Microsoftが心拍数計測機能を備えたスマートウォッチを発表する見込み
サムスン電子の「GALAXY Gear」やソニーの「SmartWatch 2 SW2」などスマートウォッチと呼ばれるウェアラブル端末が2013年ごろに登場しました。AppleやGoogleも近々参入してくることが確実視されているスマートウォッチ市場に、Microsoftが新端末を投入する見込みであることをForbesが報じています。
Exclusive: A Microsoft Smartwatch Is Coming - Forbes
http://www.forbes.com/sites/parmyolson/2014/05/29/exclusive-a-microsoft-smartwatch-is-coming/
Forbesが有力な情報筋から入手した情報によると、Microsoftが開発しているのは、装着しているだけで心拍数を計測する機能を搭載したスマートウォッチ。開発中のスマートウォッチはiPhone・Android端末・Windows Phoneと同期可能なタイプで、バッテリー駆動時間は2日間となっています。発表時期は明らかになっていませんが、Microsoftは急ピッチで開発を進めており、夏頃には発表されるのではないかとのこと。
サムスン電子の「Gear Fit」も心拍数計測機能を備えていますが、計測するのに機能を起動させる必要があります。Microsoftのスマートウォッチは装着しているだけで心拍数を計測しているとのことなので、サムスン電子より一歩先に進んでいる、という感じ。外観はGear Fitのようにバンドの色が数種類用意され、スクリーンの大きさは板状のガムの約半分ほどになるそうです。
2014年第一四半期のスマートウォッチの市場シェアでは、サムスン電子が71.4%のシェアを獲得し、事実上の独走状態であることが判明しています。2014年には丸形デザインになると予測されているAppleの「iWatch」や、GoogleとLGが共同開発する「Google謹製スマートウォッチ」などが発表される見通しで、Microsoftは主要メーカーに次いで参入することになります。
iPad向けにMicrosoft Officeアプリを発表したり、他社端末のスマートフォンとも同期することが可能な今回のスマートウォッチなど、Microsoftの動向からはクロスプラットフォームの開発に力を注いでいることがわかります。2014年2月に就任したサティア・ナデラCEOは「全てのデバイスでMicrosoftの製品を使用可能にする」と発言し、柔軟な姿勢を見せていました。
なお、Forbesがスマートウォッチの件についてMicrosoftにコメントを求めたところ、Microsoftのスポークスマンは「お話しできることは何もありません」と返答しています。
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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log
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