ホワイトボードをカバンのように持ち歩いて外出先でもアイデアが話し合える「Ideaboard」などホワイトボード4種類を使ってみました
クリエイティブさを発揮させるためには1つの部屋にこもるのではなく、外へ繰り出してアイデアを出す方法も有効ですが、グループでアイデアを出し合う場合や人にプレゼンする時に、外出先だとホワイトボードがなく情報の共有が難しいこともあります。「The Ideaboard」はカバンのように持ち歩きできるホワイトボードで、書いたものをファイルから出して壁に貼り付けることも可能となっており、今回、大きめサイズの「The Ideaboard」と「The Mini Ideaboard」「Ideafolio」「Wall-it Sheets」の4つを借りることができたので、4種類のホワイトボードがどんなシチュエーション向きなのか、確かめてみました。
Whiteboard Reinvented: Home of the Ideaboard
http://www.whiteboardreinvented.com/
これがThe Ideaboard。簡単な説明書などが一緒に添えられていました。
大きさは大体46cm×71cm×6cm。
成人女性が持つとこんな感じ。ビジネス用のバッグより大きめです。
前から見るとこう。
かなり大きめサイズに見えますが、しっかり取っ手がついているので持ち運びは楽ちんです。
使用する時はまずボードを留めている革のベルトをはずし……
オープン。
中に挟まれている用紙はバラバラにならないよう、ゴムベルトで固定してあります。
ホワイトボードシートとペンケースは4つのリングで留めてあります。
リングから外してみると、ファイリングされていたのは3枚のホワイトボードシートと3枚の透明シート。
ペンケースはファスナー式。
ペンはlow odor markersの青色が入っていました。
説明書には簡単な使い方などが英語で書いてありました。
ということで、まずはプレゼン資料っぽいものを作ってみます。印刷した紙から画像を切り取ってホワイトボードシートの上に載せていきます。
ある程度の大きさまでなら、ノリやテープがなくとも静電気の力で資料をシートに貼り付けることが可能。
さらに透明シートをかぶせ、ペンを使って「納豆を424回混ぜまくると、一体どうなるのか?」ということをプレゼン。
さらに別のことを説明したい時は、1枚目のホワイトボードシートをリングから外し、新たなホワイトボードシートに写真を置き、透明シートをかぶせていきます。
書いた内容を消さなくとも新しいシートで別の説明が可能というわけです。また、シートはプラスチック製なので、テープを使って簡単に貼り付けたり剥がしたりができます。
透明シートに書き込んでいるため、利用した資料を汚してしまうこともありません。
透明シートだけではなく、ホワイトボードシートへの書き込みもOK。
書いた物の上に透明シートをかぶせて……
さらに書き込み。
原案を消さずとも詳細の修正が可能となり、何かをデザインする時に「失敗して1から書き直し」という事態が起こりません。なお、イレイザーはついていないのですが、書き込みはティッシュなどで簡単に消せました。
大きめサイズだということもあり、しっかりと量が書き込め、カフェや自宅などホワイトボードがない時に使用すると、かなり見やすい印象。常日頃からアイデアを出し合う場面があるグループや、プレゼンを使って人を説得する営業などの仕事の人であれば1つ持っていると便利そうです。
かなり大きいサイズの「The Ideaboard」ですが、サイズ小さめの「The Mini Ideaboard」も販売されています。
これは革のベルトではなく、ゴムのベルトでノートが開かないようになっています。
The Mini Ideaboardは大体32cm×27cm×5cmで、A4ノートよりは大きめですが、片手で持つことができるサイズ。
取っ手はついていません。
横から見た様子。
開いてみるとこんな感じ。
全体的な仕組みはThe Ideaboardと同じですが、The Mini Ideaboardはホワイトボードシート&透明シートが5組挟まれており、ペンは少し細めの黒色マーカーでした。
ということでこれも使ってみます。まずはホワイトボードに書き書き。
さらに透明シートをかぶせて、上から黒色で文字を塗りつぶします。
小さめサイズのため書き込める量が少なく、効果的にプレゼンをしたりアイデアを大人数に伝えるためには少しスペースが足りませんでしたが、透明シートの内容を消してもホワイトボードシートの内容は残るため、1人でデザインをアレコレ悩む時には便利。カバンに入れて持ち運べるサイズなのもポイントです。
続いては「Ideafolio」。サイズは大体32cm×27cmです。
これはThe Ideaboard・The Mini Ideaboardとは違い、フカッとした素材で作られているので、やや厚みがあります。
マグネット式ボタンを外してIdeafolioを開きます。
オープン。向かって左側に透明ファイルが2枚、真ん中にペン、右側にノートパッドがセットされていました。
ノートパッドはこんな感じ。
ノートパッドはトップ5枚が切り取り可能なホワイトボードシートとなっており……
その下に通常の用紙が置かれています。
一見ただのノートのように見えますが、先ほどまでのホワイトボードシートと同様に、このシートも書いて・消してが繰り返せます。
書いたものをファイリングしていくことも可能です。この商品は、自分一人でアイデアを練る時は「消す」という作業をせずに、ひたすら書き込み→気に入らなかったら捨てるという作業方法を取るという人向け。気に入った物はとっておくことができ、さらにそのアイデアをもとにホワイトボードシートを使って誰かとあれこれ話しながらアイデアを改良していくことが可能です。
最後はWall-it Sheets。何やら大きなサイズの段ボールに包まれてやってきました。
中に入っていた製品はこんな感じ。
シートは全部で3枚入り。それぞれの右端がヤシの木・ビル・お城型に切り取ってあります。
測ってみたところ、シートの大きさは60cm×91cm。今回レビューした4つの商品で最も大きく、女性の手で持つとこれくらいのサイズでした。
背面には両面テープがついており、壁に貼って使用できるようになっています。
白い壁に貼ってみたところ、完全に壁と一体化。あまりにも溶け込みすぎて写真では判別が難しいレベル。
これは、憧れの「壁に思い切り落書き!」ができる……!ということで、書き書き。Wall-it Sheetsを製作するWhiteboard Reinventedによると、ネットショップで購入できる大きなホワイトボードシートは丸めて届けられたり折り目付きで届けられることがあるところ、プラスチック素材を使用し、シートに厚みを加え、発送の際に追加コストをかけることで大きめサイズにも関わらず完全にフラットなシートをユーザーに届けられるようにしたとのこと。持ち運びには向いていないので、家に常設しておく用ですが、3枚並べれば巨大なお絵かきスペースになるので、童心に返ってお絵かきしたり、思う存分書き込みまくって頭の整理をするのに便利です。
なお、各商品のAmazon価格はThe Ideaboardが税込5625円、The Mini Ideaboardが税込2791円、Ideafolioが税込2500円、Wall-it Sheetsが税込2500円となっています。
Amazon.co.jp: Ideaboard アイディアボ ード: 文房具・オフィス用品
http://www.amazon.co.jp/dp/B00B6BTK94
Amazon.co.jp: アイディアボード ミニ: 文房具・オフィス用品
http://www.amazon.co.jp/dp/B00B6GA476
Amazon.co.jp: Ideafolio アイディアフ ォリオ: 文房具・オフィス用品
http://www.amazon.co.jp/dp/B00B4M6GII
Amazon.co.jp: Wall-It ウォール-イット ツート: 文房具・オフィス用品
http://www.amazon.co.jp/dp/B00B4MAG3Y
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