1分20円でレンタル可能な2人乗り小型EV「チョイモビ」をレンタルしてみた

国土交通省の認定制度により、横浜市内でのみ走行が許可されている小型電気自動車(EV)が「チョイモビ」です。このチョイモビは現在横浜市で実証実験中で、無料の会員登録と講習会を受ければ、いつでも1分20円で乗車可能になります。チョイモビがどんな乗り物なのか気になったので、実際にレンタルして横浜市内を乗りまわしてみました。
チョイモビ
http://www.choi-mobi.com/

チョイモビがどんなEVなのかは以下のムービーを見るとわかります。
チョイモビ ヨコハマ コンセプトムービー - YouTube
◆会員登録
チョイモビをレンタルするには、まず会員登録を済ませ、そして横浜市内で行われる講習会に参加しなくてはいけません。
というわけでまずは会員登録から。会員登録はチョイモビ公式ページの「会員登録」から行えます。

登録前に注意事項がズラズラっと表示されるので、これを読んだら1番下にある「会員登録」をクリック。

すると画面が切り替わり、会員登録に必要なものとして「スマートフォン/携帯電話」「免許証(表裏)の画像データ」「クレジットカード」の3点が挙げられます。これらを準備したら「入会手続きをはじめる」をクリック。

利用規約を読んだら「同意する」にチェックを入れて「次へ」をクリック。

続いて赤枠部分にメールアドレスを入力して「送信」をクリック。

すると入力したメールアドレス宛にチョイモビからメールが送られてくるので、そのメールにあるURLをクリック。

次は会員情報入力画面に飛ばされます。ここでは登録者の名前・性別・生年月日・電話番号・本人住所・メールアドレス・緊急連絡先・ユーザーID・パスワードなどを入力する必要アリ。入力が終わったら、画面下部の「次へ」をクリックすればOK。

続いて免許証情報を入力します。ここでは免許証番号や有効期限、取得日に自分の持っている免許の種類などを入力し、最後に免許証の表と裏をカメラで撮影し、写真データをアップロードする必要があります。

これらの作業が終わったら「次へ」をクリック。

ここまで登録が進むと、会員登録時に入力したモバイル端末のメールアドレス宛に「コード」が書かれたメールが届きます。

この「コード」を入会手続き画面に入力して「次へ」をクリック。

「はい」をクリック。

そして最後にクレジットカード情報を入力して「次へ」をクリック。

カード情報確認画面で正しい情報が入力されていることを確かめたら「次へ」をクリック。

これでクレジットカード情報の登録は完了です。

クレジットカード情報の登録が終われば会員登録も終わり。

これらの会員登録が済み、チョイモビ側でユーザー登録が完了すると、モバイル端末宛にメールが届き、ここに書かれた受講者番号とユーザーIDを使えば講習会の予約ができるようになります。

◆講習会に行ってみた
会員登録が終わったら、次は実際に横浜市内の「日産自動車グローバル本社」、もしくは「マリノスタウン」にて講習会に参加する必要アリ。
講習会の予約は以下のページから可能です。
チョイモビ安全運転講習会予約サイト
https://choimobi-lecture.com/

講習会の予約が済んだらさっそく会場にレッツゴー。今回はマリノスタウンでの講習会に参加してみました。

マリノスタウンに到着したところでチョイモビを発見。想像以上にサイズは小さめです。

チョイモビをぐるりと観察してみました。

サイドガラスはないので春先などに乗ると風が心地よさそう。

なお、チョイモビは左右両側のドアから乗車可能となっています。

偶然出くわしたチョイモビを観察し終えたところで、講習会会場への入り口を発見。

「チョイモビ安全講習会会場」と書かれた小さな看板が目印です。

会場は2階奥の……

こんな場所になります。

講習会ではこんな資料を渡され……

ムービーを見ることになります。

講習会で流されるムービーはコレ。
「チョイモビ ヨコハマ」の使い方 - YouTube
ムービーを見た後、最初に渡された資料を見ながらチョイモビ利用時の注意事項や使用方法が丁寧に説明され、これらが終わると会員カードを受け取ることができます。

