かっぱえびせんを6種類のチョコで包んだ「YUTTE」と「フルグラ」をおとな味にした「フルグラチョコ」を食べてみました
バレンタインが近づき街中にチョコレートの姿が見えはじめていますが、カルビーが1月29日(水)から期間限定で、かっぱえびせんにさまざまな味のチョコレートをコーティングした「かっぱえびせん YUTTE」とシリアル「フルグラ」におとな味のチョコレートをコーティングした「フルグラチョコ」を発売しました。
ニュースリリース 『かっぱえびせん YUTTE』『フルグラチョコ』| カルビー株式会社
http://www.calbee.co.jp/newsrelease/131211.php
まずは「かっぱえびせん YUTTE」から食べてみます。
パッケージ裏面はこんな感じ。「びたーちょこ味」「みるこちょこ味」「苺味」「紫いも味」「抹茶味」「柚子味」の6種類が入っています。
YUTTEは個別でも販売されているのですが、今回購入したのは全6種類のYUTTEが1セットになったバージョン。YUTTEは1個525円(税込)なので、6個セットで3150円(税込)です。
パッケージには見覚えのあるエビのマーク。なお、YUTTEという名前は「渡す相手と気持ちをつないでほしい(=結ってほしい)」という思いが込められているとのこと。
まずは「びたーちょこ味」からいただきます。
パッケージを開けると、模様入りの袋に包まれていました。袋の外から見るとチョコレートよりもかりんとうっぽい感じ。
お皿にあけます。
内容量は25g。
手でつまむとこれくらいの大きさ。
口に入れてまず感じるのはビターチョコレートのすっきりした甘さで、歯を立てた瞬間にサクッとした食感と共にふんわりとエビの香りが口の中に広がります。思ったよりも磯っぽさは強くないので食べやすいのですが、人によっては「かっぱえびせんというよりは、チョコレートでコーティングされたパフのお菓子」を食べていると感じるようで、「かっぱえびせん」ぽさを期待しているとちょっと肩すかしを食らうこともある様子。
続いては「苺味」
見た目は赤いつぶつぶが入っている薄いピンク色のチョコレート。
チョコレートのイチゴ味はお菓子に使われているような、やや人工的なイチゴ味なので、市販のイチゴ味のお菓子が好きな人ならおいしく食べられます。使ってあるかっぱえびせんはビターチョコレートと同じだと思うのですが、イチゴと組み合わせた結果、なぜかよりエビの味を強く感じました。イチゴ+エビの不思議な香りで口が満たされるのですが、かっぱえびせんっぽさがよく出ているので、かっぱえびせんフリークならば試してみる価値あり。
3品目は「みるくちょこ味」
これもかりんとうっぽい見た目。
ビターチョコレートよりも甘みが強くマイルドなのですが、雰囲気的には「びたーちょこ味」と同じくエビの風味は薄め。食べやすく、ゆえにイチゴ味に比べると少しパンチは小さめですが、素直においしいと言える味です。
4品目は「紫いも味」
紫いも味は袋を開けた瞬間に紫いものいい香りがふわっと広がり、かなり好印象。見た目はイチゴ味より薄いピンクっぽい色合いです。
こちらも歯を立てるとほのかにエビの香りを感じるのですが、それよりも紫いもの香りが強く出ています。あまりチョコレートには見られないという物珍しさとしっかりした紫いもの風味がほのかなエビの味とうまくマッチしており、編集部内では人気の1品でした。
次は「抹茶味」
こちらも袋を開けた瞬間にほろ苦い抹茶の香りが広がりました。
かなりしっかりとした抹茶味で、口に入れた瞬間に甘さと苦みを感じるのですが、初めは「苦い!」と感じていた人でも食べ慣れてくると苦みに慣れて「これはこれでアリ」と感じるようになっていました。
これも抹茶の味が全面に出ており、エビの存在感はそこまで強くありません。チョコレートでコーティングされた柿の種ほどパンチはありませんが、ふんわりとエビの香りを感じるお菓子です。
最後は「柚子味」
これも袋を開けた瞬間にゆずのさわやかな香りが広がりました。
食べてみるとゆずの酸味はなく、ひたすらさわやかな香りのみ。エビ+ゆずと聞くと「?」とういう感じですが、不思議と相性は悪くなく、適度な甘さと香りで上品に仕上がっている印象でした。
一通り食べてみたところ、全体的にエビっぽさが控えめな気がしたため、定番の「かっぱえびせん」を購入してチョコなしのかっぱえびせんの味を確かめてみました。
レギュラーサイズは内容量90gで、ローソンストア100で購入したため価格は税込105円。
びたーちょこ味と定番のかっぱえびせんを並べてみると、大きさはほぼ一緒。
YUTTE全6種類と並べてみました。やや薄味に感じられたYUTTEのかっぱえびせんですが、久々に定番のかっぱえびせんを食べてみると中のパフの部分の味は同じ。ただかっぱえびせんは外側に味付けがされているため、単体で食べるとやや味が濃く感じられました。
またYUTTEを食べている時、「かっぱえびせんってこんなに味が薄かったけ?」と思っていたのですが、断面を比べてみると全く一緒。
つまり、外側のコーティングが違うだけで使われているものは一緒というわけです。では定番のかっぱえびせんを使ってYUTTEもどきを作ってみるとどうなるのか?とちょっと気になったので、やってみました。まずは市販のチョコレートをお皿に砕いて……
レンジでチン。
溶けたチョコレートにかっぱえびせんを投入していきます。
コーティング完了。
さらに冷やして固めたものが以下です。
見た目はそれっぽい感じ。
食べてみると予想通りYUTTEより塩味が強く、亀田の柿の種チョコ&アーモンドに近い仕上がりです。ただしチョコレートの味+塩味が強すぎて磯の香りはほとんど感じられず、ただ塩チョコレートでパフを包んだお菓子のような雰囲気になっていました。エビの風味が感じられるようにするチョコレートの配分は非常に難しく、かっぱえびせんから塩気が抜かれてYUTTEが作られている理由はここにあるようです。
次は「フルグラチョコ」を食べてみます。これはカルビーのシリアル「フルグラ」をおとな味のチョコレートでコーティングしたもの。全部で3種類あり、個別でも1個525円(税込)で販売されていますが、3つセットは1575円(税込)で購入可能。今回は3つセットを購入しました。
パッケージ裏面はこんな感じ。
右からホワイトチョコレート・キャラメル・ラズベリー味。
開封。
フルグラチョコは「オーツ麦やライ麦などの穀物を焼き上げたグラノーラと複数のドライフルーツをほんのりビターなキャラメル味のチョコレートでやさしくコーティングした」大人のチョコレートになっているとのこと。
チョコレートは銀色の袋で個別包装されています。
内容量は全部で10個。
開封してみると以下のような感じ。左からキャラメル・ラズベリー・ホワイトチョコレートです。
まずはキャラメル味から食べてみます。
非常に滑らかなチョコで、市販のお菓子にあるなんちゃってキャラメル味ではなく、しっかりしたキャラメルの風味。パフだけでなくかみ応えのあるオーツ麦なども含まれているので、小さなチョコレートですが、しっかり味わうことができます。
続いてはラズベリー。
中に入っているフルグラは3種とも同じなのですが、小さな粒のため、ものによってちょっと雰囲気が異なります。パフが少なめで麦がしっかり入っていたり……
大きなレーズンやドライストロベリーが入っていたり。チョコレートの大きさと比較するとかなり大きめの具となっていて、食べ応えあり。
最後はホワイトチョコレート。
非常にまろやかなホワイトチョコレートで、イチゴの酸味やレーズンの甘みがマッチしており、カフェタイムにピッタリです。
なお、「かっぱえびせん YUTTE」「フルグラチョコ」は阪神梅田本店 8階催場 バレンタインスタジアムで2014年1月29日(水)~2月14日(金)の期間限定販売。各パッケージには以下のような感じでメッセージが隠されているので、完全なる義理チョコで1ミリたりとも誤解されたくない、という人は注意してください。
・関連記事
脂肪蓄積抑制・抗酸化作用などがある「希少糖」を使ったチョコケーキなどを食べてみた - GIGAZINE
食べ物・飲み物・あらゆるものがチョコまみれのチョコレート専門レストラン「MAX BRENNER CHOCOLATE BAR」に行ってきました - GIGAZINE
やわらか~い生チョコでチョコアイスを包み込んだ「セブンゴールド金のアイス 濃厚生チョコ <期間限定チョコ>」レビュー - GIGAZINE
セブンプレミアムの「濃厚な味 チョコバー」は108円とは思えないリッチな味 - GIGAZINE
チョコレートをもっと食べるべき10の理由 - GIGAZINE
・関連コンテンツ