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マンガ・アニメの海賊版から正規版へ誘導する「Manga-Anime Guardians Project」稼働


ファンのもとにマンガやアニメの正規コンテンツが届くようにして、違法アップロードの需要を減退させ、健全なインターネット社会を醸造するという理念を掲げ、マンガ・アニメ海賊版対策協議会が「Manga-Anime Guardians Project(MAGP)」を8月1日から本格稼働させることになりました。

その第一歩として、ファンを正規版コンテンツへ誘導するリンク集である「Manga-Anime here」がオープンしています。

Manga-Anime here
http://manga-anime-here.com/


Manga-Anime Guardians Projectを本格始動~国内外のマンガ・アニメファンに「本物」を~ 一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構CODA
http://www.coda-cj.jp/news140730j.html

どういったサイトかというと、たとえばこの銀魂のサムネイル画像をクリックすると……


銀魂の作品個別ページが開き、「Officialy Licensed Content」の項目の下に正規版を配信しているサイトが表示されるというわけ。銀魂の場合、集英社の公式マンガ配信サイトであるMBCで読むことができます。(※該当巻の最初に収録されている話数のみ)


上の方にある「マンガ」「アニメ」などはフィルタになっていて、色がついた状態のもののみ表示されます。この状態だとマンガは表示されません。


攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」はバンダイチャンネルで配信されている、ということがわかります。


マンガ・アニメ海賊版対策協議会と、事務局を担当する一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)では、MAGPによって海賊版の「削除」を効率的に行うと同時に、ファンを海賊版から正規版サイトへ「誘導」する仕組みを構築、国内外の視聴者等に「普及啓発」を行うという3点に取り組んでいくとのこと。これによってファン層を維持・拡充しつつ海賊版が市場から消滅し、コンテンツ対価を支払う仕組みが主流化することを目指す、と目標を掲げています。

ちなみに、文化庁が過去に行った調査により、海賊版を利用しなくなる理由の上位に「海賊版が見られなくなること」と「正規配信が増えること」があることがわかっています。


正規コンテンツ視聴促進の普及啓発のために作られたのが以下のムービー。

MAGP :Thanks, friends - YouTube


まずは「けいおん!」平沢唯の「みんな、本当にありがとね」というセリフがあり、マンガ・アニメの作品中から選ばれた「ありがとう」シーンが続きます。

出てくるのは
・「ドラえもん」ドラえもん
・「サマーウォーズ」篠原夏希
・「ゲゲゲの鬼太郎」鬼太郎
・「ルパン三世 カリオストロの城」クラリス・ド・カリオストロ
・「バガボンド」宮本武蔵
・「NANA」大崎ナナ
・「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」草薙素子
・「カウボーイビバップ 天国の扉」スパイク・スピーゲル
・「ドラゴンボールZ」孫悟空
・「氷菓」千反田える
・「魔法の天使クリィミーマミ」クリィミーマミ


・「HUNTER×HUNTER」メルエム


・「からくりサーカス」フランシーヌ
・「TIGER&BUNNY」スカイハイ
・「ポケットモンスター 結晶塔の帝王エンテイ」サトシ
・「とらドラ!」逢坂大河
・「涼宮ハルヒの消失」長門有希
・「マクロスF」ランカ・リー
・「鉄腕アトム」アトム


・「ラブライブ!」高坂穂乃果
・「宇宙兄弟」南波六太
・「天才バカボン」バカボン
・「よつばと!」小岩井よつば
・「進撃の巨人」ミカサ・アッカーマン


・「ワンピース」ポートガス・D・エース


・「名探偵コナン」江戸川コナン
・「魔神英雄伝ワタル」戦部ワタル
・「うる星やつら」ラム
・「銀河英雄伝説」ヤン・ウェンリー
・「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」本間芽衣子(めんま)
・「機動戦士Zガンダム」アムロ・レイ
・「タッチ」浅倉南
・「YAWARA!」猪熊柔
・「ソードアート・オンライン」アスナ
・「ベルサイユのばら」オスカル
・「ふしぎの海のナディア」ナディア
・「美少女戦士セーラームーンR」月野うさぎ
・「あしたのジョー 2」矢吹丈
・「スマイルプリキュア!」キュアハッピー
・「ROAD TO NARUTO -NARUTO THE MOVIE-」うずまきナルト
・「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語」鹿目まどか

ムービーは「マンガ・アニメの未来を守ってくれてありがとう」として締めくくられています。

マンガ・アニメ海賊版対策協議会では8月1日から、「正規流通が行われているかその予定がある」「ネット上での著作権侵害が確認されている」作品のうちマンガ約500作品・アニメ約80作品を対象として、オンラインストレージ・動画共有サイト・Torrentサイトなど約300サイトに対して削除依頼を行うことにしています。

なお、ムービーはYouTubeで公開されているので海外のユーザーからのコメントも寄せられていますが、「このムービーに他言語の字幕がないため何を言っているのかがわからない」「正規版としてリンクされているものが制限で見られない」といった今回の動きに対する意見のほか、正規版コンテンツに対して「BDで英語字幕が入っていないものがあるのはなぜ?」「入っている字幕の質がファンサブ以下」「BDが高すぎる」など厳しい声も寄せられています。

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in メモ,   アニメ, Posted by logc_nt

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