海苔せんべい・きりたんぽなど全国のショップが考えたポン・デ・リング8種類一気に試食レビュー
ミスタードーナツは2014年3月5日(水)から、全国のショップが考えた「夢のポン・デ・リング」の中から味とアイデアに優れた8種類のドーナツをセンバツし、投票やネット上の反響などから全国販売されるドーナツを決定する「ポン・デ・センバツ!!」を開催しています。いったいどのようなポン・デ・リングが考案されているのか、東西合わせて8種類を一気に食べ比べてみました。
ショップ考案のドーナツ対決!ポン・デ・センバツ!!│ミスタードーナツ
http://www.ponde-senbatsu.jp/
今回の大会に出場するドーナツは全部で8種類となっています。西日本大会にエントリーするのは、東海・北陸代表の「ポン・デ・赤みそ」、近畿代表「ポン・デ・ミックスジュース」、中国・四国代表の「ポン・デ・なると金時」、九州・沖縄代表「ポン・デ・いきなり団子」となっています。一方の東日本大会には、北海道代表「ポン・デ・スイートポテト」、東北代表「ポン・デ・きりたんぽ」、そして関東・甲信越代表「ポン・デ・海苔せんべい」と「ポン・デ・ごまだんご」がエントリーしています。
販売地域は以下のように東西で二分割されています。なかなか他方のエリアに行くことは難しいかもしれませんが、何かの機会のついでにトライしてみてもよさそうです。
◆西日本の部
まずは西日本大会に出場する面々を味わってみます。大阪市内のショップに到着。
「ポン・デ・センバツ!!」開催中を告知するのぼりが掲げられていました。
店内に入ると、4種類のドーナツメニューが掲示されています。
各選手が出揃いました。順番にお手並み拝見といきます。
まずは東海・北陸代表「ポン・デ・赤みそ」です。名古屋を象徴する食材の一つである「赤みそ」を大胆にもスイーツに取り入れるという一品となっています。
中には、お餅のような食感のフィリングと「赤みそ」を使った甘辛いフィリングが載せられています。
パクリと一口かじりつくと、おそらく誰にも予想がつかないであろう風味が口いっぱいに広がります。生地の甘さは確かにポン・デ・リング、しかし、甘みを加えたとはいえ「味噌」の風味を残した赤みそフィリングが力強く存在をアピールしてきます。こんなドーナツ、食べたことありませんでした。
つづいては、近畿代表「ポン・デ・ミックスジュース」を味わってみます。パッケージに書かれたポン・デ・ライオンのデザインは各地域ごとに異なります。
中にサンドされたホイップクリームには、バナナ、桃、りんご、パイン、オレンジの5種類の果汁とピューレがミックスされているとのことで、まさに「ミックスジュース」の王道を行くといっても過言ではないでしょう。
ガブリと一口。大方の予想を裏切らない、いい意味でわかりやすいミックスジュースの味がします。甘み、ほのかな酸味、ミルク感が絶妙にバランス。語弊を恐れずにいうと、サンガリアが販売している「みっくちゅじゅーちゅ」と同じ系統のテイストといえます。
つづいては、中国・四国代表の「ポン・デ・なると金時」です。関西から淡路島を越えて四国へ上陸。
徳島産なると金時を使ったフィリングがサンドされています。
なると金時らしい、甘みのよく出たフィリングとなっており、仕上げにはさつまいも風味のシュガーがまぶされているという、まさに「さつまいも尽くし」の一品です。
西日本のトリを飾るのは九州・沖縄代表「ポン・デ・いきなり団子」です。
「いきなり団子」とは、輪切りにしたサツマイモと餡を練り餅などで包んで蒸した熊本の郷土料理。
もちろん、中にはさつまいもフィリングとこしあんがつめられており、やさしい甘さが口の中に広がりました。
◆東日本の部
引き続いて、東日本からエントリーの4品の実力を味わいます。神奈川県内のショップに到着。このお店には、まだセンバツを告知するポップなどは掲示されていませんでした。
以下が東日本を代表する4種類。普段のミスタードーナツではみることがない、大き目のシートにカットされた海苔が目に付きます。
まずは日本最北端の北海道代表「ポン・デ・スイートポテト」です。
バターを利かせたスイートポテトのフィリングとホイップクリームがダブルでサンドされています。
バターの風味を上回る、スイートポテトの甘さとホイップクリームがやさしい感じで口に広がります。スイーツの王道を行く仕上がりです。
つづいて、東北地方といえばコレ、ということで東北代表「ポン・デ・きりたんぽ」。
フィリングの材料にはコシヒカリが使われているということで、とても粘り気が強いものになっています。
少し焼いた味噌のような香ばしい風味が広がります。生地の食感はポン・デ・リングなのに、本当にきりたんぽを食べているような味わいが特徴的な一品です。
見た目のインパクトNo.1の関東・甲信越代表「ポン・デ・海苔せんべい」です。
生地は醤油を塗って焼き上げられており、おせんべいと同じ香ばしい香りが感じられます。海苔は当然味付けされていない焼き海苔タイプです。
このドーナツだけは、2分割されていませんでした。
強烈に不思議な見た目の完成図はこんな感じ。
肝心の味はというと「ポン・デ・リング+しょう油せんべい」としか言いようのない味わいで、非常によくまとまっていると感じました。ドーナツを見た目で判断してはいけない、ということを痛感させられる一品です。
そしてこちらも関東・甲信越代表の「ポン・デ・ごまだんご」です。
モチーフになったのは横浜中華街名物の「ごま団子」とのことで、ごまが生地上部にふんだんに振りかけられています。
半分に割ると、中にはこしあんが入れられており、こちらも「ごま団子」らしさをアピール。
一口かじると、ごまの香ばしさとこしあんの風味はまさに「ごま団子」です。ポン・デ・リングの生地の甘さもちょうど良くバランスが取れています。
全て味わってみると、いずれ劣らぬ個性派ぞろいのセンバツ大会の様相を呈していることがわかりました。投票キャンペーンは2014年3月5日(水)から3月23日(日)までとなっており、下記リンクからTwitterかFacebookで投票するようになっています。投票した人にはもれなく「ポン・デ・センバツ!!オリジナル壁紙」がプレゼントされるほか、抽選で50名にミスタードーナツの商品券1000円分がプレゼントされるとのことです。
食べて点数を投票しよう!│ショップ考案のドーナツ対決!ポン・デ・センバツ!!│ミスタードーナツ
http://www.ponde-senbatsu.jp/campaign/
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