AndroidやiOS端末をメガネから操作可能にする「GlassUp」のプロトタイプはこんな感じ
![](https://i.gzn.jp/img/2014/01/08/glassup/top_m.jpg)
SF世界のアイテムが現実になったようなメガネ型コンピューター「Google Glass」がテスト段階ですが、Android・iOS・Windows Phone端末をBluetooth経由で操作できるようにするメガネ「GlassUp」も現在イタリアで開発されています。2013年夏には出資を募っている段階だったのですが、現在行われているCES 2014でプロトタイプが公開されており、2014年夏には第一陣への発送が行われる予定です。
Features | GlassUp
http://www.glassup.net/features/
Google Glass competitor GlassUp unveils first public prototype at CES | VentureBeat | Gadgets | by John Koetsier
http://venturebeat.com/2014/01/07/google-glass-competitor-glassup-unveils-first-public-prototype-at-ces/#vb-gallery:1:880096
Italian Google Glass competitor GlassUp shows off first prototype | The Verge
http://www.theverge.com/2014/1/7/5285446/italian-google-glass-competitor-glassup-shows-off-first-prototype
GlassUpはメガネからスマートフォン上のアプリ操作などを行えるようにするメガネ型コンピューター。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/01/08/glassup/03_m.jpg)
Android・iOS・Windows Phoneで使用でき、メッセージやイベントの通知・現在位置の周辺情報の提供・ゲーム・地図・翻訳機能などスマートフォン・アプリの操作が可能になる予定です。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/01/08/glassup/05_m.jpg)
スマートフォンとBluetooth接続して機能を拡張するアイテムのためスマートフォンを常に持っていることが必須で、テキストメッセージは読むこと専用となっており、メッセージに返信をするためにはスマートフォンを使う必要があります。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/01/08/glassup/04_m.jpg)
以前からGlassUpを開発していたCEOのFrancesco GiartosioさんはGoogle Glassの発表を聞いた時「全てをやめて家に帰りたくなった」そうですが、Google GlassとGlassUpのビジョンは別のものであるとして開発を続行。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/01/08/glassup/07_m.jpg)
両者の差異のうちの1つが画面の表示方法で、例えばGoogle Glassはレンズがメガネ全面ではなく、顔の横側に取り付けられているため、画面を見ようとすると視線を横にずらす必要があるのですが、GlassUpは真正面に表示が行われるため、視線の移動は不要となっています。以下がそのサンプルで、緑色の線画や文字が目の前に浮かんでいます。映像が表示されるわけではないので、視界の邪魔にはなっていません。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/01/08/glassup/08_m.jpg)
以下が現在行われているCESでGlassUpのプロトタイプを着用するGiartosioさん。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/01/08/glassup/06_m.jpg)
プロトタイプはこんな感じ。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/01/08/glassup/11_m.jpg)
上から見た様子。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/01/08/glassup/13_m.jpg)
着用している様子は眼科で行う検査のようです。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/01/08/glassup/10_m.jpg)
公開されたプロトタイプは使用者の頭の大きさに合わせてサイズを変更できるようになっており、GlassUpによれば、画面の表示をしっかり見るためには角度が重要になってくるため、ここがポイントだとのこと。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/01/08/glassup/12_m.jpg)
ファッションアイテムのようなGoogle Glassとは違い、GlassUpはスマートフォンと同様に「日常に根付いたデバイス」となることを想定しており、Indiegogoでは10万ドル(約1000万円)以上を集めるなど、かなり期待度は高め。予定価格は399ドル(約4万2000円)で、第一陣への発送は2014年夏を予定していますが、The VergeはGlassUpが目標とする最終ゴールにたどり着くためにはさらなる開発が必要だと見ています。
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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article A prototype of "GlassUp" that enables An….