試食

「味集中カウンター」を採用したラーメン一蘭発祥の店に行ってきた


とんこつラーメン専門店・一蘭は他の人の視線を気にすることなくラーメンを食べることだけに集中できる「味集中カウンター」を採用しているお店です。博多生まれで、九州だけではなく首都圏・大阪・京都など幅広く出店していますが、福岡市南区に発祥のお店があるということで、せっかくなので発祥のお店の「味集中カウンター」でラーメンを食べてみることにしました。

天然とんこつラーメン 一蘭
http://www.ichiran.co.jp/index_hp.html

天然とんこつラーメン 一蘭 発祥の店 那の川店 ~発祥の店~(九州)
http://www.ichiran.co.jp/html/q_nanokawa.html

住所は福岡県福岡市南区那の川2-2-10、西鉄平尾駅から徒歩7分ほど、西鉄バスの「那の川」バス停からは徒歩3分ほど。


ということで、まずは博多駅前からバスに乗ります。「那の川」バス停を経由するのは写真の左手側に歩いて行ったところにある博多駅前B乗り場なら65系統「桧原営業所」行き、その隣にあるC・D乗り場なら64・66・67・69・69-1のいずれでも行くことが可能。


博多駅前から乗ると、「九電工前」「平尾方面」「清水町方面」の3つの那の川バス停があります。今回は最も離れたところにある九電工前で降りましたが、それでも徒歩5分とかからない距離でした。


お店はこんな感じで、一部ちょっと屋台風になっています。


日赤通りに沿っていて、駐車場・駐輪場はお店の北側徒歩1分ぐらいのところにあります。


まずはお店の前の食券販売機で食券を購入。


定番はラーメン+替玉(980円)で、ラーメンのみなら790円。とんこつラーメン専門店なので「塩にするか、しょうゆにするか」などと悩む必要はなく、ごはんをつけるかどうか、トッピングをどうするかだけ考えればOK。


一蘭の最大の特徴は「味集中カウンター」と呼ばれる、隣や正面が仕切られた座席になっていること。これは「人間は味を見極めたいときは味覚だけに集中するのではないか」という考えから作られたもので、たとえお客さんが集中して食べたとしてもおいしいと感じられるものを出しているという自信の表れ。特許も取得しています。


ということで着席すると、視界はこんな感じ。


食券は購入済みですが、そのラーメンの味の濃さはどうするのか、こってり度はどうするのかなどを記入することで、お好みのラーメンを作ってくれます。今回は基本に忠実に注文しました。


ちょうど目線の高さにあるのは一蘭のラーメンへのこだわりやおいしい食べ方のパネル。


パネルを読んでいると、あっという間にラーメンが到着。ラーメンが置かれると、目の前のすだれが下ろされて、店員さんからの視線も遮られ、完全に自分だけのスペースに。


お冷やも当然セルフサービスです。


ということで、万事整うとこんな感じ。


これぞとんこつラーメンという白濁スープに細麺。中央にうっすら赤く見えているのが、一蘭自慢の「赤い秘伝のたれ」。


スープは見た目の脂分の通りに旨味がぎっしりと凝縮されている感じですが、胃にずっしり重たくのし掛かるわけではなく、気をつけないとグイグイ飲んでしまううまさがあります。


めんとスープの相性は当然言うことなし、抜群。今回は麺のかたさを「基本」にしましたが、いろいろなかたさを試してみたくなります。


チャーシューはラーメンの味の邪魔をせず、でも、いると嬉しい存在。


「秘伝のたれ」は唐辛子を中心に三十数種類の材料を調合したもので、唐辛子らしいピリッとした辛さが上あごのあたりをふわふわと漂います。決して「ピリ辛」なのではなく、ラーメンをおいしく食べるために口の中で味を足してくれているような感じ。

ちなみに、箸袋の裏が追加注文用の用紙になっているので、替玉を食べるつもりはなかったけれどおかわりしたい人はこれを利用すればOK。


おみやげの販売もあります。


店内通路は一方通行になっているので、食べ終わったあとは矢印に従って外へ出るだけ。出口は専用なので、誰かとすれ違うおそれはありません。このあたりも女性などに人気のポイントなのかも。


お店は24時間営業で、こうして外から調理風景を見られます。那の川店の場合、連日12時台と夜~深夜帯はちょっと混雑するそうです。


天神・博多駅方面のバス停は店のすぐ近くなので、さっと食べて帰ることが可能。そもそも、天神や博多の地下街にも出店しているので、わざわざ那の川まで来なくても食べられます。

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in 試食, Posted by logc_nt

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