ページが読みやすくなる新フォント「Sitka」とは何か?
Windows 8.1に標準搭載されている「Internet Explorer 11」に、ウェブページを読みやすくできる新機能として「Reading View」が追加されており、この新機能をオンにするとWindows 8.1から採用された新しい標準フォントのひとつ「Sitka」で閲覧可能となります。
Introducing Reading View in IE 11 - IEBlog - Site Home - MSDN Blogs
http://blogs.msdn.com/b/ie/archive/2014/03/04/introducing-reading-view-in-ie-11.aspx
IE11の新機能であるReading View表示は、ブログ・記事など読みたいウェブページを読みやすくしてくれるもので、追加のインストールなどは必要なく、すべての言語に対応。
Reading View表示を使用するにはアドレスバーの横にある「Reading Viewボタン」をタッチするとオンオフを切り替えられます。キーボードなら「CTRL+SHIFT+R」で全画面化し、「Esc」で元に戻すことが可能。Reading View画面のまま前のページに戻るにはスワイプ、もしくは「バックスペース」をクリックします。他にも、「次へ」をクリックしなければ続きが読めない記事でも、自動で判別してスクロールするだけで全てを読むことが可能な機能も搭載されています。
Reading View表示時にはページ中のフォントが自動的に「Sitka」フォントに変換されるようになっています。「Sitka」はウェブページが読みやすくなるように設計されており、印刷にも適しているとのこと。「文字の間隔」「文字サイズ」「x(エックス)ハイト」を考慮しており、例えば下記画像のように、同じ2.0emのサイズであっても使われる部分によって読みやすくなるように調整されています。
「見出し」「本文」「表示サイズ"小"」などページ内のテキストによって最適化されることで「読みやすさ」にこだわったフォントとなっており、この調整は同一のフォントファミリーや異なるウェイトでも有効で、どのようなサイズの画面でも読みやすさを最優先できるデザインになっている、とのことです。
・関連記事
フォントやレイアウトで人にいい印象を与え好意的に文章を読んでもらう方法 - GIGAZINE
NASAのマニュアルに学ぶ読みやすいタイポグラフィを作る11個のルール - GIGAZINE
ウェブページを読む速度が最大30%増加するブックマークレット「BeeLine Reader」 - GIGAZINE
文字の上にカーソルを置くだけでフォント名が分かるChromeの拡張機能「WhatFont」 - GIGAZINE
街中にある個性的なフォントが無料で使える「のらもじ発見プロジェクト」 - GIGAZINE
無料で自分が手書きした文字をフォントファイルに変換できる「Handwriting font creator」 - GIGAZINE
無料で商用可のちょっと手書きっぽい日本語フォント「やさしさゴシック」 - GIGAZINE
任意のサイトを指定のWebフォントで表示させるサービス「TypeWonder」 - GIGAZINE
無料で商用利用も可能だが見る者を圧倒して威圧する「ゲバ文字フォント」 - GIGAZINE
「読みにくいフォント」で学んだ情報の方が記憶に残る - GIGAZINE
・関連コンテンツ