期間限定からレギュラーメニュー化した「とんかつマックバーガー」はソースの野菜と果実感が減少
マクドナルドは2014年の5月にとんかつマックバーガーを発売し、6月から消費者やメニュー開発担当と共同で新しいソースを作る「みんなのとんかつソース開発プロジェクト」を立ち上げ試食を繰り返しソースを完成させ、10月29日(水)から「とんかつマックバーガー」にごまかつソースを採用しレギュラーメニュー化しました。長い時間をかけ多くの人が関わり作り上げたソースのクオリティが気になったので、食べに行ってきました。
とんかつマックバーガー | キャンペーン | McDonald's
http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/tonkatsu/index.html
マクドナルドに到着。
前回のキャンペーンと同じく、青を基調としたポスターで新商品をアピール。
さっそくレジへ。
目立つ位置にとんかつマックバーガーを発見。さっそく注文してみます。
待ち時間はほとんどなく、とんかつマックバーガーをゲット。一緒に「マクドナルド安全と品質の約束」という小冊子が手渡されました。
2014年の7月に賞味期限切れ鶏肉を使用したとの報道があり、消費者の信用が落ちてしまったためこのような冊子を渡しているようです。
とんかつマックバーガーは5月に販売されていた包み紙とデザインがほぼ同じ。
開封すると、バンズの形に特徴のあるとんかつマックバーガーが登場。
バンズは切り込みが入った特製のブランバンズを使用。
上段のバンズを取ると、とんかつに欠かせないキャベツやソースが。
ソースには黒いごまやソースが入っているのが確認できます。
とんかつのころもには粗目と細目の2種類を使うこだわりよう。
下段のバンズの下にはマスタードも付いていました。
手に持って食べてみます。
とんかつのサクサク・キャベツのシャキシャキとした食感・バンズの香ばしさはバーガーの味を引き立てていますが、肝心のこだわりのソースは果実やトマトの味が薄れ、安っぽい味になってしまっており、クオリティがダウン。以前のような天然の旨味がたっぷり入ったソースではなくなってしまっています。
肉の旨味もある程度しっかりしており、マスタードの辛さも味を引き立てていますが、やはり物足りないのがソース。以前のとんかつマックバーガーはソースにお金がかかっているからこそ値段が高かったものの、そういったコストをかける姿勢が今回のソースからは感じられません。以前の商品は全国で税込399円でしたが、今回は税込319円~409円の価格設定で大阪の中小都市のお店では税込349円。都市により価格は変わりますが、税込349円という価格は高く感じられました。
なお、とんかつマックバーガーはお昼の時間帯であれば全国一律税込550円でポテトとドリンクのMサイズが付いたセットが注文可能です。
・関連記事
「とんかつマックバーガー」は良くも悪くもマクドナルドっぽくない味 - GIGAZINE
「とんまさ」の全高25センチ・若鶏カツ定食にチャレンジしてきました - GIGAZINE
時間無制限でとんかつ食べ放題の吉兵衛「食べ放題定食」を食べてみた - GIGAZINE
マクドナルドが「最もまずいハンバーガー」に輝きKFCが「最もまずいチキン」に選ばれる - GIGAZINE
1999年に購入したマクドナルドのハンバーガーを14年もの間保存し続けるとこうなる - GIGAZINE
マクドナルドやバーガーキングで広告写真とかけ離れたハンバーガーを作り直してもらうとどうなるのか? - GIGAZINE
・関連コンテンツ