Googleがリアルタイム音声翻訳を「Google 翻訳」アプリに搭載する予定
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AndroidやiOS向けに公開されている「Google 翻訳」は90以上の言語に対応していて、世界中の至るところで使用できるアプリです。そのGoogle 翻訳に強化されたリアルタイム音声翻訳機能をGoogleが搭載予定であることが判明しました。
Language Translation Tech Starts to Deliver on Its Promise - NYTimes.com
http://bits.blogs.nytimes.com/2015/01/11/language-translation-tech-starting-to-deliver-on-its-promise/
記事執筆現在公開中のGoogle 翻訳にはテキスト入力以外に「音声入力」「手書き入力」「カメラ入力」という入力モードがあります。その中の1つである音声入力は、文字通り音声で入力すると翻訳結果をテキストで表示してくれるというもの。ただし、対応言語はテキスト入力に比べると数が少なく、世界中どこでも使用できるといったものではなく、精度も100%正確と言えるものではありませんでした。
しかしながら、ニューヨーク・タイムズよるとGoogleは音声入力モードを強化して対応言語を増やし、入力後にほとんど時間をかけないリアルタイム翻訳で、かつ今まで以上の正確な翻訳を可能にするアップデートを配布する予定とのこと。
Google 翻訳の統括エンジニアであるMacduff Hughes氏は「Google 翻訳の月間アクティブユーザー数は500万人を超えています。インターネット上で使用されている言語の80~90%は10種類の言語で占められおり、翻訳という機能は多くのユーザーに取って重要な要素になってくるでしょう」と、インターネットにおける翻訳の重要性を語りました。
Googleに先だって、Skypeは2014年12月に英語とスペイン語を対象にしたリアルタイム音声翻訳機能のプレビュー版を公開済です。実際に使用したユーザーからは「翻訳にかかる時間のために会話が中断される」「ヘッドセットが必要なのが面倒」といった指摘が出ているのも事実であり、Google翻訳がそういった問題をクリアできるか気になるところです。
By Jon Ovington
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