フォーミュラE・北京大会決勝の様子を完全再現、記念すべき初レースは衝撃の結末


2014年9月13日に歴史がスタートした電気自動車(EV)の最高峰レース「フォーミュラE」。記念すべき第1回レースの北京大会は、クラッシュあり、オーバーテイクありまくり、アクシデントも続出で、まったく先の読めないレース展開にコースのボルテージは最高潮。そして、世界中があっと驚くような衝撃的な結末が待っていました。フォーミュラE北京大会決勝の様子はこんな感じでした。

Formula E - Official FIA Formula E Championship
http://www.fiaformulae.com/

佐藤琢磨は予選走行でアタック中に前を走行するシャルル・ピックがスローダウンするという不運に見舞われ14番手スタートとなってしまいました。予選の様子は以下の記事で丸わかりです。

世界初の電動F1「フォーミュラE」北京がスタート、レースの様子を速攻レポ - GIGAZINE


決勝レース
現地時間の16時24分頃からマシンがホームストレートのグリッドに並べられ、メカニックやレース関係者がホームストレートにあふれかえり、いよいよレース開始が近づいてきました。

セーフティーカーのBMW i8が登場。


ドライバーのカーナンバーを手にしたグリッドガールが続々と出てきました。


ポディウム(表彰台)横のブースでは女性DJのプレイで盛り上がってきます。


PPを獲得したニコラス・プロストのグリッド上に、父アラン・プロストもやってきました。

フォーミュラE北京・PPのN.プロストのグリッドに父アラン・プロストが登場 - YouTube


爪を噛む姿は現役時代とまったく同じ。


プロストは中国でも抜群の知名度。大歓声に応えていました。


写真責めにあうプロスト父。さすがはスーパースター。


父から秘策を授けられているのか、息子のニコラスは真剣に耳を傾けています。


一方こちらは予選2番手のディグラッシのマシン。


佐藤琢磨も現れました。


気付けばDJがチェンジ。


グリッドガールが退散。


スタート直前。ぎりぎりまで息子のそばを離れない父の姿が非常に印象的でした。


メカニックは最終チェックに大忙し。


いよいよレーススタートです。


そしてフォーメーションラップがスタート。


各車、グリッドにつき、スタートする緊張の一瞬は以下のムービーで確認できます。

フォーミュラE北京・新時代レース決勝のスタートの瞬間 - YouTube


PPのプロストがトップ。2位ディグラッシ、3位アプトのアウディ勢が追いかけるという展開。


ホームストレートには大きなディスプレイが設置されているのでレースの様子がよく分かります。


観客は総立ち状態。しばらく誰も席につかないという感じ。


佐藤琢磨がストレートを駆け抜ける度に日本から駆けつけたと思われるファンが大きな声援を送っていました。


序盤、セーフティーカーが入りレースは仕切り直し。


セーフティーカーが合計2度入ったせいでバッテリーマネジメントを気にする必要がなくなり、全車全開でバトルを繰り広げる、ものすごくエキサイティングな展開へと突入。ホームストレートでピケJr.とサイドバイサイドを繰り広げる佐藤琢磨。


レース終盤、各マシンが続々とピットイン。


各車一斉にピットインする中、コース上を走り続けるプロストに「BOX(ピットインしろ)」のサイン。


レースは見せ場のピットでのマシン乗り替えが終わり、依然としてプロストがトップをキープ。


ピットストップを終えるとハイドフェルドが一気に2番手に浮上。プロストとの差をじわりじわりと詰めていきます。


途中、マシントラブルに見舞われた佐藤琢磨。苦しいレースが続きます。


1コーナーに飛び込んでいく佐藤琢磨。渾身の走りで21周目には決勝レース最速の1'45''101でファステストラップを記録。


レースはファイナルラップに突入。トップ、プロストと2番手ハイドフェルドとの差は1秒なし。そして、最終コーナーで衝撃の幕切れが待ち受けていました。

フォーミュラE・北京決勝でゴールを駆け抜けチェッカーフラッグを受けたのはディグラッシ - YouTube


ホームストレートを真っ先に駆け抜けたのは3番手を走っていたディグラッシでプロスト・ハイドフェルドの姿はなし。グランドスタンド席から最終コーナーを注視していて大型ディスプレイを見ていなかったため、砂煙が立ち上ったのが確認できたのみで、何が起こったのか分かりませんでした。

