既存品の約3倍の価格でこだわり素材の「The ボンカレー」はカレーを47年作った大塚食品の本気が垣間見える一品
世界初のレトルトカレーとして誕生して今年で47年目を迎えるボンカレーに、国産野菜を使った二段仕込みの「The ボンカレー」が登場しました。通常のボンカレーの約3倍の税抜500円の価格で、こだわり抜いたカレーとのことなので、一体どのくらいのクオリティになっているのか確かめるべく食べてみました。
ボンカレー史上最高品質のプレミアム商品 『The ボンカレー』国産野菜などこだわり素材の「二段仕込み」保存料、合成着色料、化学調味料不使用~2月12日(木)「ボンカレーの日」に全国で新発売~
(PDFファイル)http://www.otsukafoods.co.jp/news/pdf/20150203.pdf
The ボンカレーは黒を基調とし、金色で「The ボンカレー」と書かれた高級感のあるデザイン。
パッケージの写真を見ると、かなり具だくさんのようです。
牛スネ肉と国産野菜などを使い、こだわりの二段仕込みで6種類の粗挽きスパイスで芳醇な薫り立ちに仕上げた、極みのボンカレーとのこと。
鍋で湯煎しても温められますが、フタを開けて箱ごとチンしてもOK。
原材料は野菜(じゃがいも、にんじん、しょうが、にんにく)・牛肉・ソテーオニオン・牛脂・エキス(ビーフ、チキン)・チキンブイヨン・乳製品・カレー粉などで、リンゴペーストや魚醤も入っています。
1袋当たり295kcal。
開封すると黄色っぽいパッケージが登場。
パッケージはビニールでできており、上にある蒸気口を開封し、電子レンジで温めます。
必ず蒸気口がついた面を上にしてレンジに入れるのが注意点。温め時間は500Wで2分間、600Wで1分40秒です。
温めている最中にボコボコとやや大きな音がしたので不安だったものの、しっかりと温まっていました。
さっそくごはんを盛ったお皿にカレーを移してみます。
確かに、パッケージの写真のようにThe ボンカレーの具材は多め。
国産のにんじん……
じゃがいもが入っています。
牛肉はかなり良く煮込まれているようです。
まずは牛肉から食べてみると、よく染みこんでおり、スプーンでも簡単に切れるような柔らかさ。カレーはボンカレーとは別次元の味で、まるでホテルの欧風カレーのよう。野菜の甘味や、西洋出汁の旨味、バターのコクが含まれたしっかりした力強い味で、時間差でスパイスの味が口に広がります。コクや旨味がかなりしっかりしているので、それに負けないように一般的な中辛よりもやや多めにスパイスを使っているように感じられました。
臭みがまったくないにんじんは、嫌いな人でも食べられそうな味。ジャガイモはホクホクとした食感で、甘味が感じられました。
もちろんごはんが進みまくりで、目隠しをして食べると絶対にボンカレーとは気づかないようなクオリティ。近年様々な定番商品のプレミアムバージョンが発売され、中には値段が高いだけでクオリティがともなっていないものも存在しますが、The ボンカレーは47年間カレーを作ってきた大塚食品の本気が垣間見えるような商品に仕上がっており、税抜500円という価格も適正に思えました。
なお、The ボンカレーはレギュラー商品として販売とのこと。カレーが好きな人なら一度は食べてみるべき商品です。
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