センター試験で93人がリスニング機器のトラブルにより再テストを受ける
By 鶴野紘之
2014年1月18日から、全国でセンター試験が行われていますが、1日目に行われた英語の試験では、いくつかの大学でリスニング機器のトラブルが発生したため、試験終了後にテストを受け直すなどの処置がとられています。
センター試験トラブル続発 リスニング、93人やり直し:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASG1L6HDRG1LTIPE01T.html
リスニング機器のトラブルは九州では、九州大(福岡市)2人▽九州工業大(北九州市)1人▽久留米工業大(福岡県久留米市)1人▽長崎大(長崎市)4人▽大分大(大分市)3人▽宮崎大(宮崎市)1人▽鹿児島大(鹿児島市)1人――が時間をずらして受けた。佐賀県では、1人が開始直前にICプレーヤーを床に落とし、音声メモリーが飛び出たため、試験終了後に受けた。
センター試験1日目 リスニングでトラブル 一部で開始遅れ (産経新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140119-00000072-san-soci
英語のリスニングでは、機器の不具合などにより横浜国大や新潟大など全国79会場で93人がテストを受け直した。また、茨城大の会場では遅刻した受験生1人の誘導をスタッフが誤り、100分遅れで別室で受験させるトラブルがあった。
2会場で機器不具合…センター試験 : 新潟 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20140118-OYT8T01087.htm
18日午後のリスニング試験では、新潟大の2会場で計4人が機器の不具合などを申し出て、再受験した。また、2会場のうち1会場では機器の配布に手間取り、開始時間を5分遅らせた。
毎年こういったリスニング機器のトラブルは発生していますが、センター試験全国の志願者数56万672人の中が93人(約0.016%)が再テストとなりました。故障率をゼロにすることはなかなか難しいところですが、2013年は53万6672人中76人(0.014%)だったため、2年続けて同程度の割合となっています。一部悪天候による電車の遅れで、1日目に静岡の177人が再テストとなったほかは、今のところ大きな問題は起きていないようです。
・関連記事
センター試験廃止後に導入される「達成度テスト」の難易度が判明 - GIGAZINE
センター試験解答速報の公開が開始される - GIGAZINE
2014年のセンター試験の問題に「手塚治虫」が自身の漫画と一緒に登場 - GIGAZINE
・関連コンテンツ