「DN」で1~16までのステップを切り替えることができます。


1ステップごとに音を割り当てることで、メロディを作成していくことが可能。


各ステップの音程は、「Octave(オクターブ)」で上下に1オクターブずらしたり……


「Accent/Slide(アクセント/スライド)」で、音色に変化をつけたり、音程を滑らかに変化させるポルタメント効果をかけることができます。


エフェクトノブは「Tune」「Cutoff」「Reso」「Env.Mod」「Decay」「Accent」の6種類をドラッグしてグリグリすればOK。


別のパターンを作りたい時は、左側の数字を切り替えて新しいバンクを開きます。


元のパターンのメロディは各バンクに保存されており……


「Randomize」をクリックすると、ランダムに生成されたパターンが再生されます。クリックしていくだけでもさまざまな音楽を聴けて楽しめ、キーボードの「R」や「T」を打っても切り替え可能。


「Waveform(波形)」をクリックすると、オシレーターの波形を「Sw(ノコギリ波)」と「Sq(矩形波)」で切り替えることができ、ガラッと音の雰囲気を変更できます。


「Mute」を押すとトラックをミュート。


各トラックのボリュームは右端にある調節バーで行います。


BPMの上限は410。


一番下のトラックはパッドをクリックしてドラム音でリズムを作成。


ドラムキットは「BD(バスドラム)」「SD(スネア)」「LT(ロータム)」「MT(ミッドタム)」「HT(ハイタム)」「RS/CP(リムショット/ハンドクラップ)」「CH/OH(ハイハット)」「CC/RC(シンバル)」があり、クリックすることで音色を切り替えてリズムを重ねていくわけです。

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in レビュー,   ネットサービス,   動画, Posted by darkhorse_log

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