ハードウェア

自転車乗りの背後をHD画質で記録するテールランプ型ドライブレコーダー「Fly6」


自転車に乗っていると主に前方を見て走行して後方は不注意になりがちなため、暗い夜道ではテールランプで背後を照らして居場所を伝えることは必須です。そんなテールランプの中にHD画質で撮影可能なカメラを搭載したサイクリスト用ドライブレコーダーが「Fly6」です。

Fly6 Cycling Accessory | HD Camera & Tail-Light Combo by Andrew Hagen & Kingsley Fiegert — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/fly6/fly6-cycling-accessory-hd-camera-and-tail-light-co

テールランプ型HDカメラ「Fly6」でどのように背後を記録してくれるのかは以下のムービーから見ることができます。


「私たちはサイクリストにとって道路をもっと楽しめるものに変えていきたい」


「Fly6」の共同開発者キングスレーさんは、子どものころに自転車に乗っていた時の体験を語っています。


幼いキングスレーさんは背後からバイクに乗った若者にパチンコで撃たれ、車のようにバックミラーがないため背後が確認できず、何が起きたかもわからない状態だったとのこと。


そんな無防備になりがちなサイクリストの背後を記録できるのが「Fly6」。


速度を出しすぎる車の運転手は「スピード違反取り締まりカメラ設置」という看板を見れば速度を落としますが、Fly6はキングスレーさんの時のような若者のイタズラを記録したり、背後を撮影することで全ての人が交通ルールを守ってマナーを意識した行動をとったりできる、というコンセプトになっています。


テールランプ機能はクルクルと回転しながら常時点灯するライトと、定期的に赤く発光するライトが常時点灯。夜道でもサイクリストの居場所を確実に知らせて安全を確保できます。


ナノテクノロジーによる高い防水性で雨の日でも使用可能なサイクリングアクセサリーとなっています。


以下はサイクリング中にFly6で撮影したキャプチャ画像。HD画質でとても鮮明に録画できていることがわかります。


なお、このKickstarterムービーもFly6で撮影したとのこと。


Fly6には「HD画質(720p)の録画・録音」「ナノテクノロジー防水」「高視認性のテールライト(9.8ルーメン)」「USB充電可能なリチウムイオンバッテリー」「満充電から5時間動作可能」「ループ録画機能」「衝撃時に写真撮影機能」といったさまざまな機能を搭載。重量は105g、長さ100mmで容量8GBのmicroSDカード(class 10)が付属しています。


Kickstarterのプロジェクトに135豪ドル(約1万2300円)を出資すると、定価169豪ドル(約1万5300円)のFly6本体とサドルバー取付用パーツのセットを1つゲット可能。オーストラリア国外への発送は別途10豪ドル(約900円)が必要です。発送は2014年5月ごろを予定しており、出資の締め切りは2014年3月10日(月)の15時までとなっています。

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in ハードウェア,   乗り物,   動画, Posted by darkhorse_log

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