スマートウォッチ「Android Wear」を使い倒すための無料アプリ12選レビュー

Android Wearの第1弾として登場したスマートウォッチ「LG G Watch」は、使い勝手の悪いUIデザインと使えるアプリが歩数計くらいという貧弱なプリインアプリのせいで見切り発車の感が否めず、これではお金をどぶに捨てるようなものだと感じました。しかし、「使える」Android Wearアプリが続々と登場してきたことで、G Watch自体も徐々に「使える」ハードウェアに進化していると言えそうです。G Watchを始めとするAndroid Wear搭載スマートデバイスの便利さを最大限に享受するための厳選された12個の無料アプリのレビューは以下から。

気分によって時計のデザインを自由に変えられるのがスマートウォッチのいいところ。オススメのウォッチフェイス6選がこちらです。

◆1：Color! Watchface Android Wear：ユニクロックっぽい感じの時計

Color! Watchface Android Wearのウォッチフェイスはユニクロみたい - YouTube


◆2：Matrix watch face for Android Wear：映画「マトリックス」のあの演出っぽくざらざら流れる時計

マトリックス風のウォッチフェイス「Matrix watch face for Android Wear」 - YouTube


◆3：Battery Watch Face for Android Wear：バッテリー残量が円グラフっぽく表示される時計

バッテリー残量が一目で分かる「Battery Watch Face for Android Wear」 - YouTube


◆4：Planets Watch Face Android Wear：太陽系の惑星軌道がずらーりと並ぶ時計

太陽系の惑星軌道が一目瞭然な「Planets Watch Face Android Wear 」 - YouTube


◆5：Timeless - Wear Watchface：秒や日時のオンオフ、さらに背景画像の指定やレイアウト変更もできる時計

秒まで表示できるウォッチフェイス「Timeless」 - YouTube


「Timeless - Wear Watchface」では、24時間表示と12時表示の選択・秒表示・日付表示・時計位置の変更・背景画像の変更によって、レイアウトのデザインを自分好みにカスタマイズできます。

◆6：Weather Wear Watch Face：お天気・気温・バッテリー残量などが表示される

天気・気温・バッテリーなどを表示できる「Weather Wear Watch Face」無料版 - YouTube


分かりやすいデザインで必要十分な情報を表示してくれる「Weather Wear Watch Face」ですが、136円の有料版ではさらに多くのデザインが選択可能。

デザイン選択だけでなく有料版では天気情報のデータ取得先を変更したり、天気情報の更新時間を設定したり、日照時間・湿度・明日の天気の予報を表示させたり、気象状況が変化した場合にバイブで通知したりと天気情報に関するきめ細かいサービスが提供されています。

◆7：Wear Camera Remote：リモートでスマホのカメラのシャッターを切る

すぐ手の届く位置にあるスマートウォッチでカメラのシャッターを切れれば非常に便利です。遠隔操作でスマートフォンの映像を確認しつつシャッターを切れるのが「Wear Camera Remote」です。

スマートウォッチでシャッターを切れる「Wear Camera Remote」 - YouTube - YouTube


◆8：Wear Audio Recorder：即座に録音開始できる

Android Wear端末で録音してスマホに保存できる「Wear Audio Recorder」 - YouTube


ムービーで分かるとおり「Wear Audio Recorder」を使えばG Watch自体が音声レコーダーに早変わり。なお、ウォッチ画面の消灯したスリープ状態でも録音可能です。

◆9：Wear Internet Browser：親機のAndroidスマホから見ているページを転送できる

スマートフォンのブラウザ画面をスマートウォッチに表示させることが「Wear Internet Browser」によって可能になりました。

Androidスマホで見ているページを転送できる「Wear Internet Browser」 - YouTube


GIGAZINEトップページをG Watchに転送するとこんな感じ。

レスポンシブWebデザイン対応のページであれば、十分閲覧に耐えられそう。

◆10：Wear Memo for Android：簡単なメモや画像を一発で転送できる

「Wear Memo for Android」を使えば、スマートフォンで入力したテキストや画像をAndroid Wear端末に転送して表示できます。

スマホの写真をスマートウォッチで表示できる「Wear Memo for Android」 - YouTube


◆11：Showear：Android Wear Lock：Android Wearにはロック画面がないがこれならロックできる

スマートウォッチと言えども腕から外すことはあるもの。そんなときにロック画面を導入できるのが「Showear」です。Showearはパターン認証やノック認証を設定でき、背景の色を変えたりスリープで即ロックしたりと細かく設定できます。

例えばパターン認証を選んで……

9個のポイントを好きな順でなぞれば設定OK。

「Auto-lock on stand-by」にチェックを入れればスリープ時にロックがかかるようになります。

Android Wearにロック画面を導入できる「Showear」 - YouTube


◆12：Wear Mini Launcher：インストールしたアプリをスライド一発でずらっと並べて速攻で起動

G WatchのデフォルトのUIは、いちいちGoogleの音声認識機能を立ち上げてからしか設定やアプリにアクセスできないため非常に不便。そこで、指定したスワイプ操作で即、アプリや設定などにアクセスできるのが「Wear Mini Launcher」です。

Wear Mini Launcherを起動して、「Behavior」→「Drawer position」をタップ。

7つの中で、スワイプしてランチャーを起動させるポイントを指定すればOK。例えば左端から右方向へスワイプするように設定するとこんな感じです。

アプリをスライド一発で並べて即アクセスできる「Wear Mini Launcher」 - YouTube


G Watchなどのスマートウォッチはまだまだ発展途上のハードウェアと言えますが、日々、新しく誕生するAndroid Wearアプリによって、着実に機能が追加されていることが分かりました。今後も、さらなるAndroid Wearアプリによってウェアラブルデバイスが大きく進化することに期待大です。