取材

日本の眼鏡フレーム生産量の約9割を占める鯖江市「めがねミュージアム」に行ってきました


福井県はかに・米・そば・もんじゅなどさまざまなものが有名ですが、眼鏡も県の一大産業の1つです。特に鯖江市は日本国内の眼鏡フレームの生産量の約9割、世界生産量の2割を誇り、100年以上の歴史があります。鯖江市の「めがねミュージアム」では眼鏡の販売や資料の展示を行っています。日本の眼鏡の現状を知るべく、行ってきました。

めがねの聖地、福井県鯖江市の「めがねミュージアム」 | MEGANE MUSEUM
http://www.megane.gr.jp/museum/

めがねミュージアムの住所は「福井県鯖江市新横江2-3-4」で、JR鯖江駅から徒歩10分ほどの場所にあり、北陸自動車道の鯖江インターチェンジから2分の場所にあります。


めがねミュージアムが入るめがね会館は、10階建ての建物で1階から3階までがミュージアム。


ミュージアム内には「ショップ」「体験工房」「博物館」があります。


入り口は白を基調として落ち着いた感じ。


上を見上げるとなにやら飾り物が……


1つ1つが眼鏡のフレームになっていました。


入り口の受付はちょっとしたグッズ売り場になっています。


めがねの型をした堅パンが売っていました


めがねミュージアムの1階の奥にある右側がショップで、左側が体験工房。


ショップ近くのトイレに行くと……


トイレの男性のマークまで眼鏡をかけていました。


残念ながら眼鏡売り場は撮影が禁止。特に値段が安かったりすることはないのですが、大手チェーンの眼鏡店では見ることがないようなスタイリッシュな眼鏡から個性的なデザインのものまで、幅広い種類のものが置いてありました。


左側は1週間前から2名以上で予約を行うと入場することができる体験工房。眼鏡の型のストラップ作りは予約をしなくても作れます。


机の上には眼鏡の見本が置かれていました。


眼鏡の横の部分にあたるテンプルは色々なものが選べるようです。


派手な色のスプリングカラーのものから……


落ち着いたブラウンベースのものまで様々なパーツを選んで自分好みの眼鏡を作ることができます。


発泡スチロールの中には様々なフレームが入っていました。


ピンクで柄が入ったものなど、かなり派手なものも用意されていました。


2階はカフェになっています。


眼鏡をモチーフにしたお菓子はありませんでしたが、コーヒーや紅茶と一緒に洋菓子を楽しむことができます。


続いてはエレベーターに乗り、3階のめがねミュージアムへ。


エレベーターを降りるとすぐめがねミュージアムになっています。特に入場料はかからず無料。


眼鏡を作るために使われた、古い鉄製の機械が飾られています。


眼鏡は冬でも生産ができ、初期投資が少なくて済むことから1905年頃から生産が開始されたそうです。


機材はかなり古く、歴史が感じられます。


過去に作られた眼鏡も大量に展示。


古い眼鏡のケースも展示されています。


江戸支柱式天狗めがねなど、いかにも当時の人が付けていそうなめがねが展示されていました。


半分に折って収納できる眼鏡も展示。今売っていても便利そうです。


第2次世界大戦の末期、特攻隊に配られたサングラスも展示されていました。


眼鏡産地「ふくい」の歩みに関する説明なども展示されています。


大村昆などをはじめとした有名人の眼鏡が置かれたコーナーも。


横山やすしさんや……


南海キャンディーズの山里亮太さんの眼鏡も展示されていました。


めがねミュージアムは10時から17時までの営業で、定休日は年末年始のみ。眼鏡を作りたい人は1週間前から予約が必要なので、前もってホームページから予約をして行く必要があります。

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in 取材, Posted by darkhorse_log

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