取材

世界初の電動F1「フォーミュラE」北京がスタート、レースの様子を速攻レポ


2014年9月13日に開催される電動のF1「フォーミュラE」開幕戦・北京はまもなく決勝レースがスタート。日本人ドライバー佐藤琢磨の緊急参戦で盛り上がる世界最高峰のEV(電気自動車)レースの幕開けの様子を、現地・北京から速攻でレポートします。なお、決勝レースは16時(日本時間17時)からスタートで、テレビ朝日系列で日本時間16時45分から放送開始予定です。

Formula E - Official FIA Formula E Championship
http://www.fiaformulae.com/

入場ゲートは地下鉄8号線「奥林匹克公園駅」が最寄り駅ですが、あえて一つ隣の「奥体中心(オリンピックスポーツセンター)駅」から入場します。こちらからの方がいろいろ楽しめるのは前日にチェック済み


10番コーナーに到着。1回目のフリー走行が行われていました。


オフィシャルのスタッフが、北京のレースプログラムについて感想を聞いていました。「情報」が現地でも手に入らないかつあまりにも案内がない点で、「Too Bad(全然ダメ)」と答えておきました。


時刻は現地時間の9時過ぎ。広場にはほとんど人はいません。


北京オリンピックの水泳競技が行われた水立方(北京国家水泳センター)。


天候は晴れ。


鳥の巣は迫力満点。


このクレーンはカメラでしょうか。


コースの内側は早くも賑わっていました。


カートの展示や……


一人乗りのコミューターのルノー「TWIZY」。


ど派手なガルウィング。もちろん電気自動車です。


北京の市街地コースを再現した小型のラジコン。


ファンブーストのブース


ミシュランマンがコミカルな動きでブースをアピールしています。


フォーミュラEの実車「スパーク・ルノーSRT 01E」も展示されていました。


オフィシャルグッズの販売ブース


布をかぶせただけのゲート。


コースをまたぐ「橋」は足場を組んだだけのむき出し状態。


橋の上からコースを眺めるとこんな感じ。


コースマーシャルも次第に緊張してきている様子。


ホームストレート前のグランドスタンド席の入場は、国家体育館前がゲートになっていました。


ゲートには金属探知機。なお、飲料は一切持ち込めません。


警備員はものものしい雰囲気。


中の売店では飲み物やポップコーン・カップ麺などが販売されていました。コーラとポップコーンはともに10元(約180円)と、意外にリーズナブル。


スタンド裏に到着。


ホームストレートが短いので、スタンドも意外とこじんまり。


まもなくフリー走行2回目。スタンドはまだまだ空席が目立ちます。


黄砂なのか、シートは砂まみれでした。


スターティンググリッド方向を見るとこんな感じ。


写真右奥に第1コーナー。


コースの向こうにポディウムが見えます。


ピットレーン。


いよいよフリー走行2回目がスタート。


佐藤琢磨も爆走。


ピットに戻ってきた佐藤琢磨。


フリー走行は、セーブして走るマシンや全開で走るマシンとさまざま。


すでに駆け引きが始まっているようです。


フリー走行も終了。あとは1発勝負の予選です。


現地時間の正午、シグナルがグリーンに点灯していよいよ予選走行のスタート。


予選1組目のトップタイムはK.チャンドック


報道陣も食い入るように観戦中。


2組目に我らが佐藤琢磨が登場。


予選のアタックを終えて、ピットに佐藤琢磨が戻ってきました。


その結果やいかに……


短いストレートも抜群の加速でコーナーでのブレーキングを争う展開


現地時間の13時ころ、予選が終了


予選結果
1位:N.プロスト 1'42''200
2位:L.ディグラッシ 1'42''306
3位:D.アブト 1'42''454
4位:K.チャンドック 1'42''461
5位:F.モンタニー 1'42''530
6位:N.ハイドフェルド 1'42''579
7位:J.アルグエルスアリ 1'42''683
8位:C.ピック 1'42''726
9位:S.ブエミ 1'42''746
10位:N.ピケJr. 1'42''785
11位:O.セルビア 1'42''847
12位:S.バード 1'42''918
13位:J.ダンブロジオ 1'44''056
14位:佐藤琢磨 1'44''129
15位:H-P.タン 1'45''282
16位:K.レッグ 1'45''369
17位:M.セルッティ 1'46''170
18位:J.トゥルーリ NO TIME
19位:B.セナ NO TIME
20位:S.サラザン NO TIME

佐藤琢磨:
いろんなものが、準備不足のまま走った。車自体はプラクティスより良くなったがアタックラップで前がスローダウン。進路妨害の件で審査員と今、話してる。タイムロスが残念。巻き返しをはかったけど、うまくいかなかった。

Q:
手応えは?

佐藤琢磨:
ほとんどわからないままの予選。もうちょっとタイムを縮めたかったけど、車の動きもだいぶ分かったので。次(決勝)ですね。同じモーターマップだと抜くのが難しい。スタートの団子状態で順位を上げたい。シケインがすごくタイト。その前にポジションアップしたい。ミスなく全体をまとめて1台でも抜いて上に行きたい。

・つづき
フォーミュラE・北京大会決勝の様子を完全再現、記念すべき初レースは衝撃の結末 - GIGAZINE

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in 取材,   乗り物, Posted by darkhorse_log

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