トリガー制作の「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」2015年公開へ

2013年7月に制作が発表されてKickstarterで約7400万円の出資を集めた「リトルウィッチアカデミア2(仮)」が、「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」の題名で2015年に劇場公開されることが公式サイトで発表されました。制作は「キルラキル」や「異能バトルは日常系のなかで」を作ったトリガーです。

映画『リトルウィッチアカデミア』公式サイト
http://littlewitchacademia.jp/

「リトルウィッチアカデミア」は2014年4月に劇場公開された「アニメミライ2013」の中の1作品で、2014年7月に続編として「リトルウィッチアカデミア2(仮)」を作ることが発表されました。当初は20分程度の短編が予定されていましたが、Kickstarterで出資を募り集まった金額次第で最大40分までの延長を決めたところ、目標金額をわずか2日で突破。最終的に62万ドル(当時のレートで約7400万円)を集めることに成功しました。

アニメ映画「リトルウィッチアカデミア2(仮)」制作計画が3000万円を超える金額を4000人超の有志から集め目標金額の倍をわずか2日間で突破 - GIGAZINE

その後、制作会社であるトリガーはテレビアニメ「キルラキル」の制作に取りかかったこともあって、本作に関する情報が出てこなくなり、Kickstarterではファンから心配の声が寄せられるようになりました。もちろん、本作の制作が中止になったわけではなく、トリガーは2014年12月に絵コンテの一部を公開。

2015年2月14日にはバレンタインデーに合わせてティザーイメージを公開しました。

現時点では、アッコ、ロッテ、スーシィというメインの3人、および空飛ぶ船のビジュアルのみが公開されている状態。「40分の中編アニメーションを作る」という前提があるので、長さ自体は最大で40分ということがわかっていますが、ストーリーはどんなものになるのか、これからの情報公開が楽しみです。

ちなみに、「リトルウィッチアカデミア」を生んだプロジェクトである「アニメミライ」は、今年は以下の4作品が公開されることになっています。

・アキの奏で(監督：鈴木洋平、制作：ジェー・シー・スタッフ(J.C.STAFF))
・ロボットかあさん(監督：須田裕美子、制作：SynergySP)
・音楽少女(監督：石倉賢一、制作：スタジオディーン)
・クミとチューリップ(監督：手塚眞、制作：手塚プロダクション)