一体、ファイナルラップの最終コーナーで何が起こったのかは以下のムービーで確認できます。

フォーミュラE 最終ラップで大クラッシュ!ハイドフェルドVSプロスト フォーミュラーe - YouTube


最終コーナー手前の北ストレート。ハイドフェルドがプロストに迫る。プロストはミラーでハイドフェルドの接近を確認。


イン側に飛び込むハイドフェルド。


牽制を入れるプロストですが、ハイドフェルドが一足先にイン側で並びかけていました。


接触。


サスペンションロッドが折れ、コントロールを失ったハイドフェルド。


速度が落ちることなく縁石に乗り上げ……


宙を舞いました。


一回転して逆さまの状態で地面にたたきつけられたハイドフェルド。


衝撃の結末に、ハイドフェルドのヴェンチュリースタッフも頭を抱えます。


プロストのe.ダムス ルノー関係者もショックを隠せません。大事故でしたが幸いなことにハイドフェルドは無事でした。


チェッカーフラッグが振られる中、次々とフィニッシュするマシン。


しばらくすると、目頭を押さえてプロストがピットレーンに戻ってきました。


優勝はディグラッシ。2位にモンタニー、3位にバード。三者の国旗が掲げられました。


観戦後
レース終了後、あの最終コーナーに行ってみることに。ウォールに残された傷跡が、クラッシュの衝撃を物語っていました。


ウォールにはくっきりと宙を舞ったハイドフェルドのタイヤの跡。


子どもたちが物珍しそうに眺めていました。


この縁石に乗り上げたようです。


つい先ほどまで熱戦が繰り広げられていたコースを歩く人たち。


ホームストレートはさっきとは打って変わって静かな状態に変わっていました。


想像以上にエキサイティングなレースで幕を開けたフォーミュラE世界選手権。次戦は2014年11月22日にマレーシアで開催される予定です。

チケットの買い方
大熱戦で幕を開けたフォーミュラE。次戦以降に現地で観戦したいという人のために、北京大会のチケット購入方法を振り返るとこんな感じ。

フォーミュラEのチケットは、インターネットで購入できます。なお、決済にはクレジットカードが必要です。まずは、フォーミュラEのFIA公式ページにジャンプ。

Formula E - Official FIA Formula E Championship
http://www.fiaformulae.com/


ページ中段のInternational Sale(国際購入)の横にある「CLICK HERE」をクリック。


「FIND TICKETS(チケットをさがす)」をクリック。


フォーミュラEのチケットを買うためには、先にFIAのアカウントを作成する必要があります。アカウントを作る場合は、Create Accountの「CREATE ACCOUNT」をクリック。


メールアドレス・パスワード・名前・国籍・住所・電話番号を入力してから「COMPLETE REGISTRATION」をクリック。


すると作成したアカウントでログインした状態でチケット購入画面にジャンプするので、左のプルダウンから購入したいチケットの枚数を選択してから688元(約1万2000円)のプラチナシート(Platinum)か488元(約6700円)のゴールドシート(Gold)か好きな席を選びます。当日の会場を見る限り、プラチナシートはポディウム・ピットレーンが見えるホームストレートのスタンド、ゴールドシートは第1コーナー直前のコース内側に設けられたスタンド席だったようです。いずれの席も、カテゴリ最高峰のモータースポーツのチケット代としては破格の安さ。


シートを選択したら「ADD TO BASKET(買い物カゴに入れる)」をクリック。


枚数・シートが正しく選択されていることを確認したら「PROCEED TO CHECKOUT」をクリック。


決済に使うクレジットカード情報を入力して「REVIEW ORDER」をクリック。


この時点で確保されるシートが分かります。なお、画面を戻って入力をし直せばシートは変わるので、席を吟味することも可能です。シートを確認したら「COMPLETE PURCHASE」をクリックすれば申し込みスタート。


決済が終了するまでブラウザは閉じずにしばらく待ちます。


この画面が現れたらチケットの購入が完了。なお、開幕戦の北京大会では、すべてのチケットがレース会場で当日受取となっていました。


なお、会場で購入したチケットを受け取るためにはこの最終画面をプリントアウトしておくのが無難です。画面上部の「PRINT CONFIRMATION」をクリックすれば印刷できます。

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