自転車乗りを車やバイクから守るためのウィンカー付きグローブ「Zackees Turn Signal Gloves」
自転車は歩くよりも格段に素早く移動でき、自動車よりも小回りが利くとても便利な乗り物ですが、自転車専用道路がしっかり整備されている場所ばかりではないので、専用道路がない場合は車道を走る必要があります。車道を走っているとしばしば路上駐車中の車に出くわし、それを追い越そうと車道の中央付近に寄ると、後ろから来た車にクラクションを鳴らされたり、スレスレを走られ寿命が縮む思いをしたりしますが、歩道では歩行者から邪魔な目で見られて「どこを走ればいいんだ……」という思いをすることがあります。そんな自転車乗りが事故に遭わないように、周りに向けて「ウィンカー」を出せるようになるグローブが「Zackees Turn Signal Gloves」です。
Zackees Turn Signal Gloves by Zach Vorhies — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/zackees/zackees-turn-signal-gloves
これがZackees Turn Signal Gloves。素材にはレザー・吸水性の高いタオル生地・高価な糸・ワイヤーなどが使用されており、とても丈夫です。そして手の甲部分にはウィンカーライトが付いており、これには防水処理が施されているので洗濯も可能となっています。
ウィンカーを点灯させるためのスイッチは親指と人差し指の間にあるスタッズ。
グローブを装着して……
手を握るようにすればスタッズが接触してウィンカーが点灯するというわけです。スタッズをくっつけている際、ウィンカーは車のもののように点滅します。
Zackees Turn Signal Glovesは1日4分間点滅を繰り返すだけならば3~6か月の使用が可能。バッテリーはオリジナルのボタン充電池と使い捨てのボタン電池CR2032を使用可能で、バッテリーのタイプに応じてライトのパワーを調節してくれますがオリジナルのボタン充電池を使用した方がより明るく光るようです。なお、充電池は専用のUSB充電器で充電できます。
このウィンカーがあれば、暗がりでもどの方向に移動しようとしているのか意思表示が可能。ライトには強力なLEDライトを使用しており、周囲の状況に応じてLEDの出力を上げ下げするための光センサーも内蔵しています。
手の甲部分にウィンカーがついているので、前からやってくる車や歩行者からも良く見えます。
また、車道を走行している際。
こんな風に手を上げながらウィンカーを点滅させれば……
後ろから来る車やバイクや自転車に対して次の動きを示せ、安全に車道を横断したりが可能になるというわけです。
スケーターや……
ランニングをしている人も……
Zackees Turn Signal Glovesを装着すれば安全に趣味を楽しめます。
このZackees Turn Signal Glovesは現在Kickstarterにて出資を募っている最中で、65ドル(約6800円)と日本への配送料としてプラス15ドル(約1600円)の出資をすれば黒色のグローブ1組をゲット可能。さらに、99ドル(約1万円)プラス20ドル(約2100円)の配送料を出資をすれば黒・赤・青・ピンクのいづれかのカラーのグローブ1組と、ボタン充電池と充電器がゲットできます。さらに399ドル(約4万2000円)プラス20ドル(約2100円)の配送料を出資すれば、即グローブの製造が開始され、出資期限の1月8日午後2時8分から1週間以内には配送してくれる、とのことです。
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