取材

トリップアドバイザー工場&社会科見学ランキング2位の「ぬちうなー」に行ってきた


塩は1997年まで日本において専売制でしたが、2002年から塩の販売が自由化され日本各地で塩が作られています。沖縄のうるま市の宮城島にある「ぬちうなー」では「ぬちまーす」と言われる塩を世界初の特許製塩方法「常温瞬間空中結晶製塩法」で作っているところを見学が可能です。海が近くにある自然豊かなキレイな工場とのことで、さっそく行ってきました。

ぬちうなー【命御庭 NUCHI-UNA】
http://www.nutima-su.jp/

ぬちうなーに到着。駐車場が完備されています。


比較的新しい建物ですが、沖縄らしいデザインになっていました。


壁は特に沖縄らしい作り。


ぬちうなーはショップ・レストラン・談話室・事務所が入った建物・工場棟・はなり嶽・果報バンタ・龍神風道などの観光スポットがあります。


建物に入るとロビーはこんな感じ。


ぬちまーすの説明が掲示されています。


パンフレットが渡されました。


20分毎にガイドツアーが行われており、始まるまでぬちうなーの紹介ビデオを見て待ちます。


壁には有名人のサインが貼られていました。


ガイドツアーが始まり、施設の紹介が始まりました。この塩を作る前に社長の高安正勝氏は蘭の栽培を行っており、その際に使った霧をまく機械の技術を応用して塩を作ったとのことです。


ミネラル含有量の多さについても、表を用いてぬちまーすがいかに優れているかをアピールしています。


続いて、奥にある製塩工場へ。


製塩工場へは歩いて30秒ほどで到着します。


製塩工場の前に到着。


壁には製塩法が解説されており、塩が作られる様子を窓から見ることができます。


室内の温度がやや高く、ガラス越しに見ると曇ってしまっていますが……


窓の上にはしっかり塩が付いているのが分かります。


塩ができるメカニズムをガイドさんが解説してくれます。仕組みは海水を霧状に飛ばし、すぐに温風で霧を温めることでミネラル分のみが落下するとのこと。


温室内の写真を見るとこんな感じ。まるで雪がつもっているようです。


下のフロアーがガラス張りで見えるようになっており、塩を入れたタンクが見えます。


違う窓からは検品室を見ることが可能。


時間帯によっては従業員さんが検品作業をしている様子が見えるようです。


製塩棟の端に行くと……


海が見えます。


海水はポンプを使ってぬちうなーに運ばれているようです。この説明にてガイドツアーは終了です。所要時間は15分ほどでした


続いては2階のおみやげコーナーと食事コーナーに行ってみます。


2階に到着。


お土産売り場にはたくさんの表彰状が飾られていました。


ぬちまーすが大量に置かれています。


ぬちまーすを使ったアイスやドリンクも置かれていました。


お腹がすいたので、レストランに向かいます。


レストランは昼前の平日だったので、比較的空いていました。


せっかくなので、海風が気持ちよさそうな外で食事を取ることに。


外には2つテーブルが置かれていました。


テーブルからの見晴らしはこんな感じ。潮風がとても気持ちいいです。


海は青く、沖縄の海らしい色をしていました。


ランチメニューは4種類用意されており、食事に小鉢などがついた税込1200円のBセットと、ドリンクやデザートが付いた税込1500円のAセットがあります。今回は「ぬちまーす仕込スーチカーと季節の野菜添え」をAセットで注文。


待つこと10分程で食事が到着。


うみぶどうの入ったサラダはプリプリとした食感で、グッド。微かに甘味の感じられるぬちまーすが、素材の味を引き立てています。


スーチカーとは沖縄風の豚の塩漬けを茹でた料理。ハムやベーコンとはまた一味違いあっさりした味。油っこさはないながら旨味はしっかり残っており、万人に好まれそうな味です。


あおさの入ったスープも、ぬちまーすの上品な塩の味が存分に味わえる一品になっています。


食事が終わったらデザートのプレートとドリンクが用意されました。


デザートのプレートに使われる塩のジェラートには、ぬちまーすが使われておりミネラル分が入っているせいか普通の塩のアイスと一味違った味わい。


ハイビスカスティーは、レモンの酸味が感じられる南国風のお茶。ビタミンが豊富で、美容効果も期待できるそうです。


食事が終わったら、はなり嶽・果報バンタ・龍神風道に行ってみます。まずははなり嶽へ。


溶岩石のような岩が石段の横にありました。


どんどん石段を登って行くと……


頂上に到着。


どうやらパワースポットと呼ばれる場所らしく、期待される効果が書かれていました。組織のまとめ役の人などにオススメのスポットのようです。


続いては果報バンタへ。


道には「ハブにご注意下さい」と書かれた看板が掲げられていました。


道をどんどん歩いていくと……


海が見えました。


エメラルドブルーの水面が確認でき、とてもキレイで風が気持ちの良い場所でした。


さらに歩いて行くと……


果報バンタと書かれた石碑を発見。


次に工場棟の横にある龍神風道へ。


工場の横を歩いて行くと……


石碑を発見。


龍神風道と書かれています。


説明によると、健康に良いパワースポットだそうです。


ぬちうなーは朝9時から17時半まで見学が可能。塩工場の見学だけでなく、見晴らしも良いのでそういったところが人気の理由の1つなのかもしれません。車でないとなかなか行けないような場所にあるので、観光であればレンタカーで行くのがオススメです。

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in 取材,   試食, Posted by darkhorse_log

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