集中力を発揮しタスクを爆速で終えられるようにするためのアイテム「Esington Glass」

周囲に気を取られない「ハイパーフォーカス」という状態を作り出し、25分という一定の時間内にタスクを素早くやり遂げられるように習慣づけることができるというアイテムが「Esington Glass」です。ガラス製の見た目は美しくユニークで、視覚・聴覚・触覚に訴えかけることによってやる気にあふれていない人でも自然と集中できるようになっているとのこと。

Esington Fine Goods
http://esington.com/

Esington Glass: The Ultimate Productivity Timer by Esington — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/esington/esington-glass-the-ultimate-productivity-timer

Esington Glassを実際に使用している様子やEsington Glassが立てるホワイトノイズは以下のムービーから確認できます。

Esington Glass Productivity Timer Intro - YouTube


これがEsington Glass。一見すると普通の砂時計っぽいアイテムですが、触覚・視覚・聴覚に訴えかけ、集中力を手に入れると共に一定の時間内にタスクを行えるよう習慣づけるための工夫がなされています。

Esington Glassは使用している間にホワイトノイズを生み出し、周囲のことを忘れて一点に集中するハイパーフォーカスという状態になれるようトレーニングするアイテム。1ターンで25分を計れるようになっているのですが、この間に集中してタスクを行い、タスクが終了した瞬間に達成感と息抜きを得ることで、人間のモチベーションと深く関わるドーパミンを放出させて、25分の集中を習慣づけられるようになっているわけです。また新年の誓いが三日坊主になりがちなように、「今日からやるぞ！」という過度のやる気は1つのことを持続して行うのに向いていませんが、Esington Glassは視覚・触覚・聴覚に訴えかけ、ひっくり返すだけでスタートできるため、やる気がそこまでなくても行動に移せるというのもポイントです。

パーキンソンの法則によると、人は「このタスクを行うのにこれだけの時間が必要だ」と言うと、その時間いっぱいを使ってタスクを行うとのこと。しかし時間内でタスクを終えるようにする「タイムボックス」を癖づけられれば、人は一定の時間内を「疾走」するため、予定よりも早くタスクを終えられるというわけです。さらに、周期的な休息は質的にも量的にも仕事能力を向上させ、生産性も上げられるという研究結果も出ています。

また、タイマーなどを使っていると、アラームが鳴り設定時間が終了した時に集中力が途切れることになりますが、Esington Glassは設定時間が終了しても静かなので、集中している人はそのまま集中し続けることが可能です。

画像の男性が開発者のルディ・マーシュさん。マーシュさんの手元に2つのEsington Glassが置いてありますが、どちらもかなりの大きさ。

左のレギュラーサイズは高さ14cm×幅12cmで、右側のラージサイズは高さ19cm×幅16cmです。

ガラス容器の中はナノ粒子の鋼鉄で満たされており、粒子が下の容器に落ちると無秩序にバウンドすると共に、ホワイトノイズを生み出します。

ガラス容器は1つ1つ手吹きで作成。クオリティチェックも行われており、時間を正確に計るとのこと。

Esington Glassは現在Kickstarterで商品化のための出資を募っている最中。目標額5000ドル(約60万円)のところ既に13万ドル(約1500万円)以上集めている人気アイテムで、49ドル(約5700円)の出資でレギュラーの25分タイマー1個をゲットできるようになっており、ラージサイズを1個ゲットするには199ドル(約2万3000円)の以上の出資が必要。出資額を上げるともらえるEsington Glassの数などを変えられるようになっており、発送は全世界に対応していますが、送料の有無は現時点で不明です。

なお、締め切りは日本時間で1月29日の6時8分となっています。

Esington Glass: The Ultimate Productivity Timer by Esington — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/esington/esington-glass-the-ultimate-productivity-timer