そしてマリノスタウンの回りを1周試乗して講習会は終了です。試乗が終わるとその場で解散で、講習会はちょうど1時間程度で終了します。

◆チョイモビをレンタルしてみた
講習会が終わればようやくチョイモビを自由にレンタル可能になります。チョイモビをレンタルしたい場合はチョイモビ公式ページから行うか、「ちょこっとガイド」というアプリを使用すればOKです。
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 ちょこっとガイド ~横浜をもっと楽しく!グルメ・アート・ショッピングなど、観光スポット情報まるかわり!横浜限定スペシャルカメラつき!~
https://itunes.apple.com/jp/app/chokottogaido-heng-bangwomotto/id806044701

ちょこっとガイド 〜横浜をもっと楽しく!〜 - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=chokotto.guide.app

アプリ「ちょこっとガイド」はApp StoreとGoogle Playからインストール可能。

初回起動時は位置情報利用について確認が行われるので、「OK」をタップ。

この「ちょこっとガイド」では、横浜のグルメやアート、ショッピング情報などが得られるようです。

さらに、さまざまなエリアでスペシャルフレームをゲットしたりも可能。

そしてアプリ内でチョイモビの予約もできるとのことで、アプリについて大体のことが分かったら「はじめる」をタップしてアプリを使用してみることに。

なお、アプリ画面に表示される各アイコンはこんな感じ。

チョイモビを予約するには画面左上のアイコンをタップし、アカウント情報を入力してログインする必要ありです。

ログインに成功したら「OK」をタップ

もう1度「OK」をタップ。

チョイモビを予約するにはまず「乗車地を選択してください」をタップ。

すると地図が表示されます。この地図上には各ステーションに存在するチョイモビの台数が表示されます。灰色アイコンはステーションにレンタル可能なチョイモビがないことを意味し、水色アイコン部分には現在レンタル可能なチョイモビの台数が表示されます。

というわけでレンタル可能なステーションをタップし、ステーション名をタップ。

するとステーションの詳細が表示されます。

このステーションでチョイモビをレンタルしたい場合は「この車をえらぶ」をタップ。

「OK」をタップ。

続いてチョイモビを返却する地点を選びます。「降車地を選択してください」をタップ。

このマップでも降車地として選択可能なステーションは水色、不可能なステーションは灰色で表示されているので、降車地に設定できるものを選択します。

「降車ステーションに設定」をタップ。

「OK」をタップ。

これで乗車位置と降車位置が決定したので、「チェックイン」をタップ。

「はい」をタップ。

ここまでくるとチェックイン完了で、指定の乗車ステーションまでいけばチョイモビをレンタル可能です。ただし、チェックインから30分以内にチョイモビに乗車する必要があり、乗車できなかった場合は自動でチェックインが解除されるので、すぐに再チェックインする必要があります。

なお、チェックイン時にはチェックイン完了のお知らせがメールで届きます。

また、予約状況やレンタルしたチョイモビのナンバー、何分以内にチョイモビに乗車しなければならないかはいつでもアプリのチョイモビアイコンから確認可能。さらに、乗車地や降車地をタップすれば……

各ステーションの詳細を確認できます。「住所」をタップすれば、アプリ内でステーションの位置を表示することもできます。

さらに少し特殊な位置にあるステーションには「特記事項」として詳細な位置説明などが書かれていたりします。

これらの情報を頼りに乗車地である「横浜ランドマークタワー」に到着。


このビルの地下駐車場にチョイモビがあるとのことですが、一体全体どこから地下駐車場に向かえばよいのか……。

中に入り、従業員の方に道を尋ねながら地下駐車場を目指します。

「こんな通路の先に本当に駐車場があるのか?」と疑心暗鬼になりながらもチョイモビの待つ地下駐車場Bへ。正直横浜ランドマークタワーに詳しくない限りは確実に道に迷いそうな感じです。

そんなこんなでようやく横浜ランドマークタワーの地下駐車場Bに到着、そして柱番号227、228付近で……

チョイモビを発見。ビルの外や駐車場入り口で「チョイモビ」の文字を見ることはなく、「本当にここにチョイモビがあるんだよな?」と不安になりながらステーションを探すことになるので、初めて利用するステーションに向かう際は、時間に余裕を持っておくのがベストそう。

