履歴書に実際に書かれていた信じられないウソの数々
By David Blackwell.
職に就くために必要な履歴書にウソを書いてはいけないというのは、社会常識として当然のはずですが、どうしてもウソをついてしまう人がいるようで、オンラインキャリアサイトのCareerBuilderが2188人の採用担当者を対象に調査を行ったところ、約58%もの人が履歴書にウソをついていることが判明し、その中でもあきれてしまうくらいバカバカしかった10のウソが公開されています。
Here are 10 of the most ridiculous lies people have told on their resumes | Financial Post
http://business.financialpost.com/2014/08/07/im-an-olympic-medalist-and-9-other-ridiculous-lies-people-have-told-on-their-resumes/
◆01:父親の職歴を自分の履歴書に書く
By Dean Shareski
ある採用希望者の履歴書に書かれていた職歴を調べると、全て父親の職歴だったことが判明。これは、ケン・グリフィー・シニアとケン・グリフィー・ジュニアのように父親と名前が一緒であることを利用した巧妙なウソです。
◆02:首相補佐
By OEA - OAS
首相補佐だけでも疑わしいのに、職歴に書かれている国には首相が存在しなかった、というオチまでついてきました。
◆03:フリースローの高校チャンピオン
By Glenn Simmons
バスケットボールで行われるフリースローの高校チャンピオンとのことでしたが、面接で質問するとあっさりウソを認めたそうです。
◆04:オリンピックメダリスト
By John
職歴に堂々と「オリンピックメダリスト」と書き込んだ勇気はメダリスト級と言えるかも……。
◆05:建設工事監督
By Number 10
一見ウソには見えませんが、面接官が問いただすと犬小屋を作った経験しかなかったことが判明。
◆06:32歳なのに職歴25年
By Sowmya's Photography
この採用希望者は7歳のころから働いていたそうです。職種によってはありえない話ではないかもしれませんが……。
◆07:セレブのベビーシッター
By Alan Light
トム・クルーズやマドンナといったアメリカのスーパースターのベビーシッターを20年間務めてきたというウソ。
◆08:過去数年間に3つの仕事
By Flazingo Photos
「過去数年間に3つの仕事をしたことがある」という採用希望者の前の職場に問い合わせると、1つ目は2日で、2つ目は1日しか働いておらず、3つ目は働いてもいなかったとのこと。
◆09:クビになった会社にもう一度トライ
By Lip Jin Lee
こちらはウソではありませんが、ウソのような本当の話。採用希望者が履歴書を提出したのは、先日クビになったばかりの会社で、しかも自分が就いていた職種を希望してきたそうです。履歴書の職歴には、その会社の名前が書き込まれていました。
◆10:2つの履歴書
By Maik Meid
短期間に2回も応募してきたので熱心な採用希望者だと思い込んで履歴書を見ると、1回目と2回目では履歴書の職歴が全く異なっていました。
2188人の採用担当者のうち51%は、採用希望者がウソをついていると分かった時点で不採用にするという結果が出ており、履歴書にウソをつかないほうが就職への近道です。日本で履歴書にウソを書くことは刑法第17章「文書偽造の罪」の第159条1項および2項の有印私文書偽造罪・有印私文書変造罪、もしくは3項の無印私文書偽造罪にあたる可能性があります。
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