メモ

アメリカの富豪トップ25発表、2014年度の1位はビル・ゲイツ

by Anssi Saviluoto

Forbesが毎年恒例のアメリカ版長者番付を発表しました。一体どのような分野で活動している人たちがランクインし、トップ25に選ばれたアメリカの富豪たちはどのような人生を辿り、どのような方法で財をなしたのか、ということまでが分かり、非常に興味深いことになっています。

Inside The 2014 Forbes 400: Facts And Figures About America's Wealthiest
http://www.forbes.com/sites/kerryadolan/2014/09/29/inside-the-2014-forbes-400-facts-and-figures-about-americas-wealthiest/

◆1位:ビル・ゲイツ(資産810億ドル/約8兆9000億円)


21年連続で長者番付1位となったゲイツ氏はMicrosoftの共同創始者であり、現在はビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同会長を務めており、天然痘やポリオの根絶やしのほか、快感を保つ「次世代コンドーム」の開発にも力を入れています。2000年にはアメリカ史上16番目の額となる約3.2兆円を寄付したにも関わらず、ゲイツ氏は2013年の長者番付でも1位(資産/約7兆2000億円)でしたが、これはゲイツ氏の資産運用を行うCascade Investmentがカナダ鉄道大手などに投資を行っていることなども関係していると見られています。

◆2位:ウォーレン・バフェット(資産670億ドル/約7兆3000億円)


投資会社バークシャー・ハサウェイのCEOであり現会長。長期投資を基本スタイルとしており、2013年におけるバークシャー・ハサウェイの収益は1820億ドル(約19兆円)、純利益は195億ドル(約2兆1000億円)だと公表されています。バフェット氏は7月に28億ドル(約3000億円)を子どもたちのために寄付しており、これによってバフェット氏の寄付総額は230億ドル(約2兆5000億円)になりました。

◆3位:ラリー・エリソン(資産500億ドル/約5兆5000億円)


オラクルの共同創設者であり現CEOですが、2014年9月に辞任を発表して周囲を驚かせました。今後は最高技術責任者としてオラクルに留まるそうです。1977年からオラクルを運営し続けたエリソン氏は、初期のシリコンバレーにおいて最もやり手なCEOの1人であり、2012年には3億ドル(約320億円)でハワイの不動産を購入しています。

◆4位:チャールズ・コッチ(資産420億ドル/約4兆6000億円)


複合企業を受け継ぎ、財をなしたのがチャールズ・コッチ氏とその兄弟であるデイビット氏。チャールズ氏は1967年からKoch Industriesの社長を務めており、独自の石油パイプラインや精製所から、製品の製造所までを保持しています。会社の利益だけではなく政治にも関心を寄せており、民主党員の一人は「彼は国を買おうとしている」と発言したほど。黒人学校基金連合に2500万ドル(約27億円)を寄付したことでも知られています。

◆4位:デイビット・コッチ(資産420億ドル/約4兆6000億円)


チャールズ・コッチの兄弟であるデイビット氏も同額で4位。

◆6位:クリスティ・ウォルトン(資産380億ドル/約4兆1000億円)


スーパーマーケットチェーン大手であるウォルマート創業者の次男の元妻クリスティ・ウォルトンさんは、アメリカで最も富を持つ女性。2005年に夫のジョン・ワトソン氏が飛行機事故で亡くなり、遺産を相続しました。ワトソン氏は生前に太陽エネルギー会社First Solarに投資していたため、ウォルトンさんはウォルマートとFirst Solar両方の株を大量に保有しており、それが資産を生み出しているわけです。

◆7位:ジム・ウォルトン(資産360億ドル/約3兆9000億円)


大手スーパーマーケットチェーンウォルマートの創業者であるサム・ウォルトンの三男で、ウォルマート最大の個人株主であるジム・ウォルトン氏が7位。ウォルマートは世界に1万1000以上の店舗を持ち、4760億ドル(約52兆円)以上の売上を誇っていますが、ジム・ウォルトン氏はさらに、アーカンソー、カンザス、オクラホマなどに支店を構えるアーベスト銀行のCEOとしても資産を増やしています。

◆8位:マイケル・ブルームバーグ(資産350億ドル/約3兆8000億円)


前ニューヨーク市長であり、通信会社ブルームバーグの創始者であるマイケル・ブルームバーグ氏は昨年「慈善活動に身を捧げる」として会社を離れましたが、再びブルームバーグに戻ってきました。ポリオ撲滅のためメリンダ&ビル・ゲイツ財団に寄付した1億ドル(約110億円)を含め、総額33億ドル(約3600億円)を寄付する慈善活動家でもあります。

◆9位:アリス・ウォルトン(資産349億ドル/約3兆8000億円)


ウォルマートの創業者サム・ウォルトンの娘であるアリス・ウォルトンさんは9位にランクイン。芸術に強い関心があり、いくつものアート作品を集めたり、反対に寄付することもあるとのこと。共和党に対しても寄付を行っており、最近ではヒラリー・クリントンさんを支持する特別政治活動委員会の設立に対しても2万5000ドル(約270万円)の寄付を行いました。

◆10位:S・ロブソン・ウォルトン(資産348億ドル/約3兆8000億円)


サム・ウォルトンの長男S・ロブソン・ウォルトン氏はランキング10位。現在はウォルマートの会長を務めています。ウォルマートは巨大企業なのですが、2013年の資産成長は1.5%に留まりました。

◆11位:マーク・ザッカーバーグ(資産340億ドル/約3兆7000億円)


Facebookの創業者でありCEOのマーク・ザッカーバーグ氏。2014年2月にFacebookはメッセージアプリWhatsAppを190億ドル(約2兆円)で買収し、没入型ヘッドアップディスプレイを開発するOculus VRも20億ドル(約2200億円)で買収するなど、大きな動きを見せています。2013年にFacebookの株式によってザッカーバーグ氏の資産は150億ドル(約1兆6000億円)増加しました。

◆12位:シェルドン・アデルソン(資産320億ドル/約3兆5000億円)


カジノリゾート運営会社ラスベガス・サンズの会長兼CEOのシェルドン・アデルソン氏はボストンで生まれ、12歳から新聞販売員として働いていたのですが、その後自動販売機や新聞広告の販売、住宅ローン業などさまざまな職種を経て1995年にコンピューター関連の展示会COMDEXを共同主催し8億6200万ドル(約940億円)を手に入れます。そのお金でカジノにホテルを建ててさらに富を増やしていったわけです。

◆13位:ラリー・ペイジ(資産315億ドル/約3兆4000億円)


ペイジ氏がGoogleのCEOに返り咲いてから3年が経ちました。過去にCEOの座を退かされたペイジですが、今では自動運転カーや人工知能などさまざまな分野の開発を推し進め、2014年1月にはスマート火災警報器「Nest Protect」の開発元を3300億円で買収しました。

◆14位:セルゲイ・ブリン(310億ドル/約3兆4000億円)


Googleの共同創業者であるブリン氏は、Google Glassやスマートコンタクトレンズなどを研究するGoogleの謎の秘密研究機関「Google X」を運営しています。私生活ではGoogle Glassのマーケティング役員である27歳の女性との浮気が原因で2013年に離婚。それを理由としてペイジ氏との関係にもキズがついたと伝えられています。

◆15位:ジェフ・ベゾス(資産305億ドル/約3兆3000億円)


Amazonを成功に導いたジェフ・ベゾス氏は大学で電気工学とコンピュータープログラミングを研究し、Amazonを設立する前は大手ヘッジファンドのD.E.ショウで働いていました。ベゾス氏はD.E.ショウの株式の18%を所有しており、一方で今年度のAmazonの収入は900億ドル(約9兆8000億円)に達すると見られています。Amazonは今年に入ってスマートフォン「Fire Phone」やストリーミングメディアボックス「Amazon Fire TV」も発表しました。

◆16位:カール・アイカーン(資産260億ドル/約2兆8000億円)


投資家のアイカーン氏はプリンストン大学で哲学を学び、持株会社アイカーン・エンタープライズを創設。2013年には「Appleの株を多く保有しているが、Appleは極めて過小評価されており、今後についてティム・クックと話し合った」とアイカーン氏がTwitterで呟いた後に株価が125億ドル(約1兆4000億円)上がるということが起こりました。

◆17位:ジョージ・ソロス(資産240億ドル/約2兆6000万円)


ヘッジファンドマネージャーであり、投資家のジョージ・ソロス氏は1947年に荒廃した祖国・ハンガリーを離れてロンドンで苦学生として経済を学びました。その後ニューヨークに移り、ウォール街で働きだします。1969年に1200万ドル(約13億円)でヘッジファンドの運営を開始。数年前にソロス・ファンド・マネジメントの恒常的運営をやめました。最近3度目の再婚を行いましたが、前恋人である昼メロ女優とのバトルはいまだ続いているそうです。

◆18位:スティーブ・バルマー(資産225億ドル/約2兆5000億円)


バルマー氏は2014年にリタイアしたMicrosoftの最高経営責任者。2014年7月にNBAチームのロサンゼルス・クリッパーズをNBA史上最高額である20億ドル(約2100億円)で買収しました。

◆19位:フォレスト・マーズ・ジュニア(資産220億ドル/約2兆4000億円)


兄弟であるジョン、ジャクリーンと共に巨額の富を保有しているのが、M&M'SSNICKERSの製造元であるマースを創業したフォレスト・マース氏の息子、フォレスト・マーズ・ジュニア氏。マースは現在、ペットフードも製造しています。

◆19位:ジャクリーン・マーズ(資産220億ドル/約2兆4000億円)


上記のフォレスト・マーズ・ジュニア氏の兄弟にあたるのがジャクリーン・マーズさん。マースの売上は年間330億ドル(約3兆6000億円)に上るそうです。

◆19位:ジョン・マーズ(資産220億ドル/約2兆4000億円)


マーズ兄弟の最後の1人がジョン・マーズ氏。彼らはマースを監督しているものの、恒常的運営からは退いているそうです。

◆22位:レン・ブラバトニック(資産215億ドル/約2兆3500億円)


ウクライナ系アメリカ人のレン・ブラバトニック氏は、2011年にワーナー・ミュージックを買収したとして知られていますが、2013年には自身が保有していた石油会社TNK-BPの持ち株を70億ドル(約7600億円)で売り、ケミカルメーカーLyondellBasellに80億ドル(約8700億円)を投資。現在は将来のテクノロジーに対して大きな関心を寄せています。

◆23位:フィル・ナイト(資産199億ドル/約2兆2000億円)


約50年前にナイキを創業したフィル・ナイト氏。1962年にスタンフォード・ビジネススクールを卒業したナイト氏は世界中を旅し、日本の小売業者と出会います。その後ナイト氏はオレゴン大学の陸上コーチであったビル・バウワーマン氏と「ブルーリボンスポーツ」を設立、1978年に改名されてナイキとなりました。4年連続で10%以上収益を増やしたナイト氏ですが、自身は内向的であり、これまでの道のりは容易でなかったと2014年の演説で語りました。

◆24位:ハロルド・ハム(資産187億ドル/約2兆円)


オクラホマで13人兄弟の末っ子として生まれたハロルド・ハム氏は、貧しい家庭で育ちながら石油産業で成功を収めた、まさにアメリカン・ドリームの体現者。ハム氏は「私が持っていた最大のアドバンテージは、私がアドバンテージを何も持っていなかったことです」と語りました。

◆25位:マイケル・デル(資産177億ドル/約1兆9000億円)


Dellの会長にして最高経営責任者のマイケル・デル氏は、1984年、19歳の時にテキサスの寮でわずかな資金を元手にDellを設立。4年後にDellは時価8500万ドル(約92億円)にまで成長しました。2004年に最高経営責任者職を退きましたが、2007年に復帰。彼の資産は会社の株を多く保有していることも理由の1つですが、個人的に多数の企業に投資を行っている部分も大きいとのこと。アメリカ・南アフリカ・インドの教育を促進するために財団を設立し10億ドル(約1000億円)以上の寄付を行っています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
大成功した企業と創業者たちに見られる17つの特徴 - GIGAZINE

30代までに億万の富を手にした起業家たち - GIGAZINE

個人資産管理の必要事項がまとめられた1枚のインデックスカード - GIGAZINE

ビル・ゲイツの資産は2012年の1年間で6000億円増加した - GIGAZINE

ロシアの富の35%をわずか110人の人間が占めている - GIGAZINE

9人の成功者が語るそれぞれの「人生の成功」の定義とは? - GIGAZINE

in メモ, Posted by logq_fa

You can read the machine translated English article here.