そしてステーションに到着したら予約したチョイモビと実際のもののナンバーが同じか確かめます。

そして乗車前にはレンタルするチョイモビに問題がないか内外装・灯火類・タイヤ・ホイールなどの点検を行います。




チョイモビのサスペンションはスポーツタイプのもので固めとのこと。

ドアは車体側面の前方を接点に90度回転するように開くシザードア。

シートはこんな感じで狭いですが2人乗りも可能。

後部座席には荷物を載せておくことも可能。

ハンドルとメインパネルはこんな感じ。なお、車体の製造はフランスのルノーが担当しており、ウィンカーとワイパーのレバーが日本車とは反対になっているので注意が必要です。

フロントガラスに「RENAULT(ルノー)」の文字を発見。

ハンドルの左側にはハザードランプとギアをドライブ・ニュートラル・バックに切り替えるためのボタンがあります。

ハンドル下にはパーキングブレーキ。これはブレーキを踏みながらでないと動かすことができません。

さらに座席上部にはカードリーダーと……

レンタル・返却時に押すボタンが配置されたパネルがあります。

メーターはこんな感じ。

これはフットペダル。

シートの下にはこんなレバーがあり……

これを上に引けばシートの位置を調節することもできます。

さらに座席下部には出発前と到着後の点検項目も書かれているので発進時や返却時の手順を忘れてしまった際にはこれを確認すればOK。


チョイモビを動かすにはまずカードリーダーに会員カードをタッチ。ピピッと音が鳴り緑色のLEDが点滅すれば認証OK。

続いて緑色のOKボタンを押します。

そしてハンドル右側にある電源スイッチを時計回りにグイッとひねり、メーター部分が光るまで回し込みます。

電源がつくとメーター部分はこんな感じになります。

続いてブレーキを踏みながらパーキングブレーキを解除。このパーキングブレーキは上に持ち上げるようにしてから奥に押す感じで解除できます。

そして最後にドライブボタンを押せばチョイモビが動くようになるので、シートベルトやミラーの確認が済んだら早速出発です。

ようやく走り出すことに成功したチョイモビの車内からの風景は以下のような感じ。
チョイモビ車内からの風景はこんな感じ - YouTube
チョイモビは100%EVなので、走行時の音はとても静か。サイズは小さく小回りもきくので、乗っている際の印象としてはスクーターやバイクと軽四の中間の様な感じ。

サイドガラスがないので、今の時期に乗ると外の空気がとても心地よい感じ。

また、車内にはスマートフォンホルダーがあるので……

こんな感じでスマートフォンを取り付けてカーナビ替わりにすることもできます。

チョイモビを乗り回した後は、自分で指定したステーションまで返却しに行く必要アリ。ただし、各ステーションには収容可能台数の制限があるので、希望のステーションに返却できない場合もアリ。

さらに、ステーションは以下の写真のようにどこにでもありそうなコインパーキングの一角だったりするので、レンタル時や返却時は、かなり横浜の土地に詳しい人でもない限りどこにステーションがあるのか探す羽目になりそう。また、アプリではステーションの位置を表示することはできますが、ステーションまでの案内はできず、さらにステーションの住所をコピーすることもできません。なので、現在地からステーションまで案内して欲しい場合は、わざわざ住所を覚えてGoogleマップなどのナビアプリに住所を手打ちで入力する必要があります。その上ナビアプリがステーションの位置まで正確に案内してくれるというわけでもないので、ステーション近辺でナビの案内が終了したものの、ステーションが見つからず同じ場所を何度も何度も回り続ける羽目になる可能性もあるので、観光客がちょっとした足替わりに使用するには各ステーション位置の発見しづらさは致命的。

そんなわけでチョイモビ返却後は、こんな感じで利用料金がメールに届きます。

横浜市内ではレンタサイクルや……

車やタクシーなど、さまざまな移動手段が利用可能ですが、時間に余裕がある際はチョイモビをレンタルしてみて最新の小型EVに乗ってみるのも悪くないかもしれません。

・関連記事
CO2排出ゼロのEVコンセプトカー「BladeGlider(ブレイドグライダー)」速攻フォトレビュー - GIGAZINE
モノ作り大国ニッポンの礎を垣間見た、学生の作るEVカー「NATS EV-Sports Prototype02」 - GIGAZINE
電気自動車を充電可能なLED街路灯の一般販売がスタート - GIGAZINE
街中どこでも充電ステーションになるEV無線充電設備「HEVO